もち米をおいしく食べたい!炊き方や水加減をお伝えします!

もち米のもちっとした食感が好きという方もいらっしゃいますよね。
腹持ちもよく、普段の食事でもち米を主食にしたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「もち米は普通の炊き方で大丈夫?いろいろと手間がかかるんじゃない?」など、もち米は炊き方が白米とは違い大変だというイメージをもっていませんか?
そこで今回は、もち米の炊き方と、当社おすすめのもち米をご紹介します。

 

□炊き方

もち米の特徴は水の吸収率です。
普通のお米に比べ、吸収率が高いのです。
お水でお米を洗うときには細心の注意が必要となります。
普段の通りのやり方で、もち米の洗っていると、お米に水が吸収され、炊きあがった際もべっちゃとしてしまう可能性があります。
もち米を洗う際は、すばやく時間をかけないようにしましょう。
もち米はお米が割れやすいので、優しく洗うことも忘れないでください。

この吸収率の高さから、お米を洗ったあとも気をつけましょう。
炊く前に水に浸水しているともち米が水を吸収してしまいます。
洗った後はすぐに炊くようにしてくださいね。
他の料理に合わせて浸水させたいという方は、料理の過程でお水を少し多めにしておきましょう。

もち米のもちっとした食感を活かすには水は少なめが良いでしょう。
普通の白米より少なめにします。
目安は1カップ180㏄です。

 

□おすすめのもち米

もち米好きの方には当社の赤飯をオススメします!
こだわりポイントは3つです。

*北海道産「はくちょうもち」
赤飯に適したもち米です。
時間が経ってももち米は硬くなりにくいので、赤飯にぴったりです。

*北海道産ほまれ大納言
大粒で食感がいいのが特徴です。
赤飯の中に入れても、もち米に負けない存在感があります。

*北海道産オホーツクの塩
うまみの詰まった北海道産の塩で、赤飯のおいしさを引き立てます。

もう一点、もち米でオススメなのが「ひよくもち」です。
コシと弾力がしっかりしています。
もち米ともちっとした食感が好きな方におすすめのもち米です。
弾力があるため、赤飯やお餅にして食べるのもおすすめです。
白米にもち米を混ぜで食べても食感を楽しむことができます。

 

□まとめ

今回は、もち米の炊き方と、当社おすすめのもち米をご紹介しました。
もち米は炊き方が難しいと思う方もいらっしゃいます。
しかし、水の吸収率が高いということさえ意識すれば大丈夫です。
お水で素早く洗う、そしてお水は少なめにしてすぐに炊きましょう。
もちもちのおいしいもち米が炊き上がります。

また、当社ではおいしい赤飯をご用意しています。
北海道産のこだわりのもち米、塩、小豆を使用しています。
ひよくもちは、もち米のもちもち食感を楽しめます。
もち米好きの方はぜひお試しください!

 

離乳食ならお粥がおすすめ!作り方をご紹介します!

お子さんが生後5,6か月を過ぎると離乳食を始める時期になりますね。
離乳食には何を食べたらいいのか、赤ちゃんが始め口にするものだからこそ手作りで安心安全なものを作りたいものです。
「離乳食って何がいいの?お米を使っても大丈夫かな?」
そこで今回は、離乳食でのお米の使い方をご紹介します。

 

□お米を食べてもいいの?

そもそも離乳食にお米がいいのかどうか気になりますよね。
お米は離乳食に最適な食材なのです。
生後6か月の赤ちゃんは小腸が発達していません。
この状態でも食べることができるものが炭水化物です。
炭水化物に種類はありますが、お米は水分を多く含み、赤ちゃんでも食べやすくすることができます。
お米を使った離乳食は赤ちゃんにも最適です。

 

□お米を使った離乳食

*10倍粥
まず離乳食を始めたら10倍粥がオススメです。
10倍粥とは、お米1対お水10の割合で作られています。
普段よりすごく薄いお粥という感じですね。
まだ固形分を食べたことのない赤ちゃんでも食べられ、お鍋にご飯とお水を入れて煮るだけなのでお母さんの負担が少ないのです。
毎回作るのは手間にもなるので、まとめでつくって冷凍できます。
ふたの付いた製氷器を使うとちょうどいい量を小分けにできます。
赤ちゃんが食べるものなので1週間以内には食べきるようにしましょう。
他にもアレンジができるのでとっても便利です。
赤ちゃんが離乳食を始め慣れてきた1か月前後で魚の切り身や野菜のみじん切りを入れることがカ可能です。

*お粥に飽きたら
赤ちゃんがお粥に飽きてきたら少し工夫必要ですよね。
お粥にあんをかけることがオススメです。
だしを加えたあんをお粥にかけることで、とろみがあり赤ちゃんも食べやすく、普段のお粥とは一味違うものになりますね。
さらに離乳食にも慣れ白米を食べるようになったら、炊き込みご飯もいいですね。
白米のままだと他の食べ物に惹かれて食べてくれないということもあるので、赤ちゃんの様子を見ながら作ってみるといいかもしれません。

