パックご飯の進化│最新の美味しい銘柄とその特徴

以前より格段に味わい深さを増したパックご飯。その進化は止まらず、今では炊き立てのような美味しさを楽しめるようになりました。本記事では、パックご飯の美味しい銘柄とその特徴を交えてご紹介します。

 

パックご飯の進化│最新の美味しい銘柄とその特徴

 

近年、パックご飯は単身世帯や高齢者世帯、共働き世帯を中心に急速な需要拡大を見せています。「レトルト食品」というイメージが強いパックご飯は、技術革新により品質が向上し、炊きたてのご飯のようにふっくらとした深い味わいが楽しめるようになりました。

 

本記事では、進化を遂げるパックご飯の魅力と最新の美味しい銘柄について詳しくご紹介します。

 

パックご飯の生産量増加の背景

パックご飯は2023年同月と比べ、下表のように増加傾向にあります。

 

▼前年対比

分類名 2024年1月 2 3 4
無菌パック米飯 5% 9% 6% 4%

引用:農林水産省|米に関するマンスリーレポート6月号

 

パックご飯の普及の背景には単身世帯や共働き世帯の増加のほか、「時短」重視の食生活へのシフト、また災害へ備える「非常食」への注目が考えられるでしょう。

 

パックご飯の製造過程

パックご飯の美味しさの秘密は、次の2種類の製造方法にあります。

 

  1. 1.レトルト米飯
  2. 2.無菌化包装米飯

レトルト米飯

1973年、最初に市販された製法のパックご飯です。正式名称を「容器包装詰加圧熱殺菌米飯」と呼び、次の工程で製造されます。

 

  1. 1.選定されたお米を洗米
  2. 2.蒸気の予備熱で加熱、加水を行う
  3. 3.気密性のある容器にお米を入れる
  4. 4.炊飯する
  5. 5.121℃の高温・高圧の環境下で4分以上の加熱殺菌を行う

 

レトルト米飯は赤飯やおかゆなどに向いています。高温高圧処理によって無菌化包装米飯よりも長期保存が可能となり、非常食としてストックしておきたいパックご飯です。

無菌化包装米飯

無菌化包装米飯は1987年に登場した新しいパックご飯の製法です。正式名称は「容器包装詰無菌化包装米飯」で、レトルト米飯とは違う製法で作られます。

 

  1. 1.選定されたお米を洗米
  2. 2.超高温瞬間処理や超高圧処理などにより、お米を殺菌する
  3. 3.炊飯する
  4. 4.無菌化包装を施す

 

加圧処理を行わないため、より炊きたてに近い食感と風味を実現できる製法です。レトルト米飯よりも保存期間が短くなりますが、常温保存が可能なのでいざというときにもおいしいご飯が食べられます。

 

最新の美味しいパックご飯銘柄3選

パックご飯はその新しい製法により、着実に味わい深さを増し、日常的な食事として定着しています。ここでは、最新のパックご飯銘柄を3つご紹介します。

 

【利便性を追求したパックご飯】中盛ごはん

株式会社ウーケが発表した「中盛ごはん」は、味だけでなくパックご飯特有のデメリットにフォーカスした商品です。特徴は以下をご覧ください。

 

特徴 内容
容量を増量 220gの内容量は一般的なパックご飯よりも多く、もう少しご飯を足したい方により高い満足感を提供
原料へのこだわり 国内産米と北アルプスの天然水を使用した高品質な商品
「あけずにレンチン」が可能 パックを開封せずに電子レンジで調理ができる新技術を採用し、軽い力で開封できる
深型容器の採用 容器のまま食事できる深型を使用し、混ぜご飯や丼ものにも対応可能

 

パックご飯のおいしさだけでなく食べやすさを追求し、消費者の利便性を向上させています。

 

【高級ブランド米使用】青天の霹靂

青森県の高級銘柄米「青天の霹靂」を使用し、高品質なお米をいつでも手軽に楽しめるパックご飯です。特徴は次の通り。

 

特徴 内容
特A評価の高級米使用 「青天の霹靂」はコメ食味ランキングで「特A」と認定されたお米
絶妙な味わい 粘りと適度な甘み、食べ飽きないさっぱりとした味わい
長期保存が可能 製造から8ヶ月日持ちし、災害時の備蓄食として保存可能

 

高級ブランド米の味わいをそのままに、パックご飯の利便性を兼ね備えています。

 

【福島の思いが込められたパックご飯】ふくふくご飯

 

福島の浜通り12市町村が丹精込めて育てた「ふくふくご飯」。厳しい基準をクリアした品質の高い福島米のパックご飯は、次のような特徴があります。

 

特徴 内容
長期保存が可能 製造から約1年の長期保存が可能で、備蓄食として優れている
深型トレーを採用 食べやすい深型トレーにより、食器代わりにもなる
パックご飯特有のにおいが少ない ベタつかず、パックご飯特有の臭いも少ない。炊きたてのようなおいしさを、手軽に楽しめる

 

「ふくふくご飯」を購入することは、福島復興の支援につながります。約1年もの長期間保存ができるので、日常食だけでなく非常食としても役立つでしょう。

 

まとめ

パックご飯は現代のニーズを満たす、手軽な食卓にぴったりの食品です。発売当初からさまざまな改良が加えられ、現在では炊き立てのおいしさを味わえるまでに進化しました。

 

「備蓄食」から「日常食」へと定着するパックご飯は、今後もさらに品質と利便性の向上が期待されます。

 

夏の定番を再発見!そうめんアレンジレシピ

小豆島手延べそうめん「島の光」を使った、夏にぴったりのアレンジレシピを3つご紹介します。なかには夏バテ防止に効果的な、栄養満点のそうめんレシピも。いつもとは違ったそうめんの楽しみ方で、食欲が落ちやすい暑い時期を乗り切りましょう。

 

