日本全国の新米の数ってどのくらいあるの?

「美味しいお米を食べたいけど、品種が多すぎてわからない。」
「知らない品種のお米ってなかなか買いにくいな。」
「新米は美味しいってみんな言うけど、どうして美味しいの?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
日本には様々なお米があり、それぞれ品種ごとに名前が付いています。
しかし、それぞれのポイントをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
また、新米はとても人気がありますよね。
そんな新米の美味しさの理由をご存知ですか。
今回は、雪若丸、いちほまれ、夢ごこちの3種類のお米の品種について、そして、新米の美味しさの秘密について解説します。

□お米の品種について

皆さんは、日本に、お米の品種がいくつあると思いますか。
現在日本のお米として登録されている品種は、2019年3月時点で、なんと!900種程あります。
食卓に並ぶような白ごはん用に作られているお米は、その内290種程です。
その他にも、もち米が70種程、日本酒を作るためのお米が120種程あります。
ちなみに、コシヒカリが日本で最も多く栽培されているお米です。
日本のお米の栽培量全体の約35%を占めていると言われています。
また、2番目に多く作られている品種は、ひとめぼれです
しかし、ひとめぼれは全体の9%程に留まるため、日本で栽培されているお米の3分の1はコシヒカリだと言えるでしょう。

□雪若丸(ゆきわかまる)について

雪若丸というお米の品種をご存知ですか?
雪若丸は、2019年に山形県で販売された新品種です。
同じ山形県から、先に発売されていた「つや姫」というお米に続いて、つや姫の弟分として発売されました。
雪若丸という名前は、その力強い稲の様子が男性的であったことと、白くツヤツヤした見た目が、白く美しいことから名づけられました。
つや姫の特徴が、あっさり柔らかめであるのに対して、雪若丸は、粘りが強く硬めです。
雪若丸は、1粒1粒が大きく透き通っていて、しっかりとした食べごたえが特徴だと言われています。
そのため、どんぶりや、カレーとの相性が良いと言われています。
また、炊き上がりの様子は、ツヤがあり、1粒1粒が立っていて、とても美しい品種です。

□いちほまれとは?

いちほまれは、福井県で生まれた新品種です。
この品種は、コシヒカリを開発した福井県が、コシヒカリを超えるブランド米、「ポストコシヒカリ」として開発したお米です。
2011年に開発部が設置され、それから、約5年もの歳月をかけ、2016年に発売が開始されました。
いちほまれは、ツヤが特徴の「てんこもり」ともっちりした食感が特徴の「イクヒカリ」を掛け合わせた品種で、炊き上がりのツヤは素晴らしく、その見た目は、コシヒカリよりも上だと言われています。
また、食感も、粒感と粘りのバランスが取れており、味に関しても申し分のない甘さがあります。
2つの品種の長所を持ちあわせた、見た目と味のバランスが良い品種です。

□夢ごこちとは?

夢ごこちは、粘りと弾力、独特の甘みが特徴の品種です。
コシヒカリを改良して作られた品種で、全国でも栽培量が少なく、貴重な品種であるため、高級米として有名です。
香りと甘みがとても強い品種であるため、冷めても美味しいという特徴があります。
その粘りとしっかりとした食べごこちのため、冷めてもパサパサせずに「おにぎり」に最適と言われています。

□新米はどうして美味しいの?

毎年秋になると、新米と書かれたお米が並んでいますよね。
新米は、普段私たちが食べているお米と、一体、何が違うのでしょうか。

*新米とは?

新米とは、その年に収穫されたお米を指します。
そのため、販売期間は9月頃から12月31日までです。
これは、法律によって厳しくルールが決まっているため、年を超えると新米とは呼ばれなくなります。

*どうして新米は美味しいの?

新米は採れたてのお米を指します。
そのため、古米に比べて水分が多く含まれています。
他にも、風味が豊かで粘りが強いという特徴があります。

*新米と合う料理は?

新米は風味と食感に特徴があるため、お米が主役になるレシピに向いています。
例えば、海苔の佃煮やお漬物のような、ご飯のお供と一緒に楽しむことで、新米の風味をしっかりと味わえます。
反対に、古米は水分が少ないため、お寿司や炒飯、パエリアなどの料理に向いています。
料理によって美味しく仕上がるお米が異なるため、それぞれに合ったお米を楽しみましょう。

□まとめ

今回は、雪若丸いちほまれ夢ごこちの3種類のお米の品種について、そして、新米の美味しさの秘密について解説しました。
当社は、明治15年創業の老舗お米専門店です。
当社のごはんソムリエが選んだ新米シリーズも紹介しております。

ぜひ新米ページからお好みのお米をお探しください。

 

最近のお米の品種の特徴とは?

