カレーに合うお米の品種はどれ?カレー好きは必見です!

カレーといえば絶対にセットで食べるのが、「ルー」と「ごはん」ですよね。
皆さんはカレーを作る際にどんなお米を用意していますか?
普段と同じ白米を合わせて食べていますか?
実は、カレーに合うお米というのが存在するのです。

「カレーが大好き!」という方は是非お米にもこだわりをみせてみませんか?
また「カレーをよく作り置きするんだけれども、味に飽きがきてしまう・・・」というお悩みの方もいらっしゃることでしょう。

そんな場合には是非お米でアレンジを加えてみてください。
そこで今回は、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)がカレーに合うお米の品種をご紹介します。

□そもそもカレーに合うお米の条件とは?

カレーを口にする時を想像してみてください。
そもそもカレーのルーが汁気のあるものなのに、お米自体が水分をよく含んでいるベチャッとしたものだとがっかりしませんか?

例えば、カレーで有名なインドやタイを想像してみてください。
それらの国のお米って、パサパサと乾燥していたり、柔らかいというよりは固いイメージがありませんか?
実は、これがカレーに合うお米の条件なのです。

誰しもベチャッとして水分含有率の高いお米よりも、お米自体に水分はあまり含まれておらず、ルーを主役として美味しくいただけるようなお米をセットで食べたいのではないでしょうか。

そのような方に是非オススメしたい品種が2つあります。
以下ではその品種を2つご紹介します。

□あきたこまち

こちらの特徴はなんといっても、お味が「さっぱり」としている点にあります。
カレーに合わせる際は、あくまでお米はルーのわき役になってしまいます。
そのため味の自己主張の少ないお米を選ぶのが必要条件ということができるのではないでしょうか。

そこでオススメなのが「あきたこまち」です。
このお米は、1粒1粒の水分含有率が低く、さっぱりとした味わいであるという特徴を持っています

また、お米の大きさが大きくなく、小さいという点もまた特徴になります。
ルーとお米を絡めた際に、一緒に食べやすいのはやはり小さな粒のお米ではないでしょうか。

ちなみにインドやタイのお米は粒の大きさが日本のものに比べて小さなことでもよく知られています。
是非カレーを食べる際にはあきたこまちを合わせてみてくださいね。

□つや姫

こちらのお米は、旨味成分をよく含んでいることで人気があります。
そのためお米自体に「コク」があります。

先ほどお米はルーのわき役になってしまうので、お米自体の存在感はない方が良いとお伝えしました。
しかしつや姫の旨味成分が引き出すコクはルーと相性が抜群であることで人気があります。

「カレーが大好きなので、ごはんにもこだわってみたい!」
という方は、是非このつや姫に挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回はカレーに合わせるべきお米をご紹介しました。
次にカレーをおつくりになる際には是非参考にしてみてくださいね。

□雪若丸

米どころ山形県が開発した新しいブランド米!
雪若丸は、その山形県が誇るブランド米「つや姫」の弟分として誕生。
実は、この雪若丸とつや姫は、兄弟そろって、お米としての高い質を評価される「特A評価」を受賞しているのです。
また、兄弟とは言え、対極の食感が味わえるので、「雪若丸」と「つや姫」を食べ比べしてみても面白いと思います。

味の特徴としては、大きくしっかりとした粒感を感じられることや、粘り気と味のバランスに優れていることが挙げられるでしょう。
最近の新品種は、もっちり感に優れたものが多い中、雪若丸を食べてみると、新食感のように思えるかもしれません。
カレーや丼モノのように水分が多い料理でも、大粒でしっかりとしたお米の存在感があるのが、雪若丸の魅力と言えるでしょう。

雪若丸は、カレーなどに合うように開発された新品種です!

 

ダイエット中の方必見!お米とパンではどっちが太る?

体重が気になり始めて、ダイエットを決心した方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「食事は炭水化物を抜いたほうがいいかな?でもしっかりごはんやパンを食べたい。」
このような方も多くいらっしゃいます。
誰しも無理なダイエットではなく、炭水化物も食べながら健康的に痩せたいものです。
そこで今回は、米とパンではどちらが太りやすいのかについて解説致します。

 

□カロリー比較

お米とパンのカロリーを比べるとあまり変わりません。
お茶碗一杯で270キロカロリーほどです。
食パンも同じくらいのカロリーとなっています。

ここでポイントになるのが、何と一緒に食べるかです。
お米やパン単体で食べる方は少ないでしょう。
お米には納豆、卵焼き、のりなどと一緒に食べますし、パンの場合はバターやジャム、目玉焼きやベーコンと一緒に食べる方もいらっしゃるかと思います。

