お米は太るから食べないという方は多いですよね?
もちろん、お米は炭水化物なので、食べ過ぎてしまうと、体重の増加につながってしまいます。
ですが、お米は体に欠かすことができない重要な食材です。
そこで、今回この記事では、お米が体にとって重要な理由について着目してお話します。
みなさんがお米に関して持っている偏見を覆すために、お米がいかに健康に良いのかについてご紹介します。是非読んでみてください。
・お米の栄養分について
お米の主な栄養分は炭水化物です。
しかし、炭水化物という理由だけで、お米を避けている方も多いのではないでしょうか。
そこで、まず炭水化物についてご説明していきます。
炭水化物は、糖質と食物繊維に分けられます。
糖質は消化されず、食物繊維は消化されない物質と考えてください。
さらに糖質は、糖類と糖類以外に分けられます。
糖類には、果糖や砂糖などが含まれています。
糖質の中で、糖類以外の代表格がお米の主な成分であるでんぷんです。
ここで分かることは、お米の主成分は、炭水化物の糖質に含まれますが、糖類ではないという点です。
要するに、お米は砂糖とは違うということです。
・お米は太らない
ごはんを食べてしまうと太るのではないかと懸念する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ごはんは、パンや麺類などのように小麦から作られているのではなく、粒のまま摂取します。
ゆっくりと吸収・消化していくため、以下のようなメリットが挙げられます。
1.腹持ちがいいため、間食がなくなる。
2.体に溜まるホルモンの分泌がゆるやかで、体脂肪の蓄積を抑えられる。
・お米は体のエネルギー源
糖質がどのような働きを持つのかご紹介していきます。
知らない方が多いと思いますが、脳は、糖質だけをエネルギーとして利用しています。
ですので、糖質を摂取しなければ、エネルギーを補給できず、脳がしっかりと働けなくなります。
糖質を摂取することは、それだけ重要なのです。
人間の体は、必要とするエネルギーの50~70%を糖質から摂取するのが理想的だとされています。
また、糖質の効果で血糖値がある程度まで高くならないと、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激されないことも分かっています。
ですので、炭水化物は体にとって、非常に大切な栄養素なのです。
・まとめ
今回は、お米の魅力をご紹介しました。
今までお米は太るという理由で食べることを避けてきた方は、体にとって欠かせないお米を食す習慣をつけてみてはいかがでしょうか。