皆さんは、流しの下や水分の高い場所にお米を保存されていませんか?
また、直射日光の当たる窓付近や外でお米を保存されていませんか?
お米の味や賞味期限は保存方法でも大きく変わります。精米後、お米が一般的に美味しく食べられるとされる期間は夏場であれば1ヶ月未満、冬場であれば1ヶ月半程度です。
しかし、保存場所によっては2ヶ月以上美味しく食べられる場合もあれば、20日未満で大分味が落ちてしまうケースもあります。
それは、お米は湿度や温度によって、デンプンや脂肪が酸化される速度が早まってしまうからです。
そこで今回は、お米を保管する際に注意すべき点についてお伝えします。
■保存場所の温度に気をつけましょう
お米を温度や湿度の高い場所に保存するとお米の味が落ちるだけではなく、虫がつく危険性があります。
お米につく虫は気温18度以上、かつ湿度が高ければ発生します。ですので、直射日光の当たる温度が上がりやすい場所は避けましょう。
また、お米は10度以下の場所で保存されれば、酸化する速度を半分近く遅らせることができます。
■保存場所の湿度に気をつけましょう
先ほど、保存場所の温度と湿度により酸化する速度が決まり、虫がつく可能性もあると述べましたが、お米が湿気を吸収しすぎるとカビの発生にも繋がります。
したがって、台所付近でお米を保存される場合は流しの下や流し付近など水気が多く、水が直接かかってしまいかねない場所を避けて保存されるのが良いでしょう。
■保存場所の匂いに気をつけましょう
お米は匂いを簡単に吸ってしまいます。お米の一般的な保存容器の一つとして米びつがあると思います。
米びつをお米を入れ替える度、十分に洗う方は少なく、古い米のぬかや容器についた水気などを放置しまいがちです。
しかし、何度も繰り返しているうちに匂いもつきますし、放置していると虫も発生しかねません。米びつを利用される際はしっかりと日光消毒を行い、こまめに掃除することを心がけましょう。
■おすすめの保存法
おすすめしているのはペットボトルや保存用のパックで冷蔵庫に保存する方法です。冷蔵庫の温度はJIS規格により4度以下と定められており、お米を保存するのに適しています。
米びつでなくとも、湿気を取り除ける容器であれば大丈夫です。ペットボトルであれば簡単に用意できるので安心ですよね。
■炊いた後のお米の保存法
ここまでは精米後の保存方法を紹介しましたが、炊いた後のお米はどう保存するのが良いのでしょうか。
長時間炊飯ジャーの中で保存されると細菌繁殖の危険性が高まります。美味しく食べるためにはできるだけ冷凍庫で冷凍保存してください。
この際、デンプンの老化を防ぐため、なるべく温かいうちに冷凍保存しましょう。冷凍保存さえしていただければ、一週間程度は美味しく食べられます。
美味しいお米の保存方法を理解していただけましたでしょうか。
弊社くりや株式会社では、美味しいお米の販売を行っております。
美味しいお米は、保存法はもちろん、お米そのものによっても決定されます。ぜひご連絡お願いします。