「美味しいお米を食べたいけど、品種が多すぎてわからない。」
「知らない品種のお米ってなかなか買いにくいな。」
「最近販売されている品種って何が美味しいの?」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
日本には様々なお米があり、それぞれ品種ごとに名前が付いています。
しかし、それぞれのポイントをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれのような、有名なお米だけでなく、最近販売が始まった新しい品種を試してみたいとお考えの方も多いと思います。
そこで、今回は、「金色の風」「新之助」「里山のつぶ」この3種類のお米の特徴と産地について、解説します。

□最近の品種の特徴

最近新しく開発された品種の特徴は、暑さに強い品種であることです。
地球温暖化の影響で、年々気温が上がっており、特に夏場の高温に対応できる品種が求められています。
現在最も栽培されているコシヒカリは、夏の暑さにあまり強くありません。
加えて、国内のお米の生産量をコシヒカリが大きく占めているため、気候不良によって、コシヒカリの収穫量が減少すると、全体の収穫量も、激減してしまうのではないか、という危険性も指摘されています。
そのため将来、コシヒカリに変わって栽培可能なブランド米を作る必要があります。
近年では、コシヒカリの弱点を補った品種や、収穫時期をずらした品種が多く開発されています。

□金色の風

金色の風は、岩手県が作った高級ブランド米で2017年から販売が開始された比較的新しい品種です。
ひとめぼれという品種を改良して生まれたこの品種は、粘りが強く柔らかい粒感と、バランスの取れた甘みが特徴です。
また、金色の風は、岩手県の最高品種であるため、栽培する土壌と栽培する人に関して、厳しい条件があります。
つまり、金色の風は、選ばれた土地と選ばれた生産者のみが育てられるブランド米ということになります。
しかし、1本の稲穂に実るモミの数が、他の品種に比べて少なく、さらに栽培に手間がかかるため、収穫量が少ないという一面もあります。

□新之助

新之助とは、2017年に販売が開始された、新潟県のブランド米です。
大粒で形の良いお米が、眩しい程に輝く、ツヤツヤとした炊き上がりが自慢です。

このお米の大きな特徴は、2つあります。
1つ目は、比較的時間がたってもその美味しさが保たれることです。
開発の際に、温度の高い環境で長期保存を行うテストを実施しており、新米の美味しさをキープできることが証明されています。
2つ目は、炊いた後、冷めて時間が経っても美味しいことです。
新之助には、時間が経ってもお米の柔らかさを保つという特徴があります。

例えば、一人暮らしの方や、忙しくて毎日ご飯を炊けない方は、お弁当をつくったり、前に炊いた、冷やご飯を電子レンジで温めたりすることがありますよね。
新之助は、そのような現代の生活スタイルに対応した特性を持ったお米です。
新米の時期を過ぎても、さらに炊いてから時間が経っても、美味しさをキープできるというのは、嬉しいですよね。
新之助は、新潟県の米研究120年の記念として、プライドをかけて開発した品種です。
そのため、生産するには研究会が定めた制限があり、厳しい基準をクリアした農家にしか、生産が許可されていません。
加えて、品質や輸送にも、研究会が定めた厳しいルールが存在します。
また、新之助の品質と管理体制は、食のプロからも信頼されているため、料亭やレストランでも多く採用されています。

□里山のつぶ

里山のつぶは、福島県のお米です。
「ゆきん子舞」というお米と、「福島14号」というお米を交配して作られました。
里山のつぶという名前は、涼しい里山で多く栽培される品種になって欲しいという願いが込められています。
標高300メートル以上の山間地域での栽培に適したお米として、11年もの年月をかけて開発されました。
そのため、温度の上がらない、比較的涼しい地域での栽培に適しています。
また、米が大粒であるため、1本の稲穂から採れる量は、あきたこまちに勝ると言われています。
炊いたご飯は、1粒1粒が立っていて、大粒であるため、しっかりとした食べ応えが特徴です。
味は、あっさりとしており、適度な粘りと旨味があります。
里山のつぶには粒が大きく、味が染み込みやすいという特徴があるため、リゾットチャーハン、オムライスのような、ご飯に味を付ける料理にも向いています。

□まとめ

今回は、「金色の風」「新之助」「里山のつぶ」の3種類のお米の品種とその特徴について解説しました。
近年新たに開発された品種はこれだけではなく、どんどん新たに美味しいお米が誕生しています。

今回紹介した以外にも当社のごはんソムリエのおすすめする新たな品種も含めたお米を紹介していきます。

今しか食べられない美味しいお米を探してみてください。

そもそも新米とは? なに?

「新米、古米とよく聞くけど、具体的に何が違うか分からない」
「今まで何となく新米を選んでいたが、場面によって古米を選んでいる人もいる?」

新米と古米の具体的な違いをご存知ですか?
名前から、新米は新しい、つまり収穫時期が現在に近い米であることは想像がつきますよね。
しかし、実際にいつまでに穫られた米のことを新米と呼ぶかは知らない方が多いと思います。

新米と古米に対する知識を深めて、より良い方を選びたいですよね。
そこで今回は新米と古米の違いについてご紹介します。
また、当社で販売しているおすすめの新米についてもご紹介します。

□新米と古米の違い

お米は基本的に秋に収穫されます。
その年の収穫時期から年末まで数ヶ月しかありませんが、この数ヶ月の間に販売されるお米を「新米」と呼びます。
お正月を過ぎると次年度になりますので「新米」とは呼びません。
※翌年になっても新米とうたっている業者さんもおられますが・・・表記間違いです。

□新米の良さは?

新米の良さは、採れたてのみずみずしさとお米の輝きです。
そのため米単体で食べても新米特有の香りが広がりしっかりと「うま味」が感じられます。
また、米は酸化すると香りや風味が失われますが、新米時期はそのような事もありません。

□古米は?

