お米好きの日本人なら誰もが耳にしたことがあるブランド米、ミルキークイーン。
コシヒカリまでに有名とは言いませんが、名前がかわいらしく印象的ですよね。
しかし、「ミルキークイーンってどんな味?」と聞かれると、答えるのが難しい人がほとんどだと思います。
そこで今回は、ミルキークイーンの特徴、そしてその特徴を活かしたおいしい食べ方もご紹介していきます。
□ミルキークイーンってどんなお米?
「ミルキークイーン」という名前の由来は、その半透明で乳白色の玄米が由来しています。
ミルキークイーンは平成元年から国の「スーパーライス計画」の一環で開発されたお米で、温暖な地域でも育てられることから、山形を北限に全国で作られています。
特徴は、その粘り気とモチモチとした食感で、冷えても固くなりにくくおいしいと言われています。
普段多くの皆さんが食べられているコシヒカリよりも更にモチッとした印象です。
これは、ミルキークイーンのアミロース含有量が低いからだと考えられます。
アミロースが低ければ低いほど粘り気が強くなっていくのです。
例えば、ササニシキというブランド米の場合、アミロース含有量が多いので、さらっとした食感になります。
しかし、「よりお米の味を堪能したい!」という方には、味が濃く、食べ応えのあるミルキークイーンがおすすめです。
□ミルキークイーンの特徴を活かしたおすすめの食べ方とは?
先ほどもご紹介した通りミルキークイーンは時間がたっても固くなりにくく、モチッとした食感が特徴です。
そのため、お弁当のごはんやおにぎりに使用すると効果的です。
また、粘り気が強く、味も濃いことから、焼き肉や肉じゃがといった同じように味の濃いおかずにも負けずに存在感を発揮してくれます。
炊きこみご飯など、調理の過程で粘り気が落ちてしまいがちな料理でも、モチモチ感を継続してくれるので相性が抜群です。
ミルキークイーンのおいしさを引き出すためにも、水を気持ち少なめに入れて炊くことを忘れないようにしてください。
□まとめ
ミルキークイーンの特徴や、そのおいしい食べ方についてまとめてきましたが、いかがでしたか?
コシヒカリで粘り気を強く感じている、という方には、ミルキークイーンと普段のお米を3:7ぐらいの割合で混ぜていただくこともおすすめです。
また、茶わん一杯平均52円ほどとお値段もお手頃です。
お子様のお弁当のご飯にも大活躍間違いなしなので、気になった方はぜひお買い求めください。