お米の長期保存をしたい方必見!上手に長持ちさせる方法とは

「お米を大量にもらった」
「食べきれない分のお米をどうやって保管していいかわからない」

そんな時どうやって保管していますか?
もしかしたら、間違った方法でお米の持ちや味が悪くなる保管をしているかもしれません。
少しでも長く美味しくお米を食べるために正しい長期保存の方法をご紹介します。

□お米の劣化の原因は?

お米はどのような要因で悪くなってしまうのかを把握しておけば、直接的に良くない保管方法をとることを防げるかもしれません。
お米の敵は何なのか把握しておきましょう。
お米は主に「高温」、「湿気」、「呼吸」によって品質が落ちます。
つまり、「涼しく」、「風通しの良い場所で」、「酸素に触れない状態」の保管を心がけることが必要です。
ただ白米は「呼吸」をしないので三つ目の条件は玄米等の白米以外に当てはまることに注意してください。

□どこで保管すべき?

一般家庭において最も上記の条件を満たすと考えられるのは冷蔵庫です。
冷蔵庫に入る量のお米なら、冷蔵庫に保管しておくのが最適でしょう。
匂いうつりが懸念されるので密閉度に注意しておく必要があります。
ただ、冷蔵庫に入りきらない量のお米が手元にあるケースもあるのではないでしょうか。
納屋や貯蔵庫など、各家庭で上記の条件に最も近い冷暗所に保管するようにしましょう。

□何に入れておくべき?

湿気がお米に触れることを防ぐためにも完全に密閉されていることは第一の条件です。
冷蔵庫に入れるのなら、タッパーやペットボトルでも構いません。
米びつを選ぶときにも密閉性の高いものを探すのがおすすめです。
注意しなければならないのはお米を買った時のままの袋で保存しないことです。
お米を売るために作られた袋なので保存にも適しているように感じてしまいますが、空気穴が開けられており長期の保存には向いていません。
すぐに使い切らない場合には入れ替えるようにしましょう。

□保存状態をよくする方法は?

米の呼吸を防ぐために「無酸素状態」を作ることをおすすめします。
密閉状態の容器に使い捨てカイロを入れて放置しておくだけで無酸素状態になります。
米の呼吸を防ぐだけでなく虫や虫の卵も滅するのでかなり効果的です。
無酸素状態をしっかり作れば半年から1年新鮮なまま保存できる環境になります。
案外簡単でコストもかからないので知っておくと良い方法でしょう。

□まとめ

今回の記事ではお米の長期保存について解説しました。

もし大量のお米が手元にあるのならば、まとめて白米にせずに玄米もしくは無洗米の状態で保管することも美味しさをキープする一つのコツです。
手元にあるお米をダメにせず、おいしいまま食べ切るために、ぜひ今回紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。