播州そうめんって何? その特徴を紹介します!

暑い夏や食欲がない時など、そうめんであれば手軽に美味しく食べられますよね。
そうめんは昔から多くの人に愛されています。

その中でも最もポピュラーなそうめんの1つと言えるのが、播州そうめんです。
播州そうめんは兵庫県を産地とした、日本三大そうめんの1つです。
今回は、播州そうめんの特徴についてご紹介します。

□播州そうめんの特徴とは?

播州でのそうめん作りは、三輪そうめんより少し後になり、室町時代から始まったとされています。
兵庫県にある斑鳩寺(いかるでら)に保存されている寺院日記には、「サウメン」の文字が記されているように、古くからからそうめんは食べられていたのです。

播州そうめんは、揖保乃糸(いぼのいと)の商標で知られています。
揖保乃糸の名前は、兵庫県の藤無山を源流とした揖保川が由来とされています。
この揖保川の美しい水や、小麦に栽培に適した土地があることから、そうめん作りが盛んに行われるようになりました。
その結果、現在では日本屈指のそうめんの産地にまで成長を遂げています。

揖保乃糸は、絹糸のような細さとつるみの食感が特徴です。
全国トップクラスの生産高を誇り、変わらない味と品質を常に守り続けています。
組合による厳重な管理体制が、これらのことを体現できている秘訣と言えるでしょう。

それを表す例として、そうめんを束ねている帯があります。
揖保乃糸は、色によって黒が特級、紫がよりつむぎなどのように、品質による等級を設けています。
このような等級は、組合の検査指導員によって全て検査して決めています。

私たちがよくスーパーなどで目にしている揖保乃糸は、ほとんどが赤の帯の揖保乃糸でしょう。
最上級の黒の帯である三神は、なんと細さが1本0.55ミリから0.6ミリという超極細麺です。
この等級のものは、組合によって厳選された業者のみ作るのが許可されている逸品です。

しかし、揖保乃糸は細さを追求しているだけではありません。
小麦にこだわったそうめん作りも、揖保乃糸の特徴の1つです。
農家の方が丹精かけて作った小麦の味を最大限生かし、もちもちした食感が際立つものになっています。

□小豆島そうめんの特徴を紹介!

日本三大そうめんは、播州そうめんの他に三輪そうめんと小豆島そうめんがあります。
それぞれに違った特徴があり、どれも素晴らしいそうめんでしょう。
ただ、その中でも特にオススメなのが小豆島そうめんです。

小豆島は、オリーブや醤油、胡麻油など様々な特産品で知られています。
しかし、その中でも特に有名なのが小豆島手延べそうめんでしょう。
手延べそうめんとは、麺を伸ばす工程において、油を塗って麺を伸ばすそうめんのことです。
通常は、菜種油を使用するのですが、小豆島の手延べそうめんは、100パーセント純正の天然胡麻油を使用しています。

これによって、そうめんの酸化を抑えられます。
そのため、通常のそうめん作りでは油臭さを取り除く工程が必要になりますが、小豆島の手延べそうめんではそれを必要としません。
また、胡麻油を使用することによって、黄色っぽい色になるのが特徴です。

このような特徴を持つ小豆島そうめんは、インターネットでも購入できます。
中でも代表的なのが「島の光」と呼ばれるブランド特級品の麺です。
「島の光」は、ご自分で食べて楽しむだけでなく、ギフトとしても喜んでもらえるでしょう。

□まとめ

今回は播州そうめんの特徴についてご紹介しました。
播州そうめんをはじめ、日本三大そうめんを食べ比べて、お好みのものを見つけてみてください。
また、お米のくりやでは、日本三大そうめんの1つである小豆島手延そうめんを取り扱っております。
ぜひ一度、この機会に小豆島手延そうめんを試してみてはいかがでしょうか。

 

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