今回は、お米の劣化を防ぐ方法をご紹介します。
お米が劣化する原因としては、お米の呼吸・酸化・乾燥があります。
これらの点にしっかり注意しないと、お米は簡単に劣化してしまいます。
ですので、しっかりとした保存方法で、お米の劣化を防ぎましょう。
この記事では、お米の保存方法をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
・劣化の原因
お米は生鮮食品ですので、保存状態が悪いとすぐに品質が落ちてしまいます。
お米の品質を劣化させる要因として、以下の要因が挙げられます。
お米の呼吸、酸化、乾燥、虫食い、カビの発生、臭い移りの6つです。
お米をしっかりと保存するためには、これらの点に注意しなければなりません。
・保存方法
□冷蔵保存
お米の保存方法として定番的なのが、冷蔵庫や野菜室で保存を行うことです。
お米の保存場所には湿度と温度が低い冷暗所が適しています。
ですので、3~5℃の温度が整っている冷蔵庫は保存場所として最適な場所と言えるでしょう。
冷蔵庫の中は乾燥しているので、カビの発生を防げます。
しかし、冷気の吹き出し口に置いてしまうと、お米が乾燥しすぎてしまい、冷蔵庫の中にある臭いの強い食材の臭いが、お米に付いてしまうことがあります。
ですので、お米を冷気の入り口に置くのは避けましょう。
また、お米が乾燥しないように、密封できる容器に移してから冷蔵保存することをおすすめします。
もし、容器がなければペットボトルの使用をおすすめします。
ペットボトルはしっかりと密封できますし、冷蔵庫に入れやすいというメリットがあります。
□無酸素保存
容器の中の酸素を全て取り除けば、劣化の原因となる呼吸、酸化、乾燥、臭い移りなどのすべての問題を解決できます。
酸素を抜くことで、お米の呼吸を防ぎ、お米の酸化が防げます。
さらに、密封状態であるため、臭い移りや乾燥も防げます。
酸素を抜く方法として挙げられるのは、使い捨てのカイロを容器に入れる方法です。カイロの鉄分が、容器の中の酸素と結合してくれるので、容器の中を無酸素状態にできます。
この方法を使えば、たくさんお米を購入しても、鮮度をしっかりと保ちながら長期の保存が可能です。
・まとめ
今回は、お米の劣化を防ぐ方法をご紹介しました。
お米は食卓に欠かせない食材です。
お米は劣化しやすいですから、劣化の原因を知り、劣化を防ぐことが重要です。
私たち日本人の主食であるお米を毎日美味しく食べるためにも、上記に挙げた保存方法を今日から実践してみてはいかがでしょうか。