夏の定番であるそうめんは、食欲がなくなりがちな暑い日にぴったりの一品です。しかし、いつも同じ食べ方では飽きてしまうことも。

 

そこで今回は、コシが強くなめらかなのど越しが特徴の「島の光」を使ったアレンジレシピを3つご紹介します。

 

 

・小豆島手延べそうめん「島の光」

約400年の歴史を誇る逸品「島の光」。細い糸を重ねたような、なめらかで美しい乳白色が食欲をそそります。「島の光」は、赤帯・黒帯・オリーブ素麺の3種類あります。

 

  • 赤帯:原材料は小麦粉・食塩・ごま油のみ。厳選素材を使用し、小豆島の環境をいかした天日干しで製造されている。
  • 黒帯:瀬戸内海の寒風が吹き寄せる時期に、二日製法でつくられている。二日製法とは前日に仕込み、熟成させるために朝まで寝かせ、翌日天日干しを行う伝統ある製法。
  • オリーブ素麺:小豆島特産のオリーブを練り込んだ素麺。ペースト状のオリーブを島の光に練り込み、ほのかに緑がかった色合いが特徴的。表面はオリーブオイルが絡められている。

くりやでは、オリーブ素麺と麺伸びがしにくい限定品黒帯を販売しております。

・「島の光」アレンジレシピ

のど越しなめらかな「島の光」を使ったアレンジレシピを3つご紹介します。

夏にぴったり!レモン冷やし中華

材料(2人分)

  • 「島の光」 2人分

▼タレの調味料

  • レモン果汁 大さじ4
  • 醤油 大さじ4
  • 水 大さじ4
  • みりん 大さじ3
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • ゴマ油 小さじ1

▼お好みの具

  • ねぎ
  • ゆで玉子
  • トマト
  • レモン
  • きゅうり など

 

作り方

  1. 鍋にタレの調味料を入れ、ひと煮立ちさせる。
  2. ボールに氷水や冷水を入れ、そこに「1.」の鍋を浮かべて冷やす。
  3. 「島の光」を表示時間通りゆで上げ、ざるにあげてよくすすぐ。
  4. 器に盛った「島の光」にトマトやゆで玉子、レモンなど、お好みの具材をのせ、冷ましたタレをかけて完成。

 

さっぱりと冷たい「島の光」に、レモン風味のさわやかなタレをあわせたアレンジレシピ。レモンの酸味がのど越しのよい「島の光」に絡み、食欲がなくなりやすい暑い夏でもさっぱりと味わえます。

 

コシが癖になる!そうめんチャンプルー

材料(2人分)

  • 「島の光」 2人分

 

▼材料 2人分

  • 玉ねぎ 1/4個
  • 人参 1/4本
  • ネギ 1/2本
  • ニラ 4本
  • 豚肉 100g

 

  • めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ2
  • ごま油 適量
  • かつお節 適量

 

作り方

1.玉ねぎはくしぎりに、人参は細切りにする。

2.ネギ・ニラはお好みの長さに切る。

3.豚肉は一口サイズの3cm程度に切る。

4.「島の光」を表示時間よりも1分短くゆで、流水でぬめりを洗い流したらサラダ油を絡めておく。

5.熱した鍋にごま油をひいて、豚肉を炒める。

6.色が変わったら、Aの具材・めんつゆを入れて炒め合わせる

7.具材に油とめんつゆがなじんだら「島の光」も炒め合わせ、お皿に盛る。

8.かつお節をトッピングして完成。

 

そうめんチャンプルーは有名な沖縄料理で、ボリューム感を味わえる一品です。夏バテ予防や疲れた体の回復を助ける豚肉をたっぷり入れるのもおすすめ。「島の光」のコシの強さを楽しむには、規定の表示時間より短めにゆでることが大切です。「島の光」と香ばしい油が絡んだ具材により、食べ応えのある一品に仕上がります。

 

夏冷え防止!温かいわかめにゅうめん

材料(2人分)

  • 「島の光」 2人分
  • 水で戻したわかめ お好みの量

▼うどんつゆ

  • だし 600ml
  • 醤油 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 塩 小さじ⅓

作り方

1.うどんつゆの材料を鍋に入れ、中火で煮立たせる。

2.「島の光」を別の鍋で表示時間より短くゆで、ゆで上がったらぬめりを流水で洗い流す。

3.そうめんをうどんつゆの鍋に入れ、ひと煮立ちしたら器に盛りつける。

4.水で戻したわかめをトッピングして完成。

 

エアコンや冷たい食べ物で冷えた体を、ほっと温めてくれるアレンジレシピです。シンプルな材料と簡単な工程で、さっと食べたいときやお腹をすかせた子どもたちに手早く作れます。「島の光」のコシの強さと、わかめの食感が同時に楽しめる一杯。お好みで、めんつゆで炒めた牛肉や豚肉を加えてもおいしく味わえます。

 

・「島の光」をおいしく保つ保存方法

 

「島の光」をおいしく保つには、湿気や直射日光を避けて保管しましょう。

 

  • 密閉容器や密閉ジッパーの袋に入れる
  • 直射日光を避け、通気性がよく湿度の低い場所で保管する

 

湿度が高いと、虫やカビが発生しやすくなります。上記の保管方法を実施し、「島の光」をおいしく保ちましょう。

 

・まとめ

のど越し豊かな「島の光」は、食欲がなくなりがちな夏にも手軽に、さっぱりと味わえるそうめんです。「島の光」をおいしく保つには、高温多湿・直射日光を避け、「島の光」を虫やカビから守ることがポイント。

 

夏バテ予防や体の冷えに効果的な、栄養満点のそうめんアレンジレシピで暑い夏を元気に乗り切りましょう!

新潟県産のお米をお探しの方に向けて!新潟県産新之助について紹介!

新潟県産のお米をお探しの方はいらっしゃいませんか。
新潟は日本一の米どころでもあるため、特にレベルの高いブランド米が集まっています。
そんな中でも今回ご紹介するのが、2017年にデビューしたブランド米の「新之助」です。
ここからは、誕生の経緯や名前の由来をご紹介するため、ぜひお役立てください。

□どんなお米?

