美味しいお米をお探しの方はいらっしゃいませんか。
美味しいお米を探そうと思っても、どれがいいのかよくわかりませんよね。
そして、結局いつもと同じお米を買ってしまうということもあるかと思います。
しかし、同じお米を買っていては新しい出会いはありません。
そこで、今回は九州のお米についてご紹介します。
□福岡・佐賀・長崎のお米とは
ここでは福岡・佐賀・長崎のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが福岡県産の「元気つくし」です。
元気つくしは「つくし早生」と「つくしろまん」を掛け合わせて誕生したお米です。
福岡県では夏に気温低下が発生しその影響でお米にも悪影響が出ていました。
その問題を解決するために開発されたのが元気つくしでした。
元気つくしは中位の大きさで、粘り気が強く、もちもちとした食感が特徴です。
また、元気つくしは心白や乳白の発生が他のお米と比べると少なく、とても見栄えが良いです。
さらに、炊き上がりもしっかりしているので、食欲をそそられそうですね。
食味ランキングでは結果も残してきており、お米の質や生産者側の管理体制がその結果に影響しており、今注目のお米と言えるでしょう。
次にご紹介するのが、佐賀県産の「さがびより」です。
さがびよりは佐賀県のオリジナルブランド米で、徹底された栽培管理と乾燥調製のもとで作られたお米です。
さらに、さがびよりはお米の品質に自信があることから、透明な袋で販売されているそうです。
とても信頼できそうなお米ですね。
さがびよりは他のお米と比較すると粒が大きいので、水に長くつけておくことでさらに美味しく炊けるでしょう。
さらに、冷めても美味しく食べられるので、お弁当やおにぎりにして食べてみてください。
保管する際には常温ではなく冷蔵庫に入れて保管することをおすすめします。
そうすることで、味を損なうことなく食べられるでしょう。
最後にご紹介するのが、長崎県産の「にこまる」です。
にこまるは地球温暖化に対応させるために西日本で開発が進み、現在では長崎県が主な産地となっています。
笑顔が溢れるほど美味しい品種であり、粒が丸く張りのあることが名前の由来となり「にこまる」という名前がつけられました。
にこまるは母親である「きぬむすめ」が受けていた高評価を同様に受けています。
にこまるの見た目は丸々としており、味は口へ入れるだけで甘味を感じられるそうです。
食感はもちもちとしており、噛めば噛むほど甘みが口に広がる、とても美味しいお米です。
興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
□熊本・大分のお米とは
ここでは、熊本・大分のお米についてご紹介します。
まずご紹介するのが熊本県産の「森のくまさん」です。
森のくまさんはコシヒカリとヒノヒカリを掛け合わせて、作られたお米で、両者の良いところをとった優秀なお米と言えるでしょう。
森のくまさんは食味ランキングで特A評価を獲得するほど評価されています。
粒が少し細いことが見た目の特徴として挙げられ、弾力がしっかりあり、もっちりとした食感や粘り気の強さが他の特徴として挙げられるでしょう。
次にご紹介するのが大分県産の「ひとめぼれ」です。
ひとめぼれは宮城県を由来としますが、大分県久住でも栽培されています。
しかし、ひとめぼれには少し選び方が存在するので、そちらを少しご紹介します。
選び方をマスターして美味しいお米を選びましょう。
まず、特別栽培米を選ぶことが重要です。
特別栽培米は指定の農薬や化学肥料の使用が抑えられているお米のことで、通常のお米と比べると食味値も高めになります。
そして、低温保存米を選ぶことも重要と言えるでしょう。
低温保存米は15度以下の低い気温の環境で保存されているお米のことで、ひとめぼれは寒い場所に強いので、この保存方法にうってつけなのです。
そして、低温保存米を選ぶことで、新米のような味わいを未開封であれば開けてから一年後くらいまでは維持できます。
□宮崎・鹿児島・沖縄のお米とは
ここでは宮崎・鹿児島・沖縄のお米についてご紹介します。
まずご紹介するのが宮崎県産の「ヒノヒカリ」です。
ヒノヒカリはコシヒカリと掛け合わせたにもかかわらず、もっちりとしていません。
また、粘り気も強くないため、水加減を間違えてしまったとしてもあまり悪影響がないのも特徴として挙げられるでしょう。
次にご紹介するのが、鹿児島県産の「あきほなみ」です。
あきほなみは鹿児島県のみで栽培がされている、鹿児島県オリジナルのブランド米です。
食味ランキングでは特Aランクを獲得しているので、味を安心ですね。
他のお米と比べると大粒で、粘り気が強く、甘味や旨味はちょうどよく、和食にも洋食にも合います。
また、コシヒカリとヒノヒカリから受け継いだ耐性から「いもち病」にも強く夏の気温上昇や台風にも負けません。
最後にご紹介するのが「ひとめぼれ」です。
ひとめぼれは粘り気の強さや飽きない甘味がその特徴として挙げられるでしょう。
食感はもっちりしており、粘り気、ツヤ、甘味、旨味、香りのバランスが取れた優秀なお米です。
また冷めても美味しく食べられるので、おにぎりやお弁当にして食べてみるのも良いでしょう。
□まとめ
今回は九州地方のお米についてご紹介しました。
あまり、九州地方で作られたお米が買うことはないかもしれません。
しかし、一度買ってみると素晴らしいお米に出会える可能性もあります。
そのため、是非一度チャレンジすることをおすすめします。