お米の1日の正しい摂取量とは?日本人の1日の適量をご紹介

お米は日本の食卓には欠かすことのできないものです。その美味しさから、お米をたくさん食べてしまう方の中には、「お米を食べ過ぎると太ってしまうのでは?」
「炭水化物であるお米を食べすぎるのはよくないのでは?」と心配されている方も少なくないでしょう。

しかし、しっかりと摂取すべき量を理解していれば、お米を食べることによって上に述べたような悩みで苦しむ必要はないのです。

そこで今回は、どれくらいのお米を1日に摂取すべきなのか?また、どれくらいまでご飯を食べて良いのかについてご紹介していきます!

[1日の目標摂取カロリー]

目標の摂取カロリーは、主に年齢・性別・身体活動レベルによって異なります。
身体活動レベルでの摂取カロリーの違いとは、仕事や日常において座っていることが多い人と、接客業や通勤や家事などで動く時間が長い人では目標摂取カロリーが異なるということです。

平均的な男性では18歳〜49歳が2400kcal、50歳〜69歳が2600kcal、70歳以上は2200kcal程ののカロリー摂取が必要と言われています。

平均的な女性では18歳〜49歳が2000kcalで、50歳〜69歳が2000kcal、70歳以上が1750kcalぐらいと言われています。

[ご飯の1日の摂取量目安]

ごはんはお茶碗一杯分が約150gです。
この茶碗一杯分のお米のカロリーは約252kcalです。

栄養の成分としては、主に炭水化物ですが他にもたんぱく質や脂質、鉄分、カリウムやカルシウム及びビタミン、食物繊維なども含まれています。

人が毎日生命活動をするためには、最低で炭水化物が100~150g必要と言われています。これをお茶碗に換算すると一杯〜二杯です。
しかしこれはあくまで最低一杯〜二杯ということなので、若年層の男性や身体活動レベルが高い人はもっと摂取が必要になります。

栄養バランスとして炭水化物は50%~60%が目標量とされています。
1kcalあたりの炭水化物が4gといわれているので、例えば2000kcal必要な人であれば、2000kcal×60%=1200kcalで1200kcal÷4(kcal/g)=300gが必要であるという計算です。

以上、人が生命活動をするのに必要な1日の目標カロリーと、1日の平均のご飯の目安の摂取量についてご紹介しました。
ご飯は主に炭水化物です。炭水化物の目安の摂取量は年齢・性別・身体活動レベルによって異なります。

今回ご紹介したことを参考に、ご自身の目安のお米の摂取量について一度考えてみてはいかがでしょうか?