これは、2017年以デビューしたブランド米であり、新潟の「米研究120周年」を記念する品種でもあります。
日本一の米どころである新潟がプライドをかけて開発した新之助は一体どんなものなのでしょうか。

*誕生の経緯

新潟のお米と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか。
やはり「コシヒカリ」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、新潟の多くの場所で生産されていたコシヒカリは、県内のお米の栽培時期が重なってしまい、気候によっては収穫量が激減してしまうといったリスクを抱えていました。
また、近年では食の多様化が進んでおりそれに伴うお客様のニーズに対応するため、コシヒカリとは違う味わいの品種開発の必要もありました。

そこで、新潟県は2008年に20万株の品種の中から選抜を開始し、その結果選ばれたのが「新之助」だったのです。
実はこれは、日本のお米の新基準になるものとして、7年の歳月をかけて作られた新潟の新しいブランド米です。

これは、生産者を限定しており、一定の条件を満たす環境を用意できた農家のみが栽培できるようになっています。
そして、これはコシヒカリとは違う種類の美味しさと、他の都道府県に負けない美味しいお米を生み出すために開発されたものでもあるため、新しい味わいも楽しめるでしょう。

*名前の由来

この名前は、新しいの「新」と新潟の「新」、そして誠実で芯が強く、かつスタイリッシュな現代的日本男児をイメージして名づけられました。

□特徴とは?

「コシヒカリとはベクトルが異なる美味しさを持つお米を提供したい。」このような思いから誕生しました。
では、どんな特徴があるのでしょうか。
ここからさらに詳しく見ていきましょう。

*食味の要素全てがトップレベル

これは、大粒できれいなツヤがあり、ほんのりとした香りが特徴的です。
そして豊潤な甘みとコクやしっかりとした粘りと弾力を併せ持っており、それらの結果として、その食味は高く評価されているのです。
そして、これには理想的な比率のたんぱく質とアミロースが含まれています。
他にも、表層が他の品種と比べて硬めでありながら、粘りが強いことも分かりました。
これによって、しっかりとした粒感と粘りが両立しているのです。

また、これと代表的なお米の品種の数値化を行った結果、米の美味しさに関連する、コク、味の厚み、濃さ、ボディ感、旨味、甘みの全てにおいて、これは平均値よりも高いことが分かりました。
特に、コクと甘み、味の厚みには特徴があり、その数値は他の都道府県産の代表的な品種とは大きく異なっていました。
この味の積み重ねが、これの豊潤な美味しさの源となっているのです。

*他のお米とは何が違うのか

他の品種と比べた際、これには品質の劣化が少ないといった特徴があります。
高温下で長期貯蔵後でも脂肪酸度が低く、古くなりにくいことが分かっています。
そのため、これは時間が経っても多品種に比べて表層や粒全体が硬くなりにくく、美味しさを長く保てるのです。
新潟県でお米を選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
お客様のコメ生活が豊かになることを願っています。

□まとめ

今回は、新潟の新之助についてご紹介しました。
これは、有名なコシヒカリとは異なるベクトルの品種であり、食味の要素のすべてがトップレベルにある新品種です。
そのため、他県に引きを取らない、新しい味わいを楽しめますよ。
新潟でお米をお探しの方は、ぜひ新之助を検討してみてはいかがでしょうか。

福井県産のあきさかりをご紹介します!

お米にはたくさん種類があり、どのお米が自分に合うかが分かりにくいです。
しかし、毎日の食事を妥協したくないですよね。
そこで今回は、福井県産のあきさかりについて紹介します。

□あきさかりについて

あきさかりは、平成9年に福井県の農業試験場で交配されました。
コシヒカリとキヌヒカリを組み合わせており、両方の良いところを受け継いだ高品質のお米と言えるでしょう。
コシヒカリは食味が良いお米として有名です。
キヌヒカリは、絹のような艶が特徴的でしょう。
そのため、あきさかりは美しいツヤがあるだけでなく、味まで美味しいというお米なのです。

あきさかりは、見た目と味の評価が高いため、とてもおすすめです。
また、稲が倒れにくいことも特徴的です。
生産者側からすると、とても嬉しいことですね。
福井県産あきさかりは、平成28年度の日本穀物検定協会の食味ランキングで特A評価を獲得しています。
続けて福井県産は2年連続の受賞を果たしました。
高く評価されている銘柄と言えるでしょう!

□あきさかりの特徴について

ここまではあきさかりがどういった経緯で生まれたのか、受賞歴などを紹介しました。
ここからは、あきさかりの特徴や味について紹介するので、お米選びの際に役立ててください。

あきさかりは、炊いたときのもっちりとした食感とツヤ感が特徴的です。
口に含んだ際には、お米本来の甘みが凝縮されており、それがもっちりとして食感につながるのでしょう。
また、程よい粘り気があるため、食べ応えも申し分ありません。
味はコシヒカリと同等以上で、見た目はキヌヒカリ以上と言われています。
冷めても美味しく食べられることから、おにぎりやお弁当を作る際にあきひかりを使っても良いでしょう。
あきさかりは高品質なお米のため、買ってから後悔することは少ないかもしれません。
しかし、自分の好みとお米の特徴をよく理解した上で購入することをおすすめします。

□まとめ

今回は、福井県産のあきさかりについて紹介しました。
あきさかり以外のお米にも興味があるという方は、ぜひお米のくりやホームページから探してみてください。
きっとお気に入りのお米が見つかります。

愛媛産のおいしいお米「あきたこまち」を紹介します!

あきたこまちというお米をご存知の方は多いと思います。
コシヒカリ同様にさまざまなエリアで作られているお米なので、馴染み深いですよね。
しかし、あきたこまちは生産地によっても味が変わります。
そこで今回は、愛媛県産のあきたこまちについてご紹介します。

□愛媛県産のあきたこまちの特徴について解説!

