お弁当に温かいお米を入れてしまうと、細菌が繁殖してしまうので衛生的にあまりよくありません。
そのため、お米を冷ましてからお弁当に詰める必要があるのですが、一体どのくらい冷ませば十分なのでしょうか。
そこで今回は、お弁当にお米を詰めるとき、冷ますために必要な時間と、冷ますための方法についてご紹介します。
□なぜ冷まさないといけないのか
お弁当に詰めるお米を冷ます理由は、お米を温かいままお弁当に入れてしまうとお米が傷む原因になるためです。
温度が高いままお米を入れてしまうとお弁当箱の中に水滴が発生してしまうため、お米が傷む原因となる細菌が発生してしまいます。
細菌が発生すると、食中毒の原因にもなるため、注意が必要です。
また、蒸気がこもることでさらに細菌が繁殖しやすくなるため、お米は冷やして入れる必要があります。
□冷ますために必要な時間
お米を冷ますためにかかる時間は、おおよそ15分~30分程度です。
お米のもともとの温度にもよりますが、30分以内で20度以下まで下げるのが良いでしょう。20度以上だと、細菌が活発に活動してしまうため、危険です。
温かいご飯を入れてからすぐにフタを閉めてしまうと、内側に水滴が溜まってしまいます。
蓋は少なくとも半開きにしておくか、溜まった水滴は早いうちにふき取るようにしましょう。
また、冷ました後、夏場などは気温が高く、放っておくだけでも細菌が繁殖しやすい温度になってしまいます。
なるべく保冷剤などを一緒に持ち歩き、お弁当の温度が上がらないように注意しましょう。
□急いで冷ましたいときは
大きめのお皿やバットにご飯を薄く広げて、扇風機やうちわで風を送ることで、お米を早く冷ますことができます。
ラップなどを敷いておくと便利です。
このとき、お米をぎゅっときつく固めるのではなく、お米同士の間に隙間を作るようにふわっと広げることによって、熱を早く逃がせるのでより早く温度が下がります。
さらに保冷剤などを活用することでさらに効果的にお米を冷ますことができます。
□さいごに
今回はお弁当にお米を入れるとき、どのくらいの時間冷ますべきなのかをご紹介しました。
冷まさずに入れてしまうとお米が傷んでしまう原因になるので、なるべくきちんと冷ましてから詰めるようにしましょう。
当店では日本で唯一、日本全国47都道府県のお米を販売しています。
日本全国のお米が食べ比べられるのはくりやだけです。
インターネット通販13年、創業明治15年の歴史ある店舗です。
安心安全な、くりや株式会社のお米をぜひ一度食べてみてください。