古米は新米に比べると水分量が減っていきますので、みずみずしさがなく硬いです。
そのため米単体で比べたときは、当然新米の方が美味しいです。
古米は新米と比べると酸化し水分量が少なくなっていきます。
その分、もっちり度の高い銘柄ミルキークイーンなどと混ぜて食べると、ちょうど美味しくなる工夫もあったりします。

□炊き方

「新米、古米で炊き方に違いがあります。新米は水分をたくさん含んでいるので炊くときの水の量は心持ち少なめでも良いかも知れません。
逆に古米は少し多めの水で炊くと良いでしょう」と、よく言われますが実際の水加減は個人の好みもあるので、この限りではありません。基本、その釜の基準水量でまずは炊いてみて下さい。

□おすすめの新米

*ななつぼし

ななつぼしは北海道を中心に栽培されている米です。
道内では最も栽培されている品種です。
特徴はバランスのとれた味と粘りです。
甘みの強い米は人気ですが、味が強すぎるよりは程よく甘い方が良いと考える方もいらっしゃいます。
ななつぼしはバランスのとれた味なので、どんな方にも合います。
気分や体調によってあっさりめの米が食べたい日もあるかと思いますが、そのようなときにも適しています。
粘りに関しても、強すぎたり弱すぎたりすることがないので、家庭に様々な好みの方がいても大丈夫です。

*銀河のしずく

銀河のしずくは岩手県のお米です。
品種改良が重ねられ、開発には十年かかったそうです。
当然こだわりも強く、高品質な米です。
銀河のしずくの特徴は食感がかろやかであることです。
食べ飽きることがありませんし、大味な米が苦手な女性などにも合っています。
また炊きあがりが非常に白くて美しく、見た目も評価されているお米です。
見た目は関係ないと思われている方もいるかもしれませんが、お米に限らず食品の見た目は味に大きく関わります。
見たことが無い方はぜひ一度炊いてみてください。
実際に目の当たりにすると、美しい見た目が食欲を刺激するのが分かると思います。
「おにぎり」が非常に高評価を受けている品種です。

*つや姫

つや姫は山形県のお米です。
現在では人気の高さから他の地域にも広がりを見せています。
つや姫は、あの有名なコシヒカリを上回る美味しさであるという評価もされていて、味の品質の高さは絶対的です。
具体的には、旨み成分が多く含まれているため、噛むと甘みだけでなく旨みも口に広がります。
米単体で食べて満足できることを目標に作られているため、おかずが無くてもしっかりとした食べごたえがあります。
栽培には強いこだわりがあり、栽培に適した地域でしか栽培されていません。
また、基準が統一されており、一定の品質を超えないとつや姫として市場に出すことができません。

□まとめ

今回は新米、古米の違いをご説明しました。
新米は収穫されてから年末まで売られている米です。
正月を境に「新米」とは呼ばなくなります。

おすすめの新米としてななつぼし銀河のしずくつや姫をご紹介しました。
どれも高品質で魅力的ななお米ですので、食べたことが無い方は一度試されてはいかがでしょうか。

当社のホームページでは今回ご紹介したお米はもちろん、全国の美味しいお米をお買い求めいただけます。
今回紹介したお米以外の新米も揃えていますので、ぜひ新米ページもご覧ください。

新鮮なお米(新米)を真空パックで味わう!

「お米は長期保存が効いて、いつまでも美味しく食べられる」
このようにお考えの方はおられませんか?

実は、お米をずっと放置していくとどんどん劣化していき、せっかくの美味しさが損なわれます。

お米を大量に購入する方も多いと思われますが、お米は精米してから劣化が始まり、精米し立ての味が少しずつ失われて行きます。
当社では出来るだけ劣化しにくい保存方法を推奨しています。
そこで今回は、お米が劣化してしまう原因と劣化しにくくする対策について紹介します。

□お米が劣化してしまう原因

*呼吸

お米とは農産物のため、お米は呼吸します。
お米の呼吸とは、栄養素と空気中の酸素による化学反応です。
呼吸によって栄養素が分解されるため、味が悪くなります。
また、呼吸は含水率(お米の水分)と温度によって盛んになる場合があります。
※ 呼吸が盛んになる含水率と温度
含水率が16%を越えると、呼吸が盛んになります。
また、温度が15~20度を超えると、呼吸が盛んになります。
そのため「お米のくりや」では温度・湿度調整された低温倉庫で保管しています。

*酸化

実は白米にして保存すると、酸化することで劣化します。
酸化すると味が悪くなったり、独特な臭いがしたりします。
また、酸化は温度が高いほど進むため、白米にして保存する場合は10度以下の環境での保存が望ましいでしょう。(密封容器での冷蔵庫保存等)

*虫に食べられる

玄米と白米のどちらの状態で保存していても、虫に食べられることがあります。
冬は気温が低く虫が活動せず、気温が上がると急に活動を始めるため、春以降になると虫に食べられることが多いです。
不思議と虫も分かっているのか? おいしいお米ほど湧きやすくなります。
虫に食べられたとしても、虫を取り除くとお米は食べられますが、精神的に抵抗がある方が多いため、虫を侵入させない方法を考えましょう。
以下にお米を食べる虫を2種類紹介します。

■ノシメマダラメイガ
主に玄米に付着し、においを嗅ぎつけて外から侵入して、ヌカを好んで食べます。
侵入してヌカを食べて成長し、蛹(さなぎ)になり、羽化すると蛾(が)になって飛んでいきます。
また、この虫は袋に侵入して、ヌカを食べるために袋を食い破ることもあります。
そのため、密封容器で保存することがおすすめです。