 

□まとめ

今回は、離乳食でのお米の使い方をご紹介しました。
離乳食で何を食べさせるか、どんな料理がいいのか、不安はつきものです。
お米は私たちだけでなく離乳食でも欠かせないものなのです。
赤ちゃんには10倍粥から始めて、慣れてきたら具を入れてアレンジをしてみましょう。
白米を食べ始めてからも、アレンジが効くのでとても便利ですね。
安心でおいしい離乳食ならお米を使いましょう。

 

もち米は高カロリー?ダイエットにオススメです!

無理なダイエットをしてはリバウンドを繰り返しているという方もいらっしゃいます。
リバウンドを繰り返していると、太りやすい体質になってしまいます。
継続できる無理のないダイエットで健康的に痩せたいですね。
バランスのとれた食事を取ることが大切なので、主食のお米もちゃんと食べた方がよいのです。
その中でも、ダイエットには、もち米がオススメです。
「もち米ってカロリーが高いイメージがあるし、本当にダイエットに効くのかな?」
そこで今回は、このような疑問をお持ちの方に、もち米のカロリーとダイエット効果についてお伝えします!

 

□もち米のカロリーについて

もち米と聞くと高カロリーなイメージを持たれる方もいらっしゃいます。
もち米と白米のカロリーと比べてみましょう。
炊く前のカロリーはもち米も白米もほとんど変わりません。
ポイントはお米を炊いた後です。
白米の方が炊いた後に水分を多く含みます。
そのため、同じ量を食べると、もち米の方がカロリーが高くなるのです。
実際の数値で見てみると、炊いた後の白米の場合168キロカロリー、もち米の場合235キロカロリーです。
約1.4倍も、もち米の方がカロリーが高くなります。
もち米を食べる際は、白米を食べるときよりも少なめにしましょう。
少なめでも、もちもちとした食感で満足感も得られます。
もち米を食べるときは量に気をつけましょう。

□もち米はダイエットに効果的?

もち米は食べる量をしっかり守れば、ダイエットに効果があります。
もち米にはダイエットに最適な栄養素が豊富です。
ビタミンB1、B2は糖質や脂質の代謝を促します。
食物繊維は便秘解消や、脂肪分の吸収を防ぎます。
カルシウムには脂肪燃焼を促進します。
さらに、もちもちとした食感が特徴のもち米は食べ応えもあります。
自然と噛む回数が増えるため、満腹感に繋がり、早食い防止にもなります。
たくさん噛んでゆっくりと食事することで、太りにくい体になります。

 

□まとめ

今回は、もち米のカロリーとダイエット効果についてお話しました。
ダイエットに効果的な栄養価が豊富なため、無視せず健康的に痩せてい方にオススメですね。
もちもちとした食感から食べ応えもあり、噛む回数が増えるので、食事の食べ方からも改善でき、痩せやすい体になります。
注意点は、もち米も白米もカロリーは変わりませんが、炊いた後は水分量の関係で、同じ量だともち米の方が高カロリーになることです。
もち米を食べる際は、白米をたべるときよりも少な目にしましょう。

 

酢飯の保存期間はどれくらい?作り方についてもご紹介!

ご家族でちらし寿司を作ったり、いなり寿司をつくったり、酢飯をつくる機会は身近にありますよね。
ご飯にお酢を加えると保存期間や保存方法が気になりますね。
「巻きずしのために酢飯を作りすぎっちゃった。白米みたいに保存できるの?」
そこで今回は、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、酢飯の保存方法や作り方をご紹介します。

□酢の殺菌作用

酢には殺菌作用があると言われています。
しかし白米より保存期間が長いというわけではありません。

作った翌日に食べる場合は冷蔵庫い入れて保存しましょう。
冷蔵庫にいれると、酢飯は硬くなってしまいますよね。
野菜室に入れると硬くなり過ぎないのでおすすめです。

□冷凍保存や解凍
*冷凍保存

翌日に食べきれないという場合は、冷凍保存しましょう。
冷凍方法は、白米と同じようにジップロックやサランラップで問題ありません。
酢飯だけの場合は、そのまま冷凍して大丈夫ですが、
ちらし寿司などで生ものが入っている場合は気をつけましょう。
生ものが酢飯に入っているまま冷凍すると、解凍したときに生のお魚がおいしくないので、あまりおすすめしません。
生ものは、あらかじめ取り除いてから冷凍しましょう。

*解凍後

酢飯を解凍した場合、どんな味になるのか気になりますよね。
味としては酢が抜けて普通のごはんと変わりません。
酢飯として食べたい場合は、レンジを使用してご飯が温かいうちに酢を入れることで、よく全体に馴染みます。
酢の味が少し気になるときのアレンジは、チャーハンにしたり、チキンライスにすることでお酢の酸っぱさが気にならなくなります。