「あきたこまちというお米を知ってはいるけど、具体的にどのような味なのか忘れてしまった」という方もいらっしゃると思います。
そのような方向けに、あきたこまちの特徴についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介いたします。

□あきたこまちの歴史について解説します

コシヒカリの系列の品種はたくさんありますが、その中でもあきたこまちは先駆け的な存在だと言えるでしょう。
コシヒカリと奥羽292号という品種を交配させて1982年に生まれた品種です。
コシヒカリ以上とも言われるような食感とうま味は、コシヒカリの評価を超えたこともあります。
そんなあきたこまちの名前は、秋田県湯沢市小野の小野小町生誕生伝説から命名されています。

*あきたこまちの特徴を紹介!

後述しますが、あきたこまちはコシヒカリの特徴を受け継いでおり、コシヒカリ譲りの甘みの強さがとても人気なお米です。
ただ、コシヒカリと比べると粘りが控えめなので、色々な料理に合うと言えるでしょう。素材の味を活かす和食にもぴったりですね。

そんなあきたこまちは発祥の地である秋田県以外にも岩手県や茨城県、愛媛県などの地域で盛んに栽培されています。
産地によっても味が変わるので、今回は愛媛県産のあきたこまちに絞って特徴をお伝えします。

*愛媛県産のあきたこまちはとても美味しい

お米のくりやが取り扱っている愛媛県産のあきたこまちを生産している場所は、山間の少し小高いところにある丹原町川根地区というところです。
年中涼しい風が吹き抜けている風光明媚な場所です。
山から流れてくる美味しくて綺麗なお水を使って作られています。
そんな愛媛県丹原町川根地区で作られるあきたこまちは、適度な粘りとお米本来の味が特徴のとても美味しいお米ですよ。

お米のくりやでは、ごはんソムリエが47都道府県の中から選んだお米を真空パックに詰めてお送りするオコメールという形で、愛媛県産のあきたこまちを販売しております。
お米好きにはたまらない採れたて新鮮なお米を真空パックに詰めてお送りするので、一味違う美味しさを堪能できますよ。
ぜひこの機会に試してみてくださいね。

□まとめ

今回は、愛媛県産のあきたこまちについてご紹介しました。
コシヒカリに次ぐ人気を誇っているあきたこまちですが、産地によっても味が異なります。
風光明媚な愛媛県の丹原町川根地区で栽培された採れたての美味しいあきたこまちをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

おいしいお米を食べたい方へ!長崎産「にこまる」をご紹介

長崎県産の「にこまる」の特徴や美味しさについて知りたい方はいませんか。
日本にはたくさんのお米がある中で、長崎県産のにこまるを選ぶ際はなるべく後悔しないように特徴を知ってから買いたいですよね。
そこで今回は、「長崎県産のにこまる」についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。

□九州生まれの美味しいお米「にこまる」を紹介!

近年では、九州産のお米がコンクールで入賞して評判を呼んでいるため、かなり人気が高まってきています。
そんな中、九州で生まれた「にこまる」もとても脚光を浴びるようになってきました。そんな「にこまる」の美味しさの特徴についてご紹介します。

*長崎県産のにこまるの美味しさの特徴についてご紹介!

にこまるは、ツヤツヤとした光沢を持っているお米です。
研ぐ前のお米の時点でとても綺麗でキラキラしているので、炊き上がりも期待できますよね。
粘りが強く、食味が良いのが特徴で、ふっくらと炊き上がった様子はとても食欲をそそりますよ。
粒ぞろいも良く、もちもちした食感も味わえるので、もちもちしたお米が好きな方にはたまらないでしょう。

何よりもシッカリ感じる粒感と噛みしめた時のもっちりとした食感!
二つの異なる食感を持つ品種は、にこまるだけの特徴です。
素晴らしい食感と食味を誇る希少品種にこまるは、特質すべきお米です。

*ヒノヒカリに代わる次世代のブランド米になる?

にこまるは、ヒノヒカリに代わる存在になると言われています。
ヒノヒカリはとても人気のお米なのですが、稲が成熟していく時期に高温が続くと、白未熟粒が多発してしまうという問題を抱えていました。
しかし、にこまるはこの問題を解決し、高温の障害にも負けずに美味しいお米を提供できるような耐性を獲得しています。
そのため、今後もかなり普及していくお米になっていくと言えるでしょう。

□にこまるの歴史について解説

にこまるはヒノヒカリと同様の美味しい品種になるように目標を立てて開発されたお米です。
先述したように、ヒノヒカリは温暖化の影響を受けやすいため、安定した収穫ができない時期がありました。
そのような問題を解決するために開発が着手されたのがにこまるです。

にこまるは、1996年に九州沖縄農業研究センターで北陸174号ときぬむすめという品種を交配させて誕生しました。
双方の親がコシヒカリの系統の品種なので、にこまるはコシヒカリの美味しさを引き継いでいます。
2006年には長崎県で初めて生産が始まり、2009年には長崎県産のにこまるは特A評価を獲得しました。
このように、とても美味しいお米ということが客観的に評価されたことがあるので、ぜひ一度長崎県産のにこまるを試してみてくださいね。

□まとめ

今回は、長崎県産のにこまるについてご紹介しました。
とても美味しいお米なので、ぜひこの機会にお米のくりやのホームページから注文してみてください。

神奈川県のお米「さとじまん」についてご存じですか?

神奈川県産のさとじまんとはどのようなお米なのでしょうか。
事前にどのようなお米かを知ってから購入しようとしている方は多いと思います。
さとじまんの特徴や味についても、事前に知っておくと役に立ちます。
そこで今回は、さとじまんの特徴について、ごはんソムリエ徳永真悟が解説します。

□さとじまんの特徴について解説!