■コクゾウムシ
玄米と白米のどちらにも付着し、お米の内部に卵を産みます。
孵化(ふか)した幼虫はお米を食べ、3ミリを越えるとお米から出てきます。
またこの虫は精米するときの熱では死なず、コメの内部にいるため出てくるまでは気づけません。

*カビ

お米が水に触れたり、湿気が多い場所(例:キッチンの下など)に保存していたりするとカビが発生します。
特に含水率が17%を越えると、カビが発生しやすくなります。
カビが発生すると、全体的に変色し、しっとりした感触になります。
見るだけでわかるほど、変色したお米は食べないようにしましょう。
しかし、発生直後はわかりにくいため、気づけない可能性もあります。

*においが移る

お米はにおいが移る可能性が高い食品の1つです。
そのため、においが強いものの近くに置いておくと、お米に臭いが移る可能性が高いです。
真空包装の米袋の場合は安心です。

□お米の保存方法

お米は、直射日光が当たらない、涼しく風通しの良い場所で保存しましょう。
そのような場所が見つからない方は、冷蔵庫に入れることがおすすめです。
また、上記の通り、乾燥や虫の侵入を防ぐために密閉性が高い容器に移してから保存しましょう。

ただ、「密閉性が高い容器に移すことが面倒。」という方もおられるかと思います。
そんな方には「オコメール」がおすすめです。

□オコメールとは

オコメールとは精米仕立てのお米を、即真空パック包装し小分けされたお米の名称です。
※「お米のくりや」の商標です。

オコメールのメリットを4つご紹介します。

*保存しやすい

小分けされているため、先ほど紹介した密閉できる容器に移す必要がありません。
また、袋が薄いため冷蔵庫のどこにでも保存することができます。

*炊くときに計量の必要がない

一つの袋に2合(300g)づつ計量されてから密閉するため、ご飯を炊くときに計量する必要がなく非常に便利です。

*好きなお米の組み合わせを選ぶことができる

「オコメール」は小分け販売されているため、さまざまなお米を試せます。
そのため、便利な2合づつの3個セットや色んな銘柄の食べ比べセットなどを販売しています。
例えば、新品種満載の食べ比べセットやもっちり系のお米の食べ比べセットなどです。

*お米の選び方

当社のお米は以下の手順を踏み、ごはんソムリエが選びます。
・その年の天候や産地などを見極める
・新しい産地や新品種の開拓を行う
・ブランドの品種にこだわらず、その生産者の情熱・努力・工夫を見る
・品種の特徴を詳しく把握する
・たくさんの試食を重ね、食味を把握し、最終選定する。

□まとめ

今回は、お米が劣化してしまう原因とその対策について解説しました。
「美味しいお米」には賞味期限があり、放っておくとどんどん劣化してしまうと知っていただけたかと思います。
せっかくの美味しいお米は、そのまま美味しく食べたいですよね。

そんな方には、お米を真空パックで小分けした「オコメール」がおすすめです。
新鮮に食べられるだけでなく、炊くときに計量する手間なども省けてすごく使い勝手が良いです。

当社のごはんソムリエが選んだオコメールの組み合わせを紹介しておりますので、お好みのオコメールの組み合わせを見つけてみてください。

北海道の新米は美味しい!? おすすめの銘柄は?

「北海道の新米を買ってみたいが、銘柄が多くて悩む」
「おすすめの北海道の米があれば知りたい」
北海道は言わずと知れた、日本有数の米どころです。
米の生産量は新潟県に次いで全国二位で、銘柄もたくさんあります。
スーパーやお米の専門店に行っても、北海道米を目にすることが多いと思います。
しかし、北海道の米に興味があっても選択肢が多すぎて迷ってしまいますよね。
そこで今回は、北海道の新米でおすすめの銘柄をご紹介します。

□北海道の新米の特長

北海道の米に対して、どのような印象を持っていますか?
稲作は元々温暖で多湿の地域で盛んだったため、もしかしたらあまりピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。
北海道では、酪農や畑作のイメージの方が強いと思います。
しかし、度重なる品種改良により寒さに強い米が開発され、北海道の米の生産量は現在全国2位です。
銘柄も今ではたくさんあります。
では北海道の米の特長は何でしょうか。

昔はあまりの寒さに一般的食用のお米の栽培は苦手な地域でした。
しかし、地球温暖化の影響で、逆に以前の東北の寒暖差の激しい地域の特徴を北海道が担うようになり、近年非常においしいお米が栽培できる地域へと変わりました。

他の名産地に味が劣ることもなく、食味ランキングという米の味を評価するランキングで、最上位の特Aランクを取得している銘柄もあります。
安くて美味しい米が食べられるので、北海道の新米は近年人気を伸ばしています。

□北海道でおすすめの銘柄

*ゆめぴりか

北海道米の中でも最高級ブランドのお米です。
上記で説明した食味ランキングで、なんと12年連続で特A評価をとっています。
ANAの国際線のファーストクラスでも採用されており、このことからも味の評価が非常に高いことが分かります。
粘りが強く、もっちりした食感です。
甘味が強いことも特長です。
海産物との相性が良く、たらこやいくらなどと一緒に食べるのがおすすめです。
特に「お米のくりや」で販売しているゆめぴりかは、ゆめぴりか協議会の認定マーク入りの貴重なお米です。