□酢飯を多めにつくるなら

パーティーでちらし寿司や手巻き寿司をつくるなら、酢飯もたくさん用意しますよね。
そのときにお刺身などの生のもと混ざった状態だと、あとで保存がしにくくなるので注意しましょう。

□おいしい酢飯の作り方

酢飯の保存方法が分かりましたが、そもそもおいしい酢飯ってどのようにつくるかご存知ですか?
ポイントを押さえると、かなりおいしくなりますよ!
ご飯は少し硬めに炊くことがオススメです。
酢を入れるタイミングは炊きたてのときです。
ご飯をつぶさず、切るように混ぜます。
そのあとは1時間ほど冷ましましょう。

□まとめ

今回は、酢飯の保存方法や作り方をご紹介しました。
酢飯というと保存期間が長いのではないかと考えている方もいらっしゃいますが、白米とさほど変わりません。

しっかりと冷蔵、冷凍で保存しましょう。
野菜室で冷蔵する、冷凍するときは生のもを取り除くことで、再度食べるときにおいしく召し上がれますよ。

 

土鍋でお米を炊きませんか?炊き方とメリットをご紹介!

お米は毎日食べるものだからこそ、おいしく炊きたいですよね。
お米を炊くとき炊飯器を使っているという方も多いのではないでしょうか。
ボタンを押すだけなので、簡単で便利ですよね。
しかし、お米をおいしく炊くなら土鍋がオススメです!
「土鍋で炊くのは火加減とか大変そうだな。」
と思われがちですが、ポイントを押さえれば簡単においしくお米を食べることができます。
そこで今回は、土鍋で炊くメリットと炊き方についてご説明します!

 

□土鍋の特徴とメリット

土鍋の特徴は温まりにくく、冷めにくいという点です。
土鍋は熱をじっくりと伝えるため、お米がふっくらして香りがよくなります。
炊飯器で炊くよりもお米のおいしさを引き出してくれます。

さらに、土鍋で炊く場合30分ほどで炊くことができるので、炊飯器よりも早いのです。
ごはんを土鍋に入れておいても、べっちゃとならないのもメリットです。
またおひつの代わりにもなります。
そしてごはんがくっつきにくいので、洗うときもぐっと楽になります。

土鍋で炊くとアレンジもしやすいのです。
おこげを作ることもできますし、炊き込みごはんやリゾットなどの料理をそのまま作ることもできます。
季節の食材を取り入れたりして楽しむのもいいですね。

□炊き方

お米と水は1対1、またはお水をお米の1.2倍にします。
お好みの水加減を探してください。
お米の浸水時間は30分から1時間が目安です。
夏場より冬場のほうが長めに浸水させるとよいでしょう。
まずは中火で火にかけます。10分ほどで沸騰します。
沸騰後は弱火にして15分ほど炊きます。
弱火で15分経ったら、土鍋の中を確認しましょう。
水分が残っていなければ10分ほど蒸らして完成です。
蒸らすときはタオルなどをふたと土鍋の間に挟むとよりよいです。

 

□まとめ

今回は、土鍋で炊くメリットと炊き方についてご説明しました。
火加減など難しそうに思いますが、最初の10分は中火で沸騰後は弱火で15分、最後に10分蒸らすと覚えておけば、意外に簡単ですね。
炊飯器と比べて時間短縮になるだけでなく、お米のおいしさを引き出してくれます。
値段もお手頃で炊飯用のものもあります。
一度土鍋に挑戦してみてはいかがでしょうか? おいしいごはんに病みつきになるかもしれませんよ。

 

ダイエット中にお米を食べていいの?1食分の適量とは?

「ダイエットを始めたからお米は食べないようにしようかな?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに炭水化物抜きダイエットという言葉をよく聞きます。
しかし、無理なダイエットをしても長期的に続けることができないため、リバウンドしてしまうことがあります。
痩せるだけでなく、リバウンドをしない食事が大切です。
つまり、炭水化物を全く食べないのではなく、しっかりと主食のごはんを食べて無理なく痩せることがいいでしょう。

そこで今回は、減量中に食べてもいいお米の量についてご説明します。

 

□一食でどのくらい食べていいの?