さとじまんは、コシヒカリよりも一粒一粒が大きいという特徴を持っています。
おいしく炊き上げられると、もちもちとした食感のご飯になります。
炊き上がった「さとじまん」は、コシヒカリにも負けない美味しいさ。

□さとじまんの歴史をご紹介!

暖かい地域の水田でも美味しいお米を作れるように品種改良を行い、作られた品種がさとじまんです。
暖かい地域では、水稲の収穫作業との競合を避けるため、コシヒカリと栽培時期が異なる美味しい品種や麦跡の晩植栽培に適した市場性の高い品種が必要とされています。
そのような要望に応える形でさとじまんが作られたのですね。

さとじまんは早植・晩植共に収穫量が多く、耐倒伏性が強いという特徴を持っています。
また、稲麦二毛作地帯で問題となりやすい縞葉枯病にも耐性を持っており、安全に栽培されているのでご安心ください。
そんなさとじまんの歴史についてご紹介します。

*さとじまんの歴史について

さとじまんは、関東175号という品種と越南154号という品種を掛け合わせて作られたお米です。
平成6年に人工交配を行い、平成13年からは奨励品種決定調査に試してもらってきました。
その結果、平成17年に神奈川県で奨励品種に採用されました。

また、さとじまんの名前の由来は我が里を自慢したいというところからきています。
里を自慢できるような美味しいお米だという自信の表れかもしれませんね。

*お米のくりやではオコメールという真空パックでさとじまんをご提供しております

お米好きにはたまらない企画として、採れたて新鮮なお米を真空パックにして提供しているのがオコメールです。
神奈川県大井産のさとじまんを3パックそれぞれ300g入っている物をお送りいたします。
オコメールは47都道府県のお米を全県分揃えて企画したのですが、その品揃えを確保するのに最も苦労したお米の1つがさとじまんです。
とても貴重なさとじまんの美味しさを、ぜひご堪能ください。

□まとめ

本記事で紹介したように、さとじまんはとても美味しいお米です。
お米のくりやのオコメールを活用して、ぜひ一度味わってみてください。
もし何かわからないことがございましたら、お気軽にお米のくりやまでご連絡ください。

 

 

 

鹿児島産のお米「あきほなみ」の特徴を紹介します!

鹿児島県産のあきほなみというお米をご存知の方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、鹿児島県の独自の品種であるあきほなみの味や歴史についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。

□鹿児島県産のあきほなみの特徴をご紹介!

あきほなみは、鹿児島県のみで栽培されているお米です。
鹿児島県は日本でも南の方に位置しているので、暖かい気候が特徴ですよね。
その暖かさを生かして、鹿児島県では7月中旬に収穫する早期水稲と10月上旬以降に収穫する普通期水稲で稲作を行っています。

そのような稲作の特徴を持っている鹿児島県が、普通期水稲のために独自で開発したお米があきほなみなのです。
初めは伊佐市やさつま町などの一部の地域で作付けされていたのですが、次第に県内全域に広がっていきました。
そんな鹿児島県の独自のお米の味の特徴について解説します。

*あきほなみの味を知ろう!

あきほなみは食味ランキングの特A評価を獲得したことがあるとても美味しいお米です。
特A評価とは、お米の食味を審査員が査定して評価するお米のランキングの中でも、トップクラスの味わいがあるという証です。
査定項目は外観、味、香り、粘り、硬さ、総合評価の6つです。
外観、味、香り、粘り、の4つの項目でヒノヒカリを上回る評価を得たこともあるようなお米なので、かなり美味しさを感じられるでしょう。

粘り気が強く、程よい硬さが特徴のお米です。
粒は大きくツヤツヤしているため、美味しそうな見た目から食欲がかなり湧きますよ。
また、甘さとうま味を兼ね備えた味で、冷めても美味しく感じられます。
和食、洋食、中華などのさまざまなジャンルの料理にもよく合います。

□あきほなみの歴史や名前の由来について解説

あきほなみは、ヒノヒカリの系統である99S123と越南179号という品種を掛け合わせて誕生しました。
鹿児島県では今までヒノヒカリが栽培されていることが多かったのですが、台風の被害や高温による品質の低下などの問題がありました。
それを解決するために、10年かけてあきほなみが開発されました。

*あきほなみの由来とは

あきほなみは、秋にたくさん実った稲穂が波打つ様子から連想して命名されました。
豊作を思い浮かばせるような名前から、美味しそうなイメージが湧きますよね。

□まとめ

あきほなみという品種の特徴について知っていただけましたでしょうか。
あきほなみはとても美味しいお米なので、ぜひ一度試してみてくださいね。
他にもご興味のあることがございましたら、いつでもお米のくりやにご連絡ください。

 

 

 

千葉産のお米「ふさおとめ」について解説します

千葉県産のふさおとめとはどのようなお米なのでしょうか?
今回は、千葉県産のふさおとめの具体的な特徴についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。

□千葉県産ふさおとめの特徴を解説!

ふさおとめの特筆すべき特徴は、ほどよい甘みとあっさりとした粘り気です。
粒の揃った行儀の良い乙女のような品種だと言えるでしょう。

味が良いのはもちろんですが、コシヒカリより香りが抑えられているので、牛丼や親子丼、さらにカレーライスや卵かけご飯などとも相性がとても良いです。
他にも、ちらし寿司や手巻き寿司のように、素材の味を引き立てたい場合にもおすすめですよ。
また、炊き上がりのツヤや見栄えもとても良いので、美味しそうな見た目を演出できます。

*食感について解説

粒がしっかりしていて、粒と粒の間に空気を溜め込むため、ほっこりとした食感になっています。
全体的にふわっとした食感だと言えるでしょう。
また、飲み込んだときに粒の存在を感じられるので、余韻も味わえますよ。

