「筋トレを続けているけど、腹筋が割れない。」
このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。人間の身体の構造上、腹筋はもともと6パックに割れており、皮下脂肪や内臓脂肪のせいでこれらが見えにくくなっているようです。しかし、単純に炭水化物を極端に控えることが、筋トレの成功につながるのでしょうか?腹筋が割れても不健康になってしまったら元も個もありませんよね。
そこで今回は、お米を例に挙げて、筋トレ中の炭水化物の量について考察していきます。
□腹筋を割るためには、炭水化物は控えるべき?
腹筋を割るには体脂肪を落とし、かつ筋肉も鍛える必要があります。ですので、まったく炭水化物を摂らないとなると、運動に使うためのエネルギーも手に入らないので元も子もありません。だからと言って食べ過ぎてもいけません。
まったく、腹筋が割れる気配のないという方は、脂肪を落としていく最初の時期に、一日茶碗一杯分の白ご飯の糖分(50グラム)で我慢してみて下さい。また、少し腹筋が出ているという方は、朝と昼、また筋トレ後に食べるようにしましょう。摂取すべき糖分量の目安としては、「自分の体重÷1000×1.2」グラムです。
試しに計算してみましょう。あなたの体重が60kgだとすると、
60000÷1000=60グラム。60グラム×1.2=72グラムとなります。お茶碗一杯分が50グラムとすると、少し増えましたね。
また、炭水化物:たんぱく質=3:1の割合で食べると、たんぱく質のみを摂取したときよりも38%以上の筋力増加につながるという研究も出ているようなので、試してみて下さい。
□食べるタイミングはいつがベスト?
せっかく食べた炭水化物をできる限り筋肉の発達に使いたいですよね。
そのためにはまず、筋トレの約3時間前にお米のような糖分を摂る必要があります。そうすることで、筋グリコーゲンの量を高めてくれて、運動するエネルギーが上がっていきます。
筋トレの後は、2時間以内にしっかりとした食事を摂取するのが理想的です。トレーニングで枯渇したエネルギー源を、十分な量のたんぱく質とともに炭水化物を摂取することで補います。
□まとめ
腹筋を割るためには炭水化物は控えるべきか、ということを主なテーマに筋トレ中の炭水化物の目安摂取量やタイミングについてまとめてきましたが、いかがでしたか?
お米は種類によって糖質もちがってきます。太りにくいお米や、そのレシピについての記事もご用意しておりますので、ぜひ活用して頑張って下さい。