新年を彩る!贅沢お米レシピ特集

新年のお祝いに、お米を使った贅沢レシピを3つご紹介します。各レシピに合う品種もご紹介するので、料理に合わせたお米選びもお楽しみください。

新年のお祝いは、お米を使った贅沢なレシピで華やかに演出してみてはいかがでしょうか。

 

今回はみんなで楽しめる手巻き寿司レシピや、手早く簡単に作れる丼もののレシピなどをおすすめのお米の品種とあわせてご紹介します。

み んなで楽しく!手巻きずし

新年のお祝いにふさわしい、豪華な手巻きずしレシピをご紹介します。お寿司の主役「まぐろ」を漬け込むだけで、より華やかで、特別感のある食卓をお楽しみください。

 

材料

◇酢飯

  • ・お米:2号
  • ・すし酢:大さじ2

 

◇まぐろ漬け

  • ・まぐろ(切り落とし):100g
  • ・漬けだれ
    •  ○酒:大さじ1
    •  ○みりん:大さじ1
    •  ○しょうゆ:大さじ1と½

 

◇具材(お好みで調整)

  • ・サーモン(刺身用):50g
  • ・ボイル済みえび:4尾
  • ・サラダ菜:4枚
  • ・大葉:4枚
  • ・きゅうり:2本
  • ・ハム:5枚
  • ・厚焼き玉子
    •  ◆卵:3個
    •  ◆砂糖:大さじ1
    •  ◆みりん:大さじ1
    •  ◆酒:大さじ1
    •  ◆水:大さじ3

 

◇その他

  • ・手巻き寿司用のり:8枚

 

作り方

■ステップ1:まぐろの漬け込み

  1. 1.小鍋に漬けだれの材料(酒、みりん、しょうゆ)を入れる
  2. 2.弱火で加熱し、一煮立ちさせる
  3. 3.火を止めて粗熱を取り、冷蔵庫でしっかり冷やす
  4. 4.冷えた漬けだれにまぐろを入れ、10分ほど漬け込む

※漬け込み時間は短めにすることで、まぐろの食感を楽しめます。

 

■ステップ2:酢飯作り

  1. 1.お米は炊飯器の目盛りどおりに水加減して炊く
  2. 2.炊きあがったら、すし酢を全体に混ぜ合わせる
  3. 3.うちわなどであおぎながら粗熱を取る

※酢飯は人肌程度の温度になるまで冷まします。

 

■ステップ3:具材の準備

  1. 1.サーモンやえびは食べやすい大きさに切る
  2. 2.サラダ菜と大葉は水気をしっかり切る
  3. 3.きゅうり、ハムは細長く切る
  4. 4.厚焼き玉子は、材料(卵、砂糖、みりん、酒、水)を混ぜ、中火から弱火で数回に分けて焼く。焼き終えたらキッチンペーパーや清潔な布巾で包んで冷ます。

 

おいしく仕上げるポイント

精米したての新鮮なお米を使用すると、具材の味が引き立ちます。お米の品種に迷ったら、ササニシキやあきたこまち、はえぬきがおすすめ。程よい粘りとさっぱりとした食感のバランスのよさが特徴で、すし酢との相性がよい品種です。

 

すし酢は、ご飯が温かいうちに混ぜ込みましょう。米粒をつぶさず、切るように混ぜることがポイントです。

 

基本の具材以外にも、ネギトロやかんぴょう、アボガドといった具材を加えるとアレンジを楽しめます。

 

手 早く豪華に!和牛ひつまぶし風混ぜご飯

名古屋の伝統的な「ひつまぶし」をアレンジした豪華な混ぜご飯レシピをご紹介します。シンプルなステップで完成するので、忙しい年始にもぴったりです。上質なお米の味わいを一層引き立てる逸品を作ってみましょう。

 

材料

  • ・お米:2合
  • ・和牛薄切り肉:200g
  • ・白ねぎ:1/2本
  • ・山椒(粉末)、刻み海苔、三つ葉:適量

 

◇調味料

  • ・しょうゆ:大さじ2
  • ・砂糖:小さじ1
  • ・みりん:大さじ2
  • ・酒:大さじ1

 

◇出汁

  • ・だし汁:300ml
  • ・醤油:小さじ1
  • ・塩:ひとつまみ

 

作り方

■ステップ1:準備

  1. 1.お米は炊飯器の目盛りどおりに水加減して炊く
  2. 2.和牛は食べやすい大きさに切る
  3. 3.白ネギはみじん切り、三つ葉はざく切りにする
  4. 4.調味料を混ぜ合わせる
  5. 5.だし汁と醤油、塩を混ぜて温めておく

 

■ステップ2:和牛に味付けする

  1. 1.中火で熱したフライパンに和牛を入れ、香ばしく焼き目をつける
  2. 2.タレを加え、肉に絡めながら程よく煮詰める

 

■ステップ3:盛り付け

  1. 1.ご飯にタレごと和牛を加え、全体を混ぜ合わせる
  2. 2.白ネギ、山椒、刻み海苔、三つ葉を散らす
  3. 3.お好みで温かい出汁をかける

 

おいしく仕上げるポイント

このレシピには、一粒一粒がしっかりとした存在感を保ちながら、程よい粘りと弾力を持つお米がおすすめです。お米の品種には、コシヒカリやひとめぼれ、サキホコレが適しており、粘りすぎることなくタレと和牛の旨味をバランスよく受け止める特徴があります。

 

和牛を調理するときは、フライパンをしっかりと熱してから炒め始めましょう。タレは煮詰めすぎると辛くなるため、汁気を残すことがポイントです。

 

お腹にも優しい!ヘルシートマトリゾット

年末年始のごちそうのあとは、身体に優しいリゾットレシピはいかがでしょうか。トッピングの工夫次第で豪華に見せられる、10分ほどの時短レシピです。

 

材料(3人分)

  • ・ご飯
  • ・ベーコン:3枚(短冊切り)
  • ・カットトマト缶:1缶
  • ・ニンニク:1片(みじん切り)
  • ・オリーブオイル:大さじ1.5
  • ・水:200ml
  • ・固形コンソメ:1個
  • ・塩:小さじ1/2
  • ・ピザ用チーズ:30g

 

◇トッピング

  • ・スライスチーズ:3枚
  • ・粉チーズ、パセリ:適量

作り方

  1. 1.フライパンでニンニクをオリーブオイルで香りよく炒め、ベーコンを加える
  2. 2.カットトマト缶、水、砕いたコンソメ、塩を入れ軽く煮込む
  3. 3.ご飯を加えほぐしながら手早く混ぜ、ピザ用チーズを溶かし込む
  4. 4.器に盛り、スライスチーズ、パセリ、粉チーズをトッピングする

 

おいしく仕上げるポイント

リゾットをおいしく仕上げるには、粘り気のあるミルキークイーンやはえぬき、コシヒカリがおすすめです。ご飯を入れてからは手早く仕上げ、べちゃつきを防ぎましょう。

 

お好みで粉チーズを多めに加えると、よりコクのある味わいが楽しめます。

 

まとめ

日本の主食であるお米を使ったレシピは、新年をお祝いする食事に欠かせません。それぞれの料理に合わせた品種選びで、より一層おいしく仕上がります。

 

バラエティ豊かなお米のレシピで、華やかな新年の食卓を演出してみましょう。