□ふさおとめの歴史や名前の由来についてご紹介します

とても美味しいと評判の千葉県産ふさおとめですが、どのように誕生したのでしょうか。
ここでは、ふさおとめの歴史や名前の由来についてご紹介します。

*歴史について解説

ふさおとめが生まれた千葉県には利根川が流れており、お米を収穫できる時期の秋に下流域で洪水が起きることが多いです。
洪水によって収穫ができないというリスクを回避するために、千葉県では従来の収穫時期よりも比較的早い時期に収穫できる品種が求められてきました。

その要望に応えるために生まれたのがふさおとめです。
ひとめぼれという品種とハナエチゼンという品種が掛け合わされて誕生しました。
ひとめぼれは味がよくて、ハナエチゼンは早生で大粒だという特徴があります。
それらの良さを引き継いで生まれました。

ふさおとめの収穫時期は他のお米よりも早い8月上旬から始まります。
そのような特徴からふさおとめはとても人気になり、平成29年度には千葉県内の作付面積第3位にランクインするほど生産されるようになりました。
このようにしてふさおとめは人気のあるお米として認知されるようになったのですね。

*名前の由来について解説

ふさおとめの名前の由来は、千葉県房総半島の房(ふさ)と、白くふっくらとしてツヤがある炊き上がりをイメージさせるようなおとめという言葉が組み合わされて命名されました。

□まとめ

本記事で紹介したように、ふさおとめはとても美味しいお米です。
ぜひ一度お米のくりやのホームページで詳細を見てみてくださいね。

 

 

 

愛知産のお米「あいちのかおり」について紹介します!

愛知県産のお米「あいちのかおり」について知りたい方はいらっしゃると思います。
どのような特徴のお米なのか?本記事では、あいちのかおりの特徴や歴史についてごはんソムリエ徳永真悟が解説していきます。

□愛知県産あいちのかおりについてご紹介!

みなさんは愛知県産の美味しいお米である、あいちのかおりという品種をご存知でしょうか。
実は愛知県においては、あいちのかおりはコシヒカリよりも作付面積が多く、最も生産されているお米です。
全国的に有名というわけではありませんが、地元の方々に愛されていて知る人ぞ知る人気のお米なのです。
そんな「あいちのかおり」の特徴について詳しく見ていきましょう。

*あいちのかおりの特徴は?

あいちのかおりはコシヒカリよりも一回り粒が大きく、見た目の存在感も味の存在感も他より抜きん出ているお米です。
全国で生産されている他の品種よりトップクラスに粒が大きく、普段食べているお米が小さく見えてしまうくらいです。

そんなあいちのかおりの味の特徴は、あっさりとした口当たりです。
粘り気や甘みのバランスがとてもよく、冷めても硬くなりにくいので、お弁当やおにぎりとしてもおすすめです。

□あいちのかおりの歴史や現状についてご紹介します

あいちのかおりの歴史は長く、1977年に愛知県の農業総合試験場で誕生しました。
希少なお米であるハツシモという品種とコシヒカリの系統であるミネノアサヒという品種を交配させて作られました。
愛知県の作付け面積の約40パーセントを占めるほどの人気を誇っており、愛知県においては全国的に有名なコシヒカリをかなり上回っています。
学校の給食でもあいちのかおりがよく使われており、愛知県では知名度がとても高いです。

あいちのかおりは愛知県を中心として栽培されています。
愛知県は木曽川などの豊かな川が流れており、下流域には肥沃な土砂が堆積してできた平野があるので、農業にとても向いている土地だと言えるでしょう。
気候や降水量も安定しているので、その点からもお米づくりに適していると言えます。

かつては洪水などの水害が多い地域だったのですが、先人達が治水に力を入れてきた結果、あいちのかおりの一大産地となることができました。
そんな肥沃な土地で栽培されたあいちのかおりを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

愛知県産のお米あいちのかおりについて知っていただけましたでしょうか。
これらを参考に、ぜひあいちのかおりを注文してみてくださいね。

 

滋賀県産で作るお米「イセヒカリ」の良さを詳しく解説!

美味しいと話題の「イセヒカリ」について知りたい方は多くいらっしゃると思います。
どのような特徴があるお米なのかを知っておきたいですよね。
この記事では、イセヒカリの特徴や美味しさの理由についてごはんソムリエ徳永真悟が解説していきます。

□イセヒカリという品種の特徴とは?

イセヒカリは、平成元年の秋に伊勢神宮神田で発見されたお米です。
伊勢神宮神田は、神様に捧げるためのお米を作る場所なので、そこで見つけられたお米ということもあり、とても縁起のいいお米だと言えるでしょう。

台風が通過し、ほとんどの稲が倒れている中、直立して黄金の輝きを放っていたそうです。
栽培していくうちに、コシヒカリよりも美味しく、倒れにくく、病気にも強いというとても素晴らしい特性を持っている品種であることがわかりました。
イセヒカリは全国各地の神社に種籾(たねもみ)の下賜(かし)が認められました。
そんなイセヒカリの特徴をさらに詳しく見ていきましょう。

*倒れにくい上に品質がとても良い

イセヒカリは耐倒伏性に優れており、台風のような厳しい環境でも倒れづらいとされています。
そのため、品質の確保がとてもしやすく、安定した収穫が可能となるでしょう。
そのような点が特筆すべき特徴だと言えます。

*病気や害虫に強い

お米は様々な疫病や害虫によって収穫できなくなることがあります。
それらを防ぐために、農薬を使ったり、品質管理をとても丁寧に行なったりしているところがあります。
しかし、イセヒカリの場合は、そもそもの耐病性が高いので、農薬の使用量を減らせるという特徴があります。
病気に強いと、安定して収穫できるだけでなく、農薬の使用量も減らせるので、身体にも優しいという強みがあるのですね。

□イセヒカリが美味しい理由について解説します

先述したように、イセヒカリは突然変異的に伊勢神宮神田に現れたので、まるで神が植えたかのように思い、10年近くの間その存在を表に出していませんでした。
また、イセヒカリは登録品種や推奨品種ではないため、あまりちまたには出回っていません。
そんな希少品種のイセヒカリが美味しいと言われている理由はどこにあるのでしょうか。

*食味値がとても高い

お米の美味しさを示す値として、食味値というものがあるのですが、その値はアミロースやタンパク質などの成分の含有量で決められています。
県の推奨品種は一般的に70以上の食味値なのですが、イセヒカリは驚くべきことに80以上の数値を出したとされています。
そのため、一般的に美味しいとされているお米よりも、さらに美味しいことが見込めるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

イセヒカリの特徴や美味しさの理由について知っていただけたでしょうか。
これらを参考にぜひイセヒカリを注文して食べてみてくださいね。

 

 

兵庫県産のお米コウノトリ米と蛇紋岩米について詳しく紹介!