もちろんお米を一日にたくさん食べると摂取カロリーが高くなり太りやすくなります。
しかし、適切な量のお米であれば、太ることは少ないのです。
お米は一日の総摂取カロリー中の50~60%ほどを摂取することが良いとされています。
一日1800キロカロリーを目標とする場合、その半分900キロカロリー程度が適量になります。
つまり、朝、昼、晩とお茶碗一杯ずつ食べても問題は全くないということです。
むしろ、健康にとっては一日3食しっかりと食べることが大切ですね。
お米を抜く前に、間食のおやつやジュース、脂っこいものを見直しましょう。

 

□お米の重要性

お米はカロリー高いし減量中は大敵と考えるかたもいらっしゃるかと思います。
しかし、実はダイエットにもいいのです。
お茶碗一杯で250から270キロカロリーほどです。
インスタントのカップヌードルが約350キロカロリーということを考えると、意外にお米もカロリーがあるようにも感じます。
しかしお米を食べない食事をすると、お米のカロリーがなくなる分、食事全体のカロリーも減ります。
しかし、栄養バランスを考えた健康的な食事とは言えません。
健康的な食事には炭水化物、たんぱく質、脂質が欠かせません。
栄養の偏った食事よりも、バランスの良いほうがダイエットにおいても、痩せやすい体になります。

 

□まとめ

今回はお米を食べる際の適量についてご説明しました。
カロリーが高いと思って、お米はダイエットには良くないと考える方もいます。
しかし、栄養バランスの整った食事をすることが痩せやすい健康的な体をつくるには大切なのです。
ごはんを食べずにおかずだけにしてカロリーを抑えるのではなく、お米やおかずの量を全体的に減らす、おかずを野菜多めにしてみるなどの工夫をしてみるといいですね。
健康的に痩せるにはお米は欠かせません。
美味しく食べて無理なく痩せましょう。

 

「ひとめぼれ」と「あきたこまち」の違いとは?|お米のくりや

「ひとめぼれとあきたこまちってよく聞くけど、何が違うのかわからない」「この2品種の違いを知っておきたい」スーパーなどでお米を購入される方の中には、ひとめぼれやあきたこまちといった品種を見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
これらは、コシヒカリから生まれた比較的新しい品種で、現在人気の高い品種です。
今回はそんなひとめぼれとあきたこまちにどのような違いあるのか、それぞれの特徴とともにご紹介します。

□ひとめぼれの特徴

現在、コシヒカリに次ぐ2位の作付け面積を誇っており、宮城県での生産量が多くなっている一方で日本各地でも生産されています。
少し淡白な味わいですが、艶のある炊き上がりの質感とさっぱりとした口当たりと適度な粘りが特徴です。
旨味と粘りが絶妙なバランスを保っているお米で、米粒が立ちやすく、冷めても美味しい品種であると評価されています。
海産物ともよく合いますね。

□あきたこまちの特徴

現在、コシヒカリ、ひとめぼれに次ぐ3位の作付面積を誇っています。
お米の柔らかさや粘り気の強さは標準的で、バランス良さや小粒でもっちりとしていて口当たりのあっさりとしていることが特徴です。
こうした味わいでの特徴から、和食に合うとされています。

□ひとめぼれとあきたこまちの違い

*米粒の形や味の違い

先ほどご説明したように、ひとめぼれは少し大きめの粒で長い形をしていて、あきたこまちは小粒です。
米粒の形は食感にも大きな影響を与えます。
ひとめぼれは粒長の形からもっちり感というよりは、弾力が少ない感触で、噛むことで味が染み出るような淡白な印象を受けます。
一方であきたこまちは、粒が小さいながらもっちり感があり、比較的しっかりとした味がします。

*開発された地域の違い

ひとめぼれは、宮城県の農業試験場で、コシヒカリを元に開発され、その後、宮城県を中心に東北地方に広がりました。
あきたこまちは、コシヒカリと奥羽29号を掛け合わされて開発された品種で、秋田県を中心に全国で栽培されています。
どちらも冷害やお米の病気に対する抵抗力がが高く、風によって倒れにくい品種として有名です。

□ひとめぼれとあきたこまちでご飯を美味しく

今回は、ひとめぼれとあきたこまちにどのような違いあるのか、それぞれの特徴とともにご紹介しました。
ひとめぼれのさっぱりして口当たりのいい淡白な味、あきたこまちのあっさりとしたもっちり食感。このようにそれぞれの魅力があります。
今回の記事の内容を知ってから食べてみるとまた違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

お米に含まれる栄養:デンプンとは?気になる割合も紹介

お米には、多くのデンプンが含まれています。
小学校や理科の実験で、お米のデンプンを用いた実験をしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
「お米にはどのくらいのデンプンが含まれているんだろう」「デンプンってどういった栄養なんだろう」と感じている方も多いかもしれませんね。
デンプンは、炭水化物を構成する主な栄養素です。
今回は、お米にはどのくらいのデンプンが含まれているのか、そしてデンプンとはどういった栄養素なのかについてご紹介します。

□お米に含まれるデンプン|4つのポイント

お米に含まれているデンプンに関して、押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。

*お米に含まれるデンプンの割合

まず、お米にはどのくらいのデンプンが含まれているのでしょうか?
精米された状態である精白米には、約78%前後のデンプンが含まれており、残り6%前後はたんぱく質、それとわずかな脂肪、さらに微量のビタミンが含まれています。