お米の場合は、おかずのバラエティが豊富です。餃子やマーボー豆腐などの中華、カレー、ハンバーグなど洋食、納豆や焼き魚などの和食と、ごはんはなんにでも相性抜群です。
つまり、ダイエットしたいときは、おかずをヘルシーなものにすることでカロリーを抑えることができるのです。
一方でパンの場合は、ジャムや目玉焼き、ベーコン、チーズのように、一緒に食べるものが限られています。
お米の方が、一緒に食べるものを変えられるという点で、継続的なダイエットがやりやすく、適していると言えます。

 

□食べごたえ

ダイエットでは食べ応えがあるかについても重要です。
どうせ同じカロリーなら、より満足感のある方がいいですよね。
食べごたえを増やすための工夫をご紹介します。

*噛む回数
お米はパンに比べて噛む回数が多いのです。
そのため満腹感を感じやすくなります。
パンでも、噛み応えのあるのもを選ぶといいでしょう。

*血糖値の上がり方
パンを食べた場合、血糖値は急激に上昇します。
一方でお米の場合は、徐々に上昇します。
ダイエットや健康の面からも血糖値をゆっくりと上昇させるお米の方がいいでしょう。

 

□まとめ

今回は、米とパンではどちらが太りやすいのかについてご紹介しました。
カロリーの面ではあまり変わらないお米とパンですが、一緒に食べるものによって総カロリーが変わっていきます。
お米の方が、おかずの種類が豊富なので、継続的にダイエットできるでしょう。

そして、満腹感も大切なポイントです。
ダイエットをする際には満腹感が得やすくなる方がいいですよね。
スープなどお腹にたまるのもや、噛み応えのあるものがいいでしょう。
パンの中でも噛み応えのあるのもを選んだり、ごはんのなかでも玄米を混ぜてさらに満腹感を得られるようにするとダイエット効果もより高まります。
無理せず、お米を食べながら健康的に痩せましょう。

 

タイ米と日本米の違いは?タイ米のおいしい食べ方とは?

海外旅行に行ってお米を食べると、「何かいつもと違う」と思った方も多いのではないでしょうか。
それは日本米でないものを食べたからです。
日本米に比べて、タイ米は世界で8割ほどを占めているのです。
「そもそも日本と米タイ米はどうのように違うのか気になる!」
このような疑問をお持ちになるかと思います。
そこで今回はごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、日本米とタイ米の違いについてご紹介します。

 

□日本米とタイ米の比較

日本米は形が丸みをおびています。
水分を含んでおり、炊いた後もっちりとした食感があります。
噛むと甘味を感じ、ご飯と一緒におかずを食べるというスタイルです。
どんぶりにしたり、おにぎりにしても美味しいですよね。

一方でタイ米は細長い形が特徴です。
日本米に比べて水分が少なく、ぱさぱさした食感で、粘り気の少ないことが特徴です。
また、あまり甘味も感じられません。
しかし、これはタイ米が日本米のように食べるわけでないからです。

タイ米は煮ておかゆのようにしたり、スープやカレーに浸して食べます。
日本米のようにおかずと一緒にタイ米を食べるとぱさぱさした食感が気になりますが、水分が多い料理と一緒に食べるので問題はありません。
カレーなど水分の多いのもにタイ米はよく合います。
日本米のような粘りや甘味がないため、カレーのスパイスをしっかり味わうことができます。
また、ピラフやチャーハンのようにして食べることもおすすめです。
タイ米は水分が少ない分、チャーハンにしたときにはパラパラのおいしいチャーハンができますね。

□タイ米を家で炊くには

タイ米でおいしいチャーハン、カレーを食べてみたい場合はどのように炊けばいいのでしょうか?
タイ米は水分が少なく粘り気がありません。
お米を日本米のように研ぐのではなく、汚れを洗い流すという感じで優しく水ですすぐ程度にしましょう。
水加減に関しても、タイ米は水分をあまり吸収しないため日本米に比べて少な目にします。

□カロリーの違い

日本米に比べてタイ米はカロリーが少し高い程度です。
100gあたり、日本米が358キロカロリー、タイ米は369キロカロリーです。
カロリー的にはあまり変わりませんが、食べ方で食事全体のカロリーが変わります。
日本米の場合はおかずをヘルシーなものに置き換えることもできますが、タイ米の場合はカロリーの高めなカレーやチャーハンなどになるので、要注意です。

□まとめ

今回は、日本米とタイ米の違いについてご紹介しました。
普段日本米に慣れ親しんだ人にとって、タイ米は苦手という方も多くいらっしゃいます。
しかし、タイ米の特徴を理解し、タイ米に合った食べ方をすることで美味しく食べることができます。
その意味で、日本料理にはやはり日本の品種が合うのでしょうね。

海外旅行に行かれた際は、ぜひタイ米にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。