2025年の素麺トレンドは、健康志向・時短調理・プレミアム感です。またお米の高騰により主食としても注目される素麺は、さまざまな味わい方も話題に。今回は、最新素麺トレンドとあわせて、くりやのおすすめ素麺・小豆島「島の光」もご紹介します。
2025年に入り、お米価格が前年比約2倍に高騰するなか、素麺が主食の代わりとして人気です。健康志向や時短調理、プレミアム感など、今年の素麺市場には新しいトレンドが続々と登場。話題のアレンジレシピや地域ブランドの魅力とあわせて、最新の素麺トレンドをご紹介します。
お米高騰で素麺が主食の新選択肢に
2025年に入り、コシヒカリは1kgあたりおよそ954円と前年比で約2倍に高騰し、家計を圧迫しています。こうしたなか注目されているのは、夏にさっぱりと楽しめる素麺。
お米に比べて価格が安定している素麺は、茹で時間が短く光熱費も抑えられる上、保存期間も長いため、主食の代わりとして多くの家庭で選ばれるようになりました。
2025年注目!素麺トレンド3選
素麺も時代に合わせて常に進化を続ける食品。今年の素麺市場では、さまざまな好みやライフスタイルに合わせた新しいトレンドが次々と生まれています。
健康を意識した素麺が大人気
体に優しい食事へ関心が高まるなか、「素麺は夏の軽食」というイメージが変わりつつあります。塩分控えめ・グルテンフリー・大麦や全粒粉を練り込むといった、健康を意識した商品が続々と登場。
とくに中高年層を中心に「おいしいだけでなく体にも良い」素麺への需要が増加しており、栄養面でも満足できる食材として見直されています。
時短・簡単調理がキーワード
忙しい毎日を送る人のニーズは「時短・簡単」。このニーズに応えるため、調理の手間を大幅に省く工夫が進んでいます。
たとえば、従来よりも茹で時間を短縮できる極細タイプや、水でほぐすだけで食べられる流水タイプまで登場。料理時間を節約できる素麺が充実しています。
プレミアム志向で食卓に特別感を
素麺の品質にこだわる消費者の間では、極細麺や限定生産品への関心が高まっています。高級ブランドは、贈答用だけでなく自家用としても人気。
また地域の特色を活かした素麺も注目を集めており、小豆島「島の光」やオリーブそうめんなど、その土地ならではの風味や製法を楽しめる商品が好評です。地方ブランドは、ふるさと納税の返礼品としても選ばれることが多く、特別な日の食事や大切な方への贈り物として重宝されています。
2025年流行の素麺アレンジとは
今年の夏は従来の食べ方にとらわれない、新しいスタイルの素麺が話題に。料理レシピサイト「デリッシュキッチン」が発表した2025年のトレンドは「具なし素麺」と「素麺丼」。
- 具なし素麺:肉や野菜などのメイン具材を使わず、シンプルな薬味と調味料、タレの組み合わせでつくる素麺
- 素麺丼:茹でた素麺をどんぶりに盛り、肉や野菜をたっぷりのせた食べ応え抜群の素麺
具なし素麺は、オイスターソースとマヨネーズを使った釜玉風や、ごまドレッシングとラー油で担々麺風にアレンジするなど、手軽ながら深い味わいが楽しめます。
一方で素麺丼は、ごはんを素麺に見立てたレシピが人気。マーボー丼、豚キム丼といった夏でも食欲をそそるガッツリ系の具材を素麺にのせることで、暑い季節でも食べやすく、満足感のある一品に仕上がります。
参考:デリッシュキッチン
各地で愛される名産素麺と小豆島「島の光」
日本各地には、その土地ならではの気候や水、伝統的な製法でつくられる素麺の名産地が点在しています。兵庫県の揖保乃糸、徳島県の半田素麺、そして小豆島の島の光など、長い歴史と職人の技に支えられた素麺は、その土地を代表する銘品です。
近年ではECサイトや産直通販の普及により、地元でしか味わえなかった銘柄素麺が全国で手軽に購入できるようになりました。
ここでは、くりやがおすすめする「島の光」についてご紹介します。
小豆島「島の光」の特徴と魅力
香川県小豆島で400年以上の歴史を持つ手延素麺「島の光」は、地域の特色を活かした素麺のなかでも人気の高い逸品です。
小豆島の温暖な気候と清らかな水、そして伝統的な手延製法により生み出される素麺は、なめらかな口当たりと上品な風味が特徴的。
最高級品の「黒帯」は極寒期に製造され、職人の手により一本一本丁寧に延ばされます。製造に使用されるごま油は純正を使用し、独特の風味と艶やかな仕上がりを実現しました。
島の光は、まさに小豆島の自然と伝統が生み出した銘品といえるでしょう。
まとめ
2025年の素麺トレンドは「健康」「手軽さ」「高品質」がキーワード。お米高騰を背景に主食の代わりとして需要が高まるなか、具なし素麺や素麺丼などの新しい食べ方も話題です。
くりやの小豆島「島の光」で、伝統の味とともに今年の夏をおいしく乗り切りましょう。