*ななつぼし

北海道で一番多く生産されている銘柄です。
「ななつぼし」の由来は北斗七星で、そのくらい輝いてほしいという思いで名付けられたそうです。
ななつぼしの特長は冷めても美味しいことです。
粒も潰れにくく、弁当には最適なお米と言えます。
味も良く、食味ランキングで13年連続特A評価をとっています。
また比較的安価でもあり、非の打ち所のない銘柄です。

 

*きらら397

さすが北海道、こちらのお米も食味ランキングで特A評価をとっています。
北海道米の先駆け的な存在で、それまであまり美味しくないと言われることもあった北海道米のイメージを一新しました。
冷めても美味しいのが特長です。
またこの米も比較的安価であり、多くの飲食店で使われています。
食べたことがないと思っている方も、気づかぬうちに口にしているかもしれません。

*ふっくりんこ

道南発祥のお米です。
ふっくりんこの名の通り、炊くとふっくらしています。
北海道全域で栽培されているわけではなく、道南と空知だけに限って作られています。
気候などが最適な環境を選んで育てられているので、質が高く人気もあります。

*きたくりん

きたくりんの特長は、病気に強く、使用される農薬の量が少なくてすむことです。
そして無農薬の米が比較的高価になってしまうことが多い一方で、きたくりんは価格も安価です。
もちろん味も良く、登録されてからまだ10年も経っていませんが、年々人気が高まっています。

*おぼろづき

おぼろづきの特長は、何と言っても粘りの強さです。
もっちりとした食感を楽しめます。
基本的に北海道米は、他の地域の米と比べると粘り気が抑えめですが、この米は普段もちもちの米を食べている方にもおすすめです。

*ゆきひかり

ゆきひかりは上で書いたきらら397よりも早く栽培が開始された米です。
現在はあまり多くは栽培されていません。
しかし、ゆきひかりならではの魅力があり、根強い人気があります。
コシヒカリなど現在主流となっている米は、粘り気を出すために品種改良の中でもち米の要素が入っていることが多いです。
しかし、ゆきひかりはそうすることなく栽培されているため、粘り気が抑えめであっさりとした食感を楽しめます。
もちもちしたお米よりあっさりしたお米が好きな方には特におすすめです。

*きたゆきもち

こちらはもち米になります。
寒さに強い品種なので、気候に左右されず、年によって味が大きく変わるということが少ないです。
北海道では、はくちょうもち、風の子もち、きたゆきもち、きたふくもちの4種類のもち米が主に栽培されています。
きたゆきもちはその中でも白度が高いのが特長で、見た目も良いお米です。
また、冷めてもやわらかさや粘りが持続するのも特長です。

□まとめ

今回は、北海道の新米でおすすめの銘柄をご紹介しました。
日本有数の米どころである北海道にはたくさんの銘柄があるので、自分の好みにあった銘柄を探してぜひ一度食べ比べてみてください。
当社は、明治15年創業の老舗お米専門店です。
様々な好みをお持ちのお客様に合わせて、たくさんの種類のお米をこだわりを持ってご紹介しています。
もし、普段食べるお米をより美味しく楽しみたいとお考え中の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当社のホームページをご覧ください。

新米は何を基準で選ぶ? どれが美味しいの?

「新米を選ぶときに、どれが良いか分からず結局安いものを選んでしまう」
「自分の好みに合った新米を選ぶ方法を知りたい」

こんな方はおられませんか?
お米の銘柄はたくさんあり、特徴も値段も様々です。
同じ銘柄でも、年や状態により味が変わるので、自分に合うお米を選ぶのはとても難しいです。
新米を買おうとスーパーやネットで見ていても、どれが良いか選べずに一番安い物を買ってしまう方も多いのではないでしょうか。
美味しい新米を選ぶ方法があれば知りたいですよね。
そこで今回は「美味しい新米の選び方」をご紹介します。

□新米を選ぶチェックポイント

*精米年月日

お米は農産物「生きものです」 言われてみればそうですよね。
炊く前のお米は硬くて鮮度が変わりにくく感じますが、実際は日に日に酸化されて鮮度が落ちています。
米袋に入っていても劣化します。
それは米袋に空気が入っていると陳列しにくいため、空気が抜けるように袋には目に見えない小さな穴が開いた構造をしているからです。
袋を開ける前でも、日々劣化は進んでいるので注意しましょう。
保存状態が悪いと虫が湧いてしまうこともあります。
新米の場合そこまで神経質になる必要もありませんが、できれば精米してから日が経っていない方が劣化していなくて美味しいお米だといえます。
買うときは精米年月日を見てみてください。
また、すぐに食べ切れるように、自分たちの消費量を考えて量を選ぶようにすると良いです。
※鮮度を気にされる場合、真空包装の米袋を推奨します。

*米粒

袋が透明な場合に限られますが、外からお米を確認できる場合は米粒の形をチェックすると良いです。
米粒の形が揃っている方が食感が良いのでチェックしてみてください。
また、米粒の色も重要なポイントです。
真っ白なお米より半透明なお米のほうが良いとされています ※銘柄にもよります
真っ白な米は精米されすぎている場合があるので、半透明な方がうまみがあることが多いです。
逆に精米のしすぎでうまみまで落ちていることに注意して、半透明なお米を選んでください。(※無洗米が美味しくない。と言われる理由でもあります。)

