今回は、お米を美味しく炊き上げる方法を紹介します。
ひと手間加えることで、お米をより美味しくいただくことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
■基本の炊き方
しっかりとポイントを押さえるだけで、お米をより美味しく炊くことができます。
*洗米
お米はゴシゴシ研ぐのではなく、たくさんの水を使ってさっと洗うようにしましょう。
現在は昔と比べて、洗米技術が向上しているので、米と米をすり合わせるように研ぐ必要がありません。
1回目の洗米は、米がぬか臭くなることを防止するために、簡単に洗って水をすぐに捨てます。
その後は、4~5回ほど水を変えて洗いましょう。
*水量
一般的に、炊飯器の目盛通りに水量を入れますが、柔らかめ、固めにする場合は、水の量を調整してください。
また、新米の場合は古米と比べて、水分量が多いので、水を少なめにするようにしましょう。
それとは反対に、無洗米の場合は、通常の1割増しの水が適量とされています。
*吸水
時間があれば、夏は30分、冬は2時間程度吸水させるようにしましょう。
この吸水時間によって、炊きあがりに差がでてきます。
しかし、吸水時間が長ければ長いほど、良いというわけではありません。
また、どうしてもすぐに炊きたい場合は、水ではなく、ぬるま湯に浸けて炊いた方が、美味しく炊き上げることができます。
■美味しく炊くためのポイント
*オリーブオイル
米2合に対して、オリーブオイル小さじ1杯ぐらいを入れます。
いつもよりツヤがでてきて、しっとりと美味しいお米を炊き上げることが可能です。
*にがり
米2合に対して、にがりを2滴入れます。
にがりを入れることで柔らかく、ふっくらとした状態に、仕上げることができます。
*塩
米2合に対して、ひとつかみ入れます。
塩を入れることでごはんの甘味を増すことが可能です。
*昆布
ダシ用昆布を一緒に入れて炊き上げます。
昆布を入れることで、味が奥深くなり、より美味しくなります。
*大根おろしの汁
米1合に対して、大根おろしの汁を2杯入れて炊きます。
大根のアミラーゼが、旨味の上昇と粘りのある食感をもたらしてくれます。
*もち米
普段のお米の量に3割程度もち米を入れます。
こうすることで、全体がもっちりとした食感に仕上げることが可能です。
*はちみつ
米2合に対して、はちみつを小さじ1杯入れます。
旨味のある甘いごはんに仕上げることが可能です。
□まとめ
今回は、お米を美味しく炊き上げるためのポイントを紹介しました。
ぜひ実践してみてください。