*アミロースとアミロペクチン

お米の8割弱の栄養素を占めているデンプン。
実はこのデンプンには2つの種類があることをご存知でしょうか?
それは、アミロースとアミロペクチンという2種類のデンプンです。
アミロースは主にお米の硬さにつながるデンプンで、アミロペクチンは主にお米の柔らかやさ粘りの強さにつながるデンプンです。
お米はこのアミロースとアミロペクチンの比率によって、その味や食感が決まります。

*もち米とうるち米

もち米とうるち米という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
もち米とは一般的にお餅に使用されるようなモチモチとした食感のするお米のことを指し、うるち米は、普段のご飯で食べるようなコシヒカリやひとめぼれといった一般的なお米を指しています。
もち米の場合、アミロースとアミロペクチンに比率が「0:100」、うるち米の場合のアミロースとアミロペクチンの比率は「20:80」程度とされています。

*一般的なお米について

普段の食事で食べている品種には、おおよそ20:80の比率で、アミロースとアミロペクチンが含まれています。
コシヒカリでは、アミロースが16%前後、アミロペクチンが84%前後、含まれています。
アミロースの含有量が多いほど、水分量が少なくなるので、硬めのお米になります。

□最後に

今回は、お米にはどのくらいのデンプンが服荒れているのか、そしてデンプンとはどういった栄養素なのかご紹介しました。
アミロースとアミロペクチンの含有率で、お米の特徴は大きく変化します。
デンプン2種類の比率をもとにお米の食べ比べをしてみてもいいですね。

 

一人暮らしの一日平均のお米の消費量は?|お米のくりや

最近一人暮らしを始めた方や、自炊を始めたばかりの一人暮らしの方の場合、「一人暮らしだと、どのくらいの量のご飯を一ヶ月に食べるんだろう」「毎月どのくらいのご飯を食べるのか目安が知りたい」と感じている方も多いかもしれませんね。
ご実家での感覚のまま、一人暮らしでも同じ量のお米を購入したり炊いたりしてしまうと、廃棄する羽目になるといった可能性があるので注意が必要です。
今回は、一人暮らし一日平均のお米の消費量はどのくらいなのかを、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が解説します。

□一日平均のお米の消費量

一人暮らしの場合の一日平均のお米の消費量はどのくらいなのでしょうか?

*一日平均の目安|1.5〜2合

一人暮らしの場合の一日平均でのお米の消費量は、1.5合〜2合が目安となっています。
お茶碗一杯分のご飯が180グラムほどですので、個人差もありますが、一日に2〜3杯ほど食べるとすれば、一日あたり400グラムほどのご飯が必要です。
1合のお米を炊くことで180グラムのご飯ができるので、1.5合~2合を一日に炊くことで十分にお腹を満たせるという計算です。

*一ヶ月単位での目安|一ヶ月で5kg

一日平均が1.5~2合とすれば、一ヶ月ではどのくらいのお米が必要になるのでしょうか?
お米は水分を吸うことで重さが増え、炊く前と炊いた後では、2倍ほど重量が増加します。
そのため、180グラムの炊き上がったご飯が欲しい場合は、0.5合(90グラム)のお米が必要になります。
一日に1.5~2合ですから一ヶ月で45〜60合。
従っておよそ5kgのお米があれば、一ヶ月強で消費できるという計算です。
精米されたお米は1ヶ月経った頃から、においが発生してしまったり、味が落ちてしまったりするので、一ヶ月強で消費できる5kgが一ヶ月の目安となります。

*おすすめの保存方法

「お米を買いすぎてしまった」という場合は、適切に保存して、品質が落ちてしまうのを防ぐ必要あります。
余ったお米を放置しておくと、気温や湿度によってお米が劣化してしまうほか、虫が湧いてしまいお米を痛めてしまう可能性があります。
そこでおすすめなのが、パックに小分けしてお米を冷蔵保存する方法です。
冷蔵で保存することで、お米の質を保つことができ、害虫が発生するのを防げます。

□買いすぎないようにして美味しく食べる

今回は、一人暮らし一日平均のお米の消費量はどのくらいなのかを解説しました。
お米を美味しく食べるためには買いすぎてしまわないことが大切です。
今回ご紹介した量を目安に、買いすぎないように注意してみてください。

また、「いろんな種類のお米を美味しく食べたい!」という方はオコメールのセットをお選びいただいています。

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なぜ満腹感が得られるの?白米の秘密をわかりやすく解説

「白米を食べるとどうしてこんなに満腹感を得られるのか知りたい」という方が多いのではないでしょうか。
実は、白米は主食となる炭水化物の中でも、特に満腹感を得ることができる食材です。
そこで今回は、白米を食べることでどうして満腹感を得ることができるのか、その理由について4つのポイントからご説明します。