*単一原料米

お米には単一原料米と複数原料米があります。
単一原料米は、その名の通り同じ場所で同じ年に穫られた同じ品種のお米だけが入ったものです。
銘柄が違えば当然味や食感は変わりますし、産地や年によってもばらつきがあります。
その意味でも単一原料米であることをしっかり確認してください。
ただし、プロが意図的に配合した複数原料米はしっかりと相性や食感などが考えられていて美味しいことが多いです。
複数原料米を買う場合は「プロが意図をもって配合したもの」かどうかを確認しましょう。

□自分に合う銘柄の選び方

新米を買うときの選び方をご紹介しましたが、味や食感には銘柄も大きく関係します。
ここでは自分に合う銘柄の選び方をご紹介します。

*自分の好みを知る

まず自分の好みを知る必要があります。
指標は、実にさまざまな要素がありますので一概には断定できないのですが
「お米のくりや」では、もっちり ←→ あっさり。 しっかり ←→ やわらか の4軸で品種ごとの食感の違いを表現しています。
※ごはんソムリエ監修 お米チャート図お米チャートグラフ

 

例えば、もっちりとした粘り気は米の食感に大きく関わり、もちもちが好きかあっさりが好きかで選んでください。
硬さは炊くときの水分量によっても左右されますが、水分量を一定にすることでハッキリと品種ごとの違いを感じることが出来ます。

また、新米は古米に比べると水分量が多いため、パサパサしない傾向があります。
この2つの指標で、例えば「もっちりしていて柔らかいお米が好き」というように自分の好みを判断しましょう。

しかし、一つ注意点があります。
料理やシーンによって適する米が変わることです。
例えば、パエリアは硬めの米が適していますし、もっちりとした米はガッツリとしたおかずに良く合うので夜ご飯などに適しているかも知れません。
また柔らかくてあっさりした米は魚料理などに合うとされています。
ご飯として食べる時は柔らかい米が好きでも、カレーのときは粒感を感じられる硬い米の方が好きという場合もあるでしょう。
食卓によく出る料理との相性も考えて好みを判断してください。

*好みから銘柄を判断する

当社のホームページでも、好みやシーンに合わせて最適な銘柄をご紹介しています。
品種別の分かり易い「ごはんソムリエ監修のお米チャート」をご用意しています。
興味がある方はぜひ一度当社のホームページをご覧ください。

□まとめ

今回は、美味しい新米の選び方についてご紹介しました。
新米を選ぶときに大事なのは精米年月日、米粒の形や色、単一原料米かどうかです。
また、自分に合う銘柄を探す時は、まず自分の好みをしっかり把握しましょう。
当社は、明治15年創業の老舗お米専門店です。
様々な好みをお持ちのお客様に合わせて、たくさんの種類のお米をこだわりを持ってご紹介しています。
新米についてページでも紹介しておりますので、新米ページをご覧いただき、新米を楽しめるこの季節しか味わえないお米と出会ってみてください。

どの傾向のお米が好みか?ハッキリ分かる「4種食べ比べセット」はコチラ>>>

 

ひとめぼれのお米の特徴や産地について解説します!

「お米の品種やひとめぼれの特徴について知りたい」
「ひとめぼれの歴史について知っておきたい」
このように、お米の品種の一部のひとめぼれの特徴について知りたいと思っている方が多くいらっしゃると思います。
しかし、ひとめぼれの特徴について詳しくご説明します。
そこで今回は、ひとめぼれの特徴や産地について解説します。

□ひとめぼれの特徴

ひとめぼれは、1981年に宮城県で誕生したお米です。
美味しさと耐寒性に優れたお米の開発を目指していました。
そこで、コシヒカリと初星を交配されたお米がひとめぼれです。
また、栽培が比較的簡単なことで知られています。
そのため、北は青森、南は沖縄などの地域でも栽培されています。
作付面積だけではなく、収穫量が大きいのも特徴です。

*ひとめぼれの味

ひとめぼれの特徴として、ツヤがあって適度な粘り気があることが挙げられます。
口当たりの良さが際立って、バランスのとれた美味しいお米です。
また、味がコシヒカリ譲りで、味や食感を残した優しい味わいに仕上がります。
ただし、あきたこまちやササニシキといったさっぱりとした印象とは異なります。
高齢者の世代に、非常に人気の品種です。

*ひとめぼれに合う料理

前述した通り、ひとめぼれはバランスのとれたお米です。
そのため、どんな料理にもフィットするのが大きな特徴です。
また、食味が良いにも関わらず、コストが安価なので定食屋やファミリーレストラン、コンビニエンスストアでもよく採用されています。
さらに、ひとめぼれは程よい粘り気があって、少し柔らかめの仕上がりです。
それゆえ、焼き魚や刺身といった和食料理と非常に相性が良いです。
反対に、ひとめぼれとマッチしないのは、酢飯やカレーです。
なぜなら、お米の柔らかさとマッチしていないからです。

□ひとめぼれの産地

*県南産ひとめぼれ

県南産ひとめぼれは、岩手県産で非常に美味しいのが評判です。
特A評価を常に受けており、歴代でも獲得数は2位です。

*宮城県産ひとめぼれ

宮城県産ひとめぼれは、宮城の気候や風土に合わせて開発されました。
美味しさが安定しているのが大きな特徴です。

□まとめ

今回は、ひとめぼれの特徴や産地について解説しました。
この記事を参考にして、ぜひひとめぼれを召し上がってみてください。
当社では、お米に関するご相談やご注文を随時受け付けています。
ごはんソムリエがお客様のお好みに合わせて最適なお米をご提案いたします。
ぜひ一度、当社まで気軽にお電話でお問い合わせください。

ひとめぼれの通販はコチラ>>>

新米の美味しい炊き方は?そもそも炊き方によって味は変わるの?