隠れた米どころ兵庫県産のお米である「コウノトリ米」と「蛇紋岩米」について知りたい方は多くいらっしゃると思います。

それぞれどのようなお米なのか「ごはんソムリエ徳永真悟」がそれぞれの特徴について解説していきます。

□蛇紋岩米こしひかりとはどのようなお米なの?

蛇紋岩とは、ミネラル分を豊富に含んでいる岩石のことで、それが堆積してできた土壌で生産されているお米のことを蛇紋岩米と呼びます。

蛇紋岩の土壌は全国にもたくさんありますが、水田が広がり、たくさんの量のお米が収穫できるような地域はなかなかありません。
兵庫県養父市の一部に広がる蛇紋岩土壌で作られたお米だけを蛇紋岩米として出荷しています。

そんな蛇紋岩米コシヒカリの味わいにはどのような特徴があるのか見ていきましょう。
つやつやした大粒のお米で、ふっくらとしており、噛んだ時に粘り強さがあるのが特徴です。
また、おかずがいらないほどの甘さを感じられると評判で、炊き上がった時の香りもとても良いです。
このような美味しさを実現できるのは、豊富なミネラルを含んだ土壌で、綺麗な水と昼夜の温度差があることが理由です。
お米としての旨みや栄養価が高いので、オススメの品種だと言えます。

□コウノトリ米(豊岡産コシヒカリ)について解説します!

以前は至る所で見られていたコウノトリは、現在では数が減少し、兵庫県の豊岡市でしか見られなくなってきました。
コウノトリはたくさんの食料を必要とするので、豊岡の肥沃な田んぼにいるたくさんの生き物を目当てに来訪するようになったのでしょう。
そんな減り続けるコウノトリを助けるために、より自然にちかい「コウノトリ育む農法」を使ったお米が生まれました。
田んぼも自然界の法則に従って動いているので、多くの生き物が宿るために徹底して水管理をし、肥沃な農地を実現させています。

そんな肥沃な農地にはコウノトリ以外にも様々な鳥たちが餌を食べにこの水田に顔を出します。
水管理を徹底した場所で作られたコウノトリ米を食べることで、鳥類を含む環境への貢献もできます。
環境のために行動すると聞くと少し億劫になってしまうかもしれませんが、このお米の購買を通じて間接的に貢献してみてはいかがでしょうか。

コウノトリ米を栽培している水田では、通常より早い段階で水を張ったり、水深を深くして管理したりすることで、多種多様な生き物が生息できるようにしています。
農薬や化学肥料をほぼ使わず、安全で安心なお米作りを行なっていますので、健康にも優しいのは嬉しいポイントですよね。

□まとめ

蛇紋岩米とコウノトリ米それぞれの特徴について知っていただけたでしょうか。
健康だけでなく、環境にも優しいコウノトリ米を買うのも、ミネラルを豊富に含んだ土壌で作られる蛇紋岩米を買うのもおすすめですよ。
これらを参考にぜひお米のくりやで注文してみてくださいね。

 

知っておくべき!おいしいお米「ミルキークイーン」の特徴

「おすすめのお米を知りたい」
「ミルキークイーンの特徴や歴史を知りたい」と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、おいしいお米「ミルキークイーン」の特徴について、ごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。

□ミルキークイーンの誕生

ミルキークイーンは、平成元年から6年にかけて行われた農水省の「スーパーライス計画」という新種開発の一環で誕生したお米です。
この計画には、大学・民間企業・公立の研究所などが協力しました。
生まれは、茨城県のつくば農業研究センターです。
暖かい環境でも育成可能なため、南東北地方以南で幅広く栽培されています。

□ミルキークイーンの産地

ミルキークイーンは主に南東北より南で栽培されています。
具体的には、関東や九州で幅広く栽培されています。

□ミルキークイーンの美味しい炊き方

ミルキークイーンは水分を多く含んでいます。
特徴である食感を引き出すには、炊飯時の水の量がカギです。
水を加えて、夏場は30分、冬場は2時間ほどそのまま浸しておきましょう。

□ミルキークイーンの美味しい食べ方

ミルキークイーンは、もち米の次にもちもちしていますので、冷めても硬くなりにくいため、お弁当やおにぎりに適しています。
炊飯を一度にまとめて行い、小分けにして冷凍保存することをおすすめします。
湯気ごとしっかりラップで包んで冷凍すれば、解凍後も変わらぬ美味しさを楽しめます。

□ミルキークイーンの特徴

*もち米として使用できるほどの粘り強さNo1

ミルキークイーンは、アミロース含有量が低いです。
そのため、粘りが強く、柔らかい弾力のお米になっています。
理由は2種類のでんぷんに関係しています。

でんぷんには、アミロースとアミロペクチンの2種類があります。
アミロースの割合によって粘り気が変わります。
アミロースの割合が低い低アミロース米は粘りの強いお米です。

*冷めても美味しく味わえるのはなぜ?

