2025年3月現在、お米市場では政府備蓄米の買戻しや価格動向など、さまざまなニュースに注目が集まっています。
一方で、おむすびブームの継続や福島県産「福、笑い」のおにぎりが全国展開を果たすなど、明るい話題も続々。さらに「お米の安定供給」を目指した「お米のサブスク」にも大注目です。
日本の食卓の主役・お米をめぐる最新トレンドを、ぜひチェックしてみてください。
お米の気になるニュース4選
政府備蓄米の買戻し条件付き販売、約14万トンが落札される
政府は令和7年3月10日から12日にかけて実施した「政府備蓄米の買戻し条件付き販売」の入札結果を発表。7事業者が参加し、提示数量15万579トンのうち14万1,796トン(落札率94.2%)が落札されました。落札価格(落札された販売区分の加重平均)は60キログラムあたり2万1,217円です。
この措置は市場の価格高騰を緩和し、流通を円滑化することが目的とされています。農水省は「価格操作が目的ではなく、あくまで流通の円滑化のための処置」としながらも、「国民生活への影響を考慮した決断」と説明。落札されなかった約8,783トンは全て5年産米で、新しいお米が十分に供給されていると市場が判断していることが示唆されています。
カレーライス1食386円、前年同月から67円増加に
キャンプやイベント、家庭の食卓など、さまざまな機会で食されるカレーライス。帝国バンクは、カレーライス1食あたりのコストを示す「カレーライス物価」を公表しました。
2024年12月は前月比で9円増加の386円となり、前年同月比67円増加。9カ月連続で最高値を更新し、2015年以降の上昇幅も最大です。カレーライス物価の内訳は次のとおり。
- ・カレー具材:206円
- ・お米:151円
- ・カレールー: 25円
- ・水道光熱費: 4円
お米の高騰が落ち着きを見せる一方で、値下がりの可能性は低く、今後も150円台が続くと予想されています。
おむすびブーム継続中!未来を担う子どもへ販促イベントも
ファミリーマート・富沢信人執行役員によると、おむすびの売上は2桁成長と好調で、3月から大幅な販促を予定しているとのこと。現代の流れを反映した低価格カテゴリの人気だけでなく、新型おむすび成形機の導入により手で握ったような再現性の高いおむすびを実現したことが強みとしています。
また、子ども向けの「おにぎり」教室を開催し、親子での食育や伝統文化の継承にも注力。さらにJAグループとも連携し、国産食材の魅力を発信しています。
ローソン、福島県産「福、笑い」のおにぎりを新発売!全国で展開へ
ローソンと日本おこめぐりの共同企画「日本おこめぐり」シリーズ第14弾として、福島県産「福、笑い」を使用したおにぎりが全国店舗で発売開始。「福、笑い」は食べた人に笑顔が生まれるようにという願いが込められており、大粒で強い甘みと香りが特徴のブランド米です。
炊き上げがふっくら艶やかな「福、笑い」は、くりやでも販売中。窒素充填包装で精米仕立ての味を1年間維持し、開封後でもつきたての品質でお米を楽しめます。
※開封後は通常の米袋と同様、酸化が始まるため冷蔵庫や冷暗所で保管し、早めにお召し上がりください。
くりやの「福、笑い」はこちらから
サブスクで実現する安定供給!くりやの取り組み
昨年末のお米不足やコメ価格の高騰などを受け、市場では「お米のサブスク」が注目を集めています。「お米のサブスク」とは、年間を通じ、安定した価格でお米が確実に届くサービスのこと。
くりやでご利用いただけるお米のサブスクのポイントは次のとおりです。
- 1.一年間の確実なお米の確保:新米が出回る11月~翌年10月までの1年間、必要量を事前に確保し、「お米不足」の不安を解消
- 2.定期的にお届けする新鮮なお米:毎月1日~3日の間に、くりや工場から精米されたばかりの新鮮なお米を出荷、その時々の旬のお米を厳選
- 3.家庭の炊飯量に合わせた便利なパック:一般的な家庭での1回の炊飯量(2合程度)に合わせ、計量の手間なく簡単に炊飯できる2合パック
- 4.「安定供給」と「適正価格」の両立:市場価格の変動に左右されない安定価格で、ごはんソムリエが選ぶ旬のお米を楽しめる
詳しくは、くりやの公式ブログをご覧ください。
お米をめぐる最新ニュースやトレンドを見ると、安定供給と品質へのこだわりがますます重要になっていることがわかります。くりやは今後も、みなさまの食卓に安心でおいしいお米をお届けするために、さまざまな取り組みを続けてまいります。