「新米を買ったものの、今の炊き方で合っているのか分からない」
「新米を炊くときのコツがあれば知りたい」
新米を美味しく炊く方法をご存知ですか?
みずみずしくもっちりとした新米ですが、炊き方によっては新米の良さを活かせません。
同じ物を食べるなら、炊き方を工夫して美味しく食べたいですよね。
そこで今回は、新米を美味しくするための炊き方をご紹介します。

□新米を研ぐときのポイント

お米を炊くときもポイントがありますが、その前の研ぐ段階でもポイントがあります。

*お米をしっかり量る

お米の量はちゃんと量ることが大切です。
1合の計量カップすり切れ一杯。毎回まったく同じ量で炊くのがコツです!
お米の量に対して適切な水の量も毎回まったく同じ量で炊きます。
すると銘柄ごとの食感や味の違い、特徴がハッキリと確認出来ます。

*研ぎすぎない

お米を研ぐときに、どれくらいかきまぜていますか?
そもそもお米を研ぐのは、精米された後のお米の表面についているヌカ、ゴミなどを取り除くのが目的です。
しかしデメリットもあり、研ぎすぎると旨味まで落ちてしまします。
最近は精米技術が発達しているので、あまり研がなくてもお米はきれいになります。
特に新米は古米に比べると精米から日が経っていないため、研ぎは少なくて大丈夫です。
目安として、水を変えるのは3回程度をおすすめします。
また研ぐときはあまり力を入れずに、軽く泳がすようにすると良いでしょう。
水が透明になるまではやらず、軽くお米が見えるくらいでやめます。
気になる方は研いだ後に一回すすぐと良いです。

*水にこだわる

水にこだわるとお米は美味しくなります。
水道水ではなく、できれば浄水器の水などを使いましょう。
しかし、全工程で美味しい水を使う必要はありません。
もちろん全行程で使えるならその方が良いですが、特に研ぎ始めと浸水させるときの水が大事です。
この2工程で、お米は水を多く吸収すると言われています。
水に気をつけていない方は、一度美味しい水を使って味の違いを感じてみましょう。

*浸水作業

研いだ後はお米を浸水させますが、この時間が重要です。
新米は元々水分を多く含んでいるので、浸水時間は古米よりは短くても大丈夫ですが
よりふっくらさせたい方は、普段より長く浸水させると良いでしょう。
目安としては30分から2時間浸水させます。(冬場は長めです)

*水切り

浸水の後は水切りをします。
このとき余分な水分が残っていると上手く炊けないので注意してください。
ざるに入れて水分を切ります。
※注意点 そのまま置いて乾かし過ぎると米粒が割れる原因になります。

□新米の炊くときのポイント

*火にかける時間を守る

炊飯器の場合はスイッチを押せば炊けますが、土鍋で炊く場合は火加減も注意しましょう。
強火に5分かけ、吹きこぼれそうになったら弱火で10分炊きます。
このとき、時間をしっかり守ることが上手く炊くポイントです。
弱火で炊いた後は、10秒前後だけもう一度強火にかけます。
※おこげが欲しい場合は、時間を調整して下さい。
その後蒸らして出来上がりです。
蒸す時間は10分ほどが目安です。

*ほぐす

お米を炊いた後、そのままお椀によそっていませんか?
炊き立てのお米全体を、即ほぐす事がおいしいお米になる重要項目です。
ほぐすことで、水蒸気が逃げるので余計な水分が飛び必要な水分だけが
均一に混ざります。ほぐすときはしゃもじで切るように優しくほぐしてください。
粒が潰れると食感が悪くなるので、潰れない程度の力で混ぜるのが良いでしょう。
底から上に向かって混ぜると上手くほぐせます。

□新米を美味しく食べるためにすべきこと

新米を美味しく炊く方法をご紹介しましたが、研いだり炊いたりする以前にお米の鮮度を保つことも大事です。
保存方法が悪いとお米の鮮度が落ち、味が悪くなります。
炊き方や研ぎ方にこだわっても、元のお米が劣化すると台無しなので、保存方法には注意しましょう。

実は未開封の米袋も空気にさらされていることをご存知ですか?
米袋には目に見えない小さな穴が開いているので、そのまま置いていると少しずつ酸化が始まり鮮度が落ちます。
密封する場合は小分けできる冷凍用パック等を使うのが一番おすすめです。
冷暗所での保存がベストですので、冷蔵庫が使えるなら冷蔵庫で保管しましょう。
お米の量が多くキッチンに保管される方も多いと思いますが、高温多湿になりやすいので注意しましょう。
虫よけとして唐辛子やにんにくを入れると効果的ですが、臭いが移らないように注意してください。

□まとめ

今回は、新米の美味しい炊き方をご紹介しました。
研ぎ方や炊き方、またそれ以前の保存方法にも注意すればとても美味しくご飯をいただけます。
新米はこの時期にしか楽しめないため、美味しくいただけるように情報発信しています。

ご飯の美味しい炊き方は>>>

冷凍に便利な小分けご飯専用パックはコチラ>>>

新米については新米ページにまとめていますので、ぜひそちらも参考にしていただきながら素敵なお米Lifeをお楽しみください。

おいしいお米の産地の条件とは?専門家が解説します!