アミロース含有量が低いほど柔らかくなり、冷めても硬くなりにくいお米です。
ミルキークイーンのアミロース含有量はコシヒカリの半分以下と言われており、もち米の次にもちもちしているという特徴を持つ銘柄のため、冷めても硬くなりにくく美味しいお米と言えます。
実際、冷めても美味しく食べられるお米として右に出るものがないくらいほど知名度が高いです。

□まとめ

今回は、おいしいお米「ミルキークイーン」の特徴について、ご紹介しました。
当社は、仕入れる前に産地を訪問し、お米づくりの考え方、その環境をお伺いしています。
そして、お互い共感できた生産者と取引をしており、当社のこだわりは出荷時の安定した品質です。
そのため、厳しい入荷基準と最高の出荷基準を設けています。

お米のくりやで販売している石川能登産のミルキークイーンは完全生産者指定米です。安心してご賞味下さい。

宮城県登米産ひとめぼれ「有機米の達人 石井稔さん」が育てたお米

業界では超有名人、宮城県登米産ひとめぼれ「有機米の達人 石井稔さん」が育てたお米について知りたいという方はいらっしゃいませんか。

「美味しいと聞くけど、実際どうなのだろう。」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
「有機米の達人 石井稔さん」が育てたお米はとても美味しいので、今回はそのひとめぼれの良さについてごはんソムリエ徳永真悟が解説します。

□「ひとめぼれ」の特徴とは?

ひとめぼれは、宮城県で1981年に開発された品種です。
美味しさと寒さを兼ね備えたお米を作ることを目指して、コシヒカリと初星という品種を掛け合わせて生まれました。
1993年に冷害によってササニシキにとても被害が出たため、それを代替する品種としてひとめぼれが注目され、1994年には作付け面積は全国2位となるという躍進ぶりを見せました。
味が良い上に、寒い地域や暖かい地域でも栽培しやすいため、とても人気が出たのでしょう。
流通量もとても多く、一般のご家庭だけでなく、飲食店にも人気のあるお米です。

*ひとめぼれはどのような地域で主に生産されているの?

ひとめぼれは、全国的にたくさん栽培されているのですが、主な生産地は、宮城県、秋田県、岩手県、福島県、山形県などが多いです。
こう見てみると、東北地方に人気があるのですね。
また、地域ごとにひとめぼれの味や食感にも差が見られるので、自分好みの味を探すこともできますよ。

□ひとめぼれはどのような味なの?

では、具体的にひとめぼれはどのような味なのか見ていきましょう。

ひとめぼれは粘りが強く、ふっくらもっちりと炊き上がります。
ツヤや甘み、うま味、香りなどのバランスがとてもよく、クセが強くないので、様々な種類の料理に合いますよ。
優しい味わいでもあるので、おかずを引き立てられます。
冷めても美味しさを保てるので、お弁当にもおすすめです。
また、和食にもとても合うので、和食を好んで食べる家庭にはとてもぴったりだと言えるでしょう。

*宮城県登米産のひとめぼれは特A評価を22回も獲得している

実は宮城県登米産のひとめぼれはかなり評価が高く、お米の食味ランキングで最も高い位である特A評価を22回も獲得しています。
厳選されたお米の中から、最高位の評価を獲得しているのはとてもすごいですよね。

生産者である「有機米の達人」石井稔さんは、米食味鑑定士協会コンクールで、殿堂入り。ダイヤモンド褒章受章の永久称号を受賞!されています。

 

□まとめ

ひとめぼれの良さについて知っていただけたと思います。
登米産のひとめぼれは特A評価を22回も獲得しているので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

福井県産の美味しいお米「いちほまれ」を食べよう!

どのようなお米がいいのかわからないという方は多くいらっしゃると思います。
実際にたくさんの品種がある中、どのお米が自分に合うのかわからなくて困ってしまいますよね。

この記事では、福井県産のいちほまれという品種について「ごはんソムリエ徳永真悟」が解説いたします。ぜひ参考にしてみてください。

□いちほまれとは、どのようなお米なの?

いちほまれは、コシヒカリの跡を継ぐ品種として開発された福井県産のお米です。
お米好きの中ではとても有名な品種で、販売された直後に即完売したほど人気があるお米です。

福井県はコシヒカリを開発した場所なのですが、そのコシヒカリを超える品種を作ろうと平成23年に開発が着手されました。
およそ6年の開発期間を経て、20万種の中から選抜された品種を掛け合わせて誕生しました。

いちほまれという名前には、日本一美味しい、ほまれ高きお米という意味が込められています。
そんないちほまれの開発経緯を詳しく見ていきましょう。

先述したように、開発目標はコシヒカリを超える品種を作り出すことです。
それだけでなく、夏の高温にも負けずに実り、有機質肥料で安定して栽培できることも目指していました。
そんな中、開発メンバーが20万種の中から、玄米の出来や稲の特性を遺伝子レベルで調べていき、100種まで厳選しました。
何回も試食を繰り返し、硬さや粘り、味をきちんと確認していった上で、意見を交換し合い、選んでいきました。

そして、様々な意見を統合させていき、ようやく2016年に誕生した新品種です。
最初の方は試験的に販売していたのですが、すぐに生産量を5倍に増やして本格的に販売するようになりました。
非常に注目を集めている品種で人気がとても高いので、通販で購入することをおすすめします。

□いちほまれは、なぜ美味しいのかについて解説します

いちほまれは、おかずが不要なくらい美味しいというのをキャッチコピーにしており、とても味わい深い品種であることがわかります。

コシヒカリの美味しさを引き継ぎ、優しい甘み、ほどよい粘り、柔らかさを兼ね備えているバランスの良い味わいを実現しました。
また、白くツヤがある見た目も美味しさを引き立てています。
粒は大きめで、しっかりとした弾力があるので、飽きずに楽しめますよ。
また、冷めても美味しく、甘みをきちんと感じられるので、おにぎりやお弁当にもおすすめです。

□まとめ

福井県産のいちほまれについて知っていただけましたか。
この記事でご紹介したように、いちほまれはとても人気がある品種です。
もしご興味がありましたら、一度お米のくりやでどうぞ!