【お米屋さんが解説】ダイエット中にお米って食べていいの?

ダイエットをしていると気になってくるのは、糖質や炭水化物ですよね。
ケーキやお菓子を我慢しているだけあって、お米も制限した方が良いのでは?と思う方も少なくありません。
「ダイエット中のご飯の調整が難しい。」
このような悩みにお答えすべく、今回はダイエット中に果たしてお米は食べていいのか、そしてその理由、また太りにくいお米についても説明していきます。

 

□ダイエット中にお米はあり?なし?

結論から言うと、ダイエット中でもむしろお米を食べるべきです。
というのも、お米は他の炭水化物と比べて栄養豊富かつ、満腹中枢を刺激しやすく腹持ちが良いからです。一口にお米といっても、白米や玄米、発芽玄米等の様々な種類があります。
発芽玄米は特に栄養価が高くダイエットにおすすめです。食物繊維が豊富に含まれているため腸内環境を整えて便秘の改善にもつながるほか、ホルモン分泌を促して身体を若々しく保つビタミンEが含まれています。また、ダイエットをしているとストレスがたまってお肌のトラブルが起きてしまう場合がありますが、発芽玄米の中には美肌効果のあるビタミンBも含まれているので、美しくやせたい方に最適です。

 

□ダイエット中のお米生活で注意すべき事は?

まず注意すべきなのは食べる順番です。お米を食べる30分前ぐらいからサラダを食べて食物繊維を取り入れます。これにより、血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの分泌が抑えられるので、糖質が脂肪細胞に送られにくくなりダイエットを促進してくれます。
その次に重視すべきなのは食べる時間帯です。就寝の三時間前には夕食を済ませて下さい。
夜にご飯を消化するのは大変な負担がかかってしまい、成長ホルモンが分泌されなかったり、脂肪燃焼効果・疲労回復効果が下がったりと、ダイエットに対して様々な悪影響が出てしまいます。

 

□太りにくいお米のブランド?

普段多くの方が食べられているのは、粘りが強く、お米の風味がしっかりしているコシヒカリではないでしょうか?
太りにくいブランドは、その真反対で、サラットした口当たりの薄味のお米で、「ササニシキ」や「ひとめぼれ」が挙げられます。でんぷんの構造が簡単で分解しやすく、たんぱく質が吸収されやすくなります。

 

□まとめ

ダイエット中にお米を食べるべきか、食べるときの注意点、太りにくいお米の種類についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
食べ過ぎは注意ですが、しっかり栄養もとって健康的なダイエットを目指しましょう。