お米はいつまで美味しい?お米の賞味期限について解説!

「お米を買ったけど結構時間が経ってしまった…まだ食べられるの?」と、困ってはいませんか?
「ダイエットを始めた」「子供が自立して食べる人数が減った」などでお米の消費量が減ることもあります。
それでも、残ったお米を捨ててしまうのはもったいないですよね。
では、お米が美味しく食べられる期間とは、どれくらいなのでしょうか。
今回はお米の賞味期限について解説していきます!

□お米の賞味期限

*お米に賞味期限は書かれない

実は、お米のパッケージに賞味期限は書かれていないのです。
かといって、いつまでもずっと美味しいわけではありません。
美味しく食べられる期間の目安があります。

*精米した日から数える

賞味期限について考えるときに、どこを期間のスタートにすべきかという問題があります。
これについては、「精米年月日」というのがパッケージに載っています。
それをスタートに考えたときに、
夏は一か月程度、冬は2か月程度を目安にすると良いでしょう。
これは、お米の劣化具合が気温や湿度によって変わるためです。
まずは、精米年月日をチェックし、現在そこからどのくらい経っているのかを見てみましょう。

□とりあえず食べられる消費期限

*お米の消費期限は?

では、精米後の1~2か月を超えてしまえば食べられないのでしょうか。実はそうではありません。
味は幾分か損なわれるかもしれませんが、精米後時間が経ったお米は古米と呼ばれ、食べることができます。
古米は大体精米後3年くらいは食べられると言われています。

*古米を食べるときの注意点

古米を食べるときには、いくつか注意すべき点があります。
まず、虫が湧いてないかを確認すること。
お米に湧く、コクゾウムシという虫がいます。
2~3ミリくらいの黒い虫で、一緒に炊いてしまわないように要チェックです。
次に、カビが生えていないか確認すること。
これは目視で確認することもできますし、とぎ汁に変な色がついていないかで見分けることもできます。
また、保存の仕方によってはかなり早くからカビが生えることもありますので、注意して下さい。

□まとめ

今回はお米の賞味期限について紹介しました。
お米は精米後気温によって、1~2か月間は美味しく食べることができます。
また、古くなったお米も全く食べられないことはありません。
ただし、食べるときは状態をよく確認することが大切です。
お米を古くしないためには、少量ずつ買うなどの対策を行うと良いでしょう。
お米が無駄にならないようにできれば、なによりです!