「購入して保存していたお米に、虫が湧いていた。」
「虫に関するトラブルを未然に防ぎたい。」
お米に関して、虫に対するお悩みをお持ちではないでしょうか。
お米には栄養が含まれているため、一定環境下では虫が好んで繁殖する場合があります。
ですので、虫が好む環境を知り、その対策を行いたいですよね。
今回は、虫のトラブルを未然に防ぐために、行いたい3つの対策をご紹介します。
以下の内容を参考にして、お米と虫に関するトラブルを解決しましょう。
●低温下で保管する
お米に繁殖する虫は、約20度〜35度の気温を好みます。また約30日〜40日で卵から成虫になると考えられています。
お米に発生する虫は、約15度以下の環境では生きられない場合が多いため、低温下での保管が有効です。
また、市販で米虫用の防虫剤が販売されています。米びつや、保存容器に同封するタイプになり、虫の繁殖防止の効果が期待できます。
●できるだけお米を買いだめない
お米は、お肉や魚、野菜に比べて日持ちします。しかし同じ生鮮食品には違いありません。
購入してから長期間経ったお米は、虫の発生だけでなく、酸化や臭い移りがある可能性が非常に高くなります。
長期間保管し、劣化したお米の味や風味は、どんどん損なわれてしまいます。
虫の繁殖の場合、先ほども述べましたが、30日〜40日の間に卵から成虫になります。
少なくとも1か月間で食べきれないと思われるお米は、購入、保管しないようにしましょう。
特に虫の繁殖が起こりやすい夏場は、短期間で食べきれる量を、定期的に購入することをお勧めします。
●米びつといった容器を定期的に洗う
お米の保管容器として、米びつを使用している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
虫のトラブルを避ける方法として、保管容器を定期的に洗うことをお勧めします。
古いお米には、当然汚れが付着しており、その容器も汚れてしまいます。同じ容器を洗わずに再び新しいお米を保管しても、元の汚れがついてしまいますよね。虫の発生だけでなく、他の劣化の原因にもなりうるのです。
定期的に洗浄し、清潔な容器に保管することが重要になります。
〇最後に
今回は、虫のトラブルを未然に防ぐための対処法をご紹介しました。
暖かく、水分が多い場所は、虫にとって温床の地となります。
適切な環境で、あまりお米を買いだめすることなく、定期的に保管容器を洗うことが大切なのです。
虫のトラブルにお悩みの方は、ぜひ一度取り組んでみて下さい。