「おいしいお米の産地の条件とは?」
「お米の産地はどこが有名なの?」
このように、おいしいお米の産地の条件について知りたいと思っている方が多くいらっしゃると思います。
しかし、具体的に美味しいお米が育つ条件について知らないですよね。
そこで今回は、おいしいお米の産地の条件について解説します。

□おいしいお米の産地の条件

*良質で豊富な水がある

稲には、大きく分けて2つあります。
それは、陸地で栽培される「陸稲」と水田で栽培される「水稲」です。
日本で主流なお米は、水稲です。
そのため、お米の栽培には、年中豊富で良質な水を必要とします。
米の産地には、近くに大きな河川や、雪解けの水が流れ込むところが多いです。
つまり、名水など良質の水が田んぼに十分に引ける環境が一つの条件です。

*広大で平坦な土地

たくさんのお米を収穫するには、たくさんの稲穂を育てる必要があります。
そのためには、広大な土地が必要です。
もし狭小な土地であれば、農業機械を自由に使えません。
その結果、効率が悪くなってしまいます。
さらに、山の斜面といった傾斜地を利用して稲穂を作る場合があります。
しかし、収穫量や作業効率を重視した時に、やはり平坦な土地の方がお米づくりとしては適していると言えます。

*水はけが良い

水はけが悪い場所では、水が同じ場所に溜まってしまいます。
きれいで新鮮な水を与え続けるためには、土の中へ吸収する水はけの良い土壌が必要です。
一方で粘土質の土地で、いつまでも古い水が田んぼに溜まるような場所では、稲の成長を妨害してしまいます。
つまり、お米の産地はたくさんの水を使い、水はけの良い場所で米作りを行うのが適していると言えるでしょう。

*気温の寒暖差が大きい

稲は夏の間に太陽の光をたくさん浴びて成長します。
そのため、天気が良くて日照時間が長いことは米作りの大切な要素の1つです。
一方で、夜は気温が下がるので、昼間との温度差が大きい土地が稲作に適していると言われています。
昼間の気温が上がらない土地や台風が多い地域では米作りにあまり適していません。

□まとめ

今回は、おいしいお米の産地の条件について解説しましたが、
さらに言えば、上記はそれぞれ基本要素であり、同じ産地であっても生産者の考え方、田んぼに使う農薬やその量。使う肥料や土の状態など一概に産地だけで「おいしいお米の産地」として決める事が出来ないのが事実です。
もっと各項目を細かく判断する必要があるのです。
そのため「お米のくりや」では、ごはんソムリエが責任をもって選別させて頂いております。
お米のくりや >>>

お米のおすすめの収納場所について詳しく解説します

「お米のおすすめの収納場所について知りたい」
「お米の保管をどうすれば良いかわからない」
このように、お米の保管にお困りの方が多くいらっしゃると思います。
たしかに、お米の保管場所について詳しく知りたいですよね。
そこで今回は、お米のおすすめの保管場所について詳しく解説します。

□お米のおすすめの収納場所

*米びつに保管

米を購入したときにすぐ米びつに移し替えましょう。
なぜなら、ビニール袋では通気性が悪くて、お米が蒸れてしまう可能性があるからです。
そのため、別の容器に移し替える必要があるのです。
また、お米は高温多湿の環境が苦手です。
そのため、通気性がよくて日が当たらない場所で保管すると良いです。
保存期間の目安として、夏場は1ヶ月程度で、冬場は数ヶ月間です。
※夏場は特に保存期間を短めに(虫が湧きやすくなります。高温多湿が大敵です。)

さらに言えば、保管場所は冷蔵庫が一番良いです。
どうしても、スペースが十分に取れないときは、日陰に保管しましょう。
冷蔵庫に入れる場合、米びつ専用のストッカーを使用したり、ペットボトルに移し替えたりすれば、場所を取ることはありません。
1回炊き終える度に、ジップロックに移し替えることもおすすめの保存方法です。

*冷蔵庫の野菜室

冷蔵庫の野菜室は、温度が一定に保たれています。
そのため、お米の保管場所に適していると言えるでしょう。

*食器棚の一番下の段

食器棚の下段は、直射日光を遮りやすい場所です。(直射日光も大敵です)
そのため、常温に近い温度を常に保てます。
それゆえ、お米の保管に比較的向いていると言えるでしょう。

*引き出し収納

引き出し収納くらいに収まる米の量であれば、調味料と同じ容器に保管できるでしょう。
その結果、見せる収納に一役買います。
また、日光を遮る役割を同時に持ち合わせています。

*パントリー収納

引き出し収納にお米が入りきらない場合は、パントリーの利用もおすすめします。
パントリーは引き出しよりも広いことが多くて、調理器具と一緒に出し入れできるので便利でしょう。
そのため、無駄な動きが必要ではなく、時短につながります。

□まとめ

今回は、お米のおすすめの保管場所について詳しく解説しました。
密閉容器で冷蔵庫への保存が一番最適と思われます。
特に夏場は1か月以内に食べれる量だけを注文し、在庫を持たない事をおススメします。

この記事を参考にして、最適なお米の保管場所を見つけてください。
専門家がお客様のご要望に沿った最適なお米をご提案いたします。
米びつエコろうと >>>
ふっくらご飯パック >>>