今回は、古米を美味しく炊き上げる方法をご紹介します。
古米は新米と比べると、やはり質の部分では落ちてしまうと思います。
ですので、古米を捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、少し手間を加えるだけで、古米でも簡単に美味しく炊き上げることが可能です。
今回は、いくつかポイントをご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
・氷を使う
お米を通常通り研いだら、少なめの水と氷を2つほど入れます。
なんと氷を入れるだけで、ツヤツヤでもちっとした食感のごはんを炊けるのです。
なぜなら、お米は沸騰するまでの時間がゆるやかですと、甘味が増していくからです。
また、炊く前に冷水に浸しておくだけで、お米の芯までしっかりと吸収します。
・みりんを使う
みりんを使用することで、アルコールが揮発する時に、ぬか臭さを一緒に取り去り、臭いを消してくれます。
また、みりんに含まれている糖が米をコーティングしてくれるので、つやつやに炊き上げられます。
美味しくごはんを炊き上げるポイントとしては、手早く、ムラなく、優しく炊き上げることが重要です。
そこでまず、お米を洗う時は、1回目はさっと洗うようにしましょう。
臭いのある古米の場合は、強く洗って臭いが取れるまで洗うようにしましょう。
古米は1~2時間、新米は40分~1時間ぐらい浸水させて、みりんを1合につき、1杯ぐらい入ると良いでしょう。
・日本酒を使う
日本酒のアルコール作用と日本酒に含まれている糖分によって、お米をよりおいしく炊き上げられます。
古米に付いている臭いは、日本酒のアルコール成分がしっかり取ってくれ、糖分によって、ごはんの甘味が増して、美味しく仕上がります。
日本酒の量はお米200gに対して、小さじ1~2杯程度入れるのがおすすめです。
注意点としては、日本酒を多く入れてしまうと、日本酒独特の臭いが出ることがあるので、お酒が苦手な方は、少なめにしましょう。
日本酒は、冷たくなってしまったごはんにも効果的です。
日本酒を入れてから電子レンジに入れることで、冷やごはんでも、炊きあがりの状態のように、美味しくふっくらと食べられます。
また、加熱によって、アルコール成分が蒸発するので、お子様でも問題なく食べられます。
・まとめ
今回は、古米を美味しく炊き上げる方法をご紹介しました。
ちょっとした工夫で古米でもおいしく食べられます。
家にたくさん古米が残っているという方は、是非参考にしてみてください。