お米に虫が湧いてしまった…そんなトラブルの解決法をご紹介

お米に小さな点がついて見えるな、これなんだろう。まぁいいや、食べてしまえば問題ないか。

ストップ!ちょっと待ってください。そのお米、危険かもしれません。小さな点は虫かもしれませんよ。

このような経験がある方、お米の保存場所や保存方法は間違っていませんか。時間がないのでたまにしか自炊できないという方は、どうしても長期的にお米を保存しがちです。

しかし、虫がお米についてしまうと、皆さんの気分を害するだけでなく、品質が落ちパサつきが増してしまいます。

もちろん、一度虫がついてしまったお米も食べていただくことは可能ですが(後ほど紹介いたします)、発生を抑えたいですよね。

■お米に発生しやすい虫の種類

まず、お米につく虫の発生を抑えるにあたって、どのような虫がお米につきやすいのか、ここでは代表的な二種類の虫をご紹介します。

・ノシメマダラメイガ

ノシメマダラメイガは白い糸でお米の粒をくっつけてしまうので、お米の中に糸でくっついた米粒を発見したら、この幼虫の仕業かもしれません。

さらに、お米を袋で保存すると、この虫は袋も食い破って中に侵入するので、保管する容器の種類に気を付けて下さい。

・コクゾウムシ

コクゾウムシは小さな茶色い虫ですが、お米に穴を開け卵を産むので、精米で除去しきれない場合もあります。

ですので、開封前の米袋であっても虫が湧くことがあります。さらに、20度以上の気温になると活発になり卵から孵化します。

このような虫は、見かけるだけでも良い気分にはなりませんよね。

■虫が湧かないようにするためのお米の保存法

いよいよ本題です。虫がつかないようにするため、お米の品質を保つためにも正しい保存方法を紹介いたします。

上で挙げた虫は15度以下では繁殖できなくなるものが多いです。ですので、なるべく日光が当たらない、気温の低い場所で保存しましょう。

また、これらの虫は乾燥を嫌うので、流し付近や水回りに保存しないようにしましょう。獅子唐や鷹の爪を入れえ保存するのも有効です。

おすすめの保存場所は気温が上がることのない冷蔵庫です。

冷蔵庫は法律で5度以下に設定するように定められています。ですので、冷蔵庫の中は気温が低く、かつ乾燥しているので虫対策にはもってこいです。

他に気を付けていただきたいのは、密閉した固い容器で保存することです。

紹介したように、虫の中には柔らかい容器であれば突き破ってくる虫もいます。これを防ぐためにペットボトルや米びつで保存されるのが良いでしょう。

■虫がついても食べられる?

最後に一度虫がついてしまったお米に関して、まだ食べていただけるということをお伝えします。虫はお米を研いで洗っていただければある程度は落ちます。

しかし、虫が一度ついてしまうと、パサつきが増しますので、水を多めに入れて炊いていただく必要があります。

 

お米の虫対策について理解していただけましたでしょうか。

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お米の虫対策に関して納得いただけた方、美味しいお米を食べたいという方は、ご連絡お待ちしております。