□白米で満腹感を得る|4つのポイント

どうして白米で満腹感を感じることができるのでしょうか?
その理由を4つのポイントに分けてご紹介します。

*咀嚼(そしゃく)がしやすい

まず1つのポイントとして、お米が食材の中でも咀嚼がしやすいという特徴を持つことです。
1つ1つの粒が小さくて柔らかいため、咀嚼数を増やすことが可能です。
また、噛めば噛むほど味を感じることができるというのも咀嚼回数を増やすのに適している特徴です。

白米は1粒1粒が小さいため、他の主要な炭水化物に比べると食べる際の手間が多いと考えられます。
つまり、食べるのに比較的時間を要するということです。
人は食材を見ているだけでも満腹感を得ることができます。
そのため、食べるのに比較的時間が必要であるという点も、お米で満腹感が得られやすい特徴の1つです。

*糖質以外にも様々な栄養がある

また、お米にはデンプン以外にも様々な栄養素が含まれているのをご存知でしょうか。
タンパク質やビタミンや脂質など、様々な栄養が含まれていることで、他の炭水化物にはない満腹感を生んでいると言えるでしょう。

*他の食材との相性がいい

また、白米は他の食事との相性がよく食べ合わせがしやすいという点で、他の炭水化物よりも満足感を得やすいです。
食べ合わせによって、お米だけではなく野菜や魚、お肉などから豊富な栄養を摂取することができます。
また、一個の食材に集中することなく食べることで満腹感をさらに得やすくなっています。

*加工が少なく健康的であること

加工が少なく健康的なことも満腹感を得られる要因となっています。
主食となる炭水化物の中で、白米はもっとも加工度の低い食材です。
様々な添加物や化学物質の中には、食欲を必要以上にそそる成分も存在します。
そういった添加物や化学物質が含まれていないことも白米で満腹感を感じることができる要因です。

□まとめ

今回は、白米を食べることでなぜ満足感を得られるのか、その理由を4つのポイントに分けてご紹介しました。
白米は他の炭水化物の中でも比較的健康的な食材です。
普段はパンが多いという方も、今一度白米を見直してみてはいかがでしょうか?

 

知って得する!古米の利用方法を紹介|お米のくりや

「一年以上経っているお米があるんだけど、良い活用方法が思い浮かばない」「古米をそのまま捨ててしまうのは気が引けるのでどうにか有効活用したい」家に古米があるという方の中には、上記のようにその活用方法でお困りの方も多いのではないでしょうか?

新米とは違い、食感やにおいが気になる古米。
古米をそのままご飯として全て消費するというのも難しいですし、捨てるのも気が引けてしまいますよね。
そこで今回はごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、そんな古米を有効活用するための方法を5つご紹介します。

□古米の利用方法|5つのポイント

古米の利用方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
利用方法の5つのポイントをご紹介します。

*せんべいやお餅の材料にする

まず1つ目のポイントとして、せんべいやお餅の材料として使用する方法があります。
せんべいやお餅にして濃いめの味付けをすることで、古米独特のにおいが気にならなくなるほか、古米の「含まれている水分量が、新米よりも少ない」という特徴を生かすことで、食感の良いせんべいやお餅を作れます。

*たけのこを茹でる際に使用する

実は古米は、たけのこを茹でる際の一工夫として利用できるということをご存知でしょうか?
たけのこを茹でる際に古米を入れることで、たけのこからエグミを取り除くことができ、旨味を引き出すことができるのです。

*フードバンクに寄付する

まだ比較的状態のいい古米が大量にあり、消費しきれないという場合は、古米をフードバンクに寄付するということも1つの方法です。
フードバンクに寄付することで、食糧難の方の助けになることができ、大量にある古米を処分することもできます。

*有機肥料にする

古米を田畑にまくことで、天然の有機肥料にすることができます。
古米にはデンプン以外にもタンパク質やミネラルが豊富に含まれており、優れた肥料として活用できます。
古米を肥料として利用することで、古米を処分することもできますし、美味しい食材につながるので一石二鳥ですね。

*古米が好まれる料理

実は古米だからこそ好まれて使用されている料理があるのをご存知でしょうか?
それは、お寿司です。お寿司ではお米の水分量が少ない方が寿司酢がよく浸透するため、古米が好んで使用されています。

□古米を有効活用しよう

今回は、そんな古米を有効活用するための利用方法を5つご紹介しました。
古米には食べる以外にも様々な利用方法があります。
家に残ってしまっている古米があれば積極的に無駄なく有効活用してみてはいかがでしょうか。

 

知っておきたい!古米独特のにおいを消す方法

「少し古くなったお米があるんだけど、においが気になる」「古米のにおいが気にならなくなる方法が知りたい」古米が家にあるという方の中には、古米のにおいに関してこのようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?

