お米を炊くコツ!失敗しないために知っておきたいこととは?

一人暮らしの中で「お米を炊く」ことは避けて通れないことの一つでしょう。
今まで当然のように食べてきたご飯でも、一人暮らしをする中で思わぬ失敗をすることもあるかもしれません。

「どうしてただの炊飯に失敗してしまったんだろう」と困惑する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、炊飯に失敗しないために知っておきたいコツを解説します。

□基本の炊飯

まずは一般的な炊飯器での炊飯について流れをご紹介します。
常識だと思われがちですが、もしかすると何かプロセスを飛ばしていることがうまくいかない原因かもしれません。
一度見直してみるのも重要です。

*お米を測る

釜にカップに摺り切りでお米を測って入れましょう。

*研ぐ

釜を炊飯器から出してお米を洗います。
白米の場合は軽く握るような感じでしっかり冷水で繰り返し研ぎましょう。
玄米なら研ぐというよりゴミや籾殻を流すために軽くすすぐ程度で済ましてください。
無洗米の場合は二、三回すすぐだけで十分です。
発芽玄米は研ぐ必要がないので注意してください。

*浸水

水につけた状態で夏場なら30分、冬場なら一時間以上を目安に浸しておくことが重要です。
この過程はなくても失敗しませんが、余裕があれば時間を取りましょう。
より美味しくふっくら炊き上がるコツです。

*スイッチ

釜を元に戻して、炊飯のスイッチを押します。

*蒸らす

炊きあがりの音が聞こえたら、蓋を開けずに15分程度放置します。
この過程も浸水と同様ないと食べられないわけではないですが、仕上がりが良くなります。
そのあと、蓋を開けたときには釜の底を救うような感じで全体をさっくりかき混ぜると水分が適度に飛んでより美味しさをキープしやすくなります。

□失敗の原因

これらの過程の中で失敗の原因となりやすいのはどこでしょうか。
いくつか気をつけておくべき点をお伝えします。

*計量はきっちり

しっかり摺り切りの定量を守り、雑にすくって釜に入れないようにしましょう。
水加減の失敗は頻繁に起こります。
芯が残っていたり、パサパサ・ベタベタなどの原因は軽量で解決することが多いです。
お米の量、水の量ともに思っているより慎重に測ってみてはどうでしょうか。

*浸水は適度に

炊飯前の浸水は大切ですが長ければいいというわけでもありません。
90分以上放置してしまったせいでお米がベタベタしてしまうケースもあるということを知っておきましょう。

□まとめ

今回は炊飯の失敗しないやり方をご紹介しました。
炊飯は日々の当たり前の営みというイメージがある方は、失敗すると不安になるかもしれません。
しかし、案外細かい見落としが失敗につながるものだとわかっていただけたでしょうか。
ぜひ今回の記事を参考に、今後は確実に失敗しないやり方を頭に入れて美味しくお米を食べてください。