お米は少し古くなってしまうと独特のにおいも発します。
そこで今回はごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、なぜ古米から独特のにおいが出てしまうのか、そしてそのにおいへの対処法についてご紹介します。

□古米がにおう原因は?

古米はどうして、独特のにおいを発してしまうのでしょうか?
古米とは一般的に、収穫されて一年以上経過したものを指します。
古米が臭う最大の原因は、古米に含まれる脂肪の酸化が進むことです。
お米の脂肪は主に糠(ぬか)の部分に多く含まれているほか、お米の表面に近い部分にも脂肪が多く含まれています。
これらの部分に含まれる脂肪分が劣化することで独特のにおいに繋がります。

□古米独特のにおいを消す方法|おすすめの方法3選

古米独特のにおいを解消し、美味しく食べるためには、どのような方法があるのでしょうか?
おすすめの方法を3つご紹介します。

*日本酒やオリーブオイルを入れて炊く

古米を美味しく食べる方法として、一般的にはご飯を炊く際に日本酒やオリーブオイルを入れるという方法があります。
日本酒の場合は、お米3合に対して、大さじ一杯ほど、オリーブの際もお米3合に対して大さじ一杯ほどが適量です。
日本酒の場合は、アルコールが多少残る形になるので、お酒が苦手という方は注意が必要です。
またオリーブオイルの場合も多少ご飯にオリーブオイルの色が移ったり、焦げ目がつくという可能性もあります。
この2つ以外にもみりんや蜂蜜、竹炭や木炭など、古米独特のにおいを消すためには多くの方法があります。

*もう一度、精米する

古米独特のにおいを消すもう1つの方法として、「もう一度、精米をする」という方法も効果的です。
先ほど、糠やお米の表面にある脂肪分の酸化が進むことで独特のにおいが発生するとご説明しました。
つまり、精米を再度行うことで表面の脂肪が酸化した部分を落とすことができます。
こうして、独特のにおいを軽減することができるという仕組みです。
しかし、精米を複数回行って表面の脂肪分を落とすということは、お米に含まれる栄養を失ってしまうということにも繋がります。

□最後に

今回は、なぜ古米から独特のにおいが出てしまうのか、そしてそのにおいが気にならなくするためにはどのようにすればいいのかをご紹介しました。

もしも、古米のにおいでお困りの場合は、今回の記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

 

お米をもっと美味しく!ひとめぼれの気になる特徴とは?

現在、コシヒカリに次ぐ第2位の作付け面積を誇るひとめぼれ。
あまりお米に詳しくないという方でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
「聞いたことはあるけど、具体的にどういった品種なのかはわからない」という方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、ひとめぼれとはの特徴についてお伝えします。

□ひとめぼれの特徴|4つのポイント

ひとめぼれにはどのような特徴があるのでしょうか?
4つのポイントをご紹介していきます。

*冷害や寒さへの耐性が高い

ひとめぼれが登場する以前、ササニシキという品種がコシヒカリに次ぐ第2位の作付け面積と誇っていたのですが、平成に入って間も無くに起こった冷害で甚大な被害を受け、冷害に対する耐性の弱さが問題となりました。
そこで、ササニシキに代わる品種として栽培され始めたのがひとめぼれです。
こうした背景から、冷害や寒さへの耐性が高くて風にも倒れにくいという特徴を持っています。

*和食との相性がいい

ひとめぼれは、コシヒカリから生まれた品種ですが、コシヒカリよりもっちり感は少なく、淡白な味わいです。
また、程よい粘り気があるため炊き上がりは柔らかいです。
そのため、和食との相性が良く、素材の味を感じやすい品種です。

*汁気の多いものと合わせると

ひとめぼれには、前述のように和食と相性が良いという特徴がありますが、もともと含まれている水分量が比較的少ないため、やや水分を吸収しやすいという特徴があります。
そのため、汁気の多いものと合わせると、食感が損なわれるという特徴を持ちます。
具体的には、カレーやハヤシライスといった料理には向かないでしょう。

*東北地方産がおすすめ

ひとめぼれは、日本各地で幅広く生産されている品種です。
しかし、開発されたのが宮城県で、東北地方の気候や風土と合っているということから、東北地方産のものが人気です。
また東北地方の地域によっても特色があり、岩手産、宮城産、山形産、福島産といった細かな表記がされていたり、中には県単位よりも小さな区分で産地が表示されているものもあります。
ぜひ様々な産地のひとめぼれを試してみてくださいね。

□ひとめぼれでご飯をもっと美味しく

今回は、ひとめぼれとはどういった品種なのか、その特徴をお伝えしました。
現在の作付け面積で、第2位を誇るひとめぼれ。
まだ、食べたことがないという方や、意識して食べていなかった方は、ぜひ和食と合わせてお試ししてはいかがでしょうか?

 

ここにこだわる!古米と新米の栄養の違いとは?

「新米と古米で栄養の違いってあるのだろうか」「一年以上前のお米があるけど、美味しく食べられるか不安」家に古米があるという方の中には、新米と古米の栄養の違いに関して、このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
古米と新米の間にもしも栄養の差があれば、健康のためにもぜひ知っておきたいですよね。
今回は、新米と古米の栄養の違いについてご紹介していきます。

□古米と新米の栄養の違い|3つのポイント

古米と新米の栄養の違いに関して、押さえておきた3つのポイントをご説明します。

*「新米の方が栄養価が高い」とは限らない

「新米の方が新しいから、古米より栄養がある」「古米の方がなんとなく栄養が劣っていそう」新米と古米の違いに関して上記のようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、実は「新米の方が栄養価が高い」とは限らないのです。

事実、新米の方が栽培してからの時間が間もないため、水分量が多く柔らかさや粘りの強さがあります。
しかし、栄養面に関しては古米と大きな違いがありません。
また古米は、水分量が少ないため、食感がかたくてもっちり感が少なく、真っ白なご飯に炊き上がるということが少なくなりますが、栄養面では全く問題ありません。
ただ、表面の色が気になり、再度精米にかけたり、洗いすぎたりした場合には栄養が損なわれる可能性があるので、注意が必要です。

*古米にも新米にも違う美味しさがある

実は古米の方が寿司飯に合うということをご存知でしょうか?
これは、古米に含まれる水分量が少ないことから寿司酢が浸透しやすく、味がつきやすくるからです。
こういった特徴から寿司飯には古米の方が好まれて使用されることが多くなっています。

*保存方法によっては古米の方が美味しい

また、保存方法を工夫することで、古米の方が美味しくなるということをご存知でしょうか?
古くからお米を美味しく食べる方法の1つとして、寒冷な地域では新米を1年間、0度ほどの環境で寝かせておくという方法があります。
これは、動植物が0度では凍らないという性質を生かした低温保存法です。
こうすることでお米の旨味が強まると言われています。

□最後に

古米と新米では大きな栄養価の違いはなく、保存方法や調理方法を工夫することで、古米を新米と同じくらい、場合によっては新米よりも美味しく楽しめます。
ぜひ工夫を施して古米を楽しんでみてくださいね。
その際にはこちらの記事の内容を参考にしていただけると幸いです。

 

こうして生まれた!コシヒカリの歴史を解説|お米のくりや

「コシヒカリってよく聞くけど、どんな品種なのかよく知らない」「どのようにしてコシヒカリが生まれたのか、その歴史を知りたい」日本のお米の代表品種であるコシヒカリ。
お米にあまり詳しくないという方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今回は、そんなコシヒカリがどのようにして生まれ、どのようにして日本のお米を代表するような品種になったのか、その歴史をご紹介します。

□コシヒカリの歴史

コシヒカリは昭和19年に福井県の農業試験場において農林1号という品種を父として、農林22号という品種を母として掛け合わされ生まれました。
当時、国をあげてお米の品種改良が行われており、病気に強く、多少の風にも影響を受けないような品種を求めて、数多くの試験場で様々な試行錯誤が行われていました。
そんな中、福井県の試験場で、病気にも弱く風にも倒れやすい品種が生まれました。
しかし、その味については非常に優れていたため、より条件の良い新潟に持ち込まれて栽培を開始されたのがコシヒカリです。

コシヒカリという名前は、「越の国で光り輝くお米に」という願いが込められ「越(コシ)光(ヒカリ)」と命名されたのが由来です。
コシヒカリの近い品種としては、西日本で名高い品種であった「アサヒ(旭)」と、東日本で名高い品種であった「亀の尾」という品種が挙げられます。

コシヒカリは日本の広い地域に適応し、全国各地で栽培されるようになりました。
新潟県はコシヒカリの誕生以前は、米どころとして無名でしたが、コシヒカリの登場によって一躍米どころとしての地位を築きました。

□コシヒカリの特徴

コシヒカリの最大の特徴は、その炊き上がりの美しさにあります。
そのもっちりとした強い粘りもさることながら、炊き上がりには純白でツヤツヤと光沢を放ちます。
コシヒカリは現在では、北海道、青森、沖縄を除く全国各地で栽培されており、コメの作付け面積では全体の3分の1以上の面積を誇っています。
コシヒカリの美味しさを生かした新しい品種も続々と誕生しており、「あきたこまち」や「ひとめぼれ」といった人気の品種がコシヒカリから誕生しています。

□コシヒカリの歴史を知ってもっと美味しく

今回は、コシヒカリがどのようにして生まれ、どのようにして日本のお米を代表するような品種になったのか、コシヒカリの歴史をご紹介しました。
お米の歴史を知り、普段のお米を楽しく美味しくいただきましょう。