お米の1日の適量とは?食べすぎないための注意点

「ダイエット中だからお米はちょっと…」という方や、「お米大好き、毎食欠かせない」という方、様々いらっしゃるかと思います。

もちろん、食べ過ぎも全く食べないのも体には良くありません。では、1日の最適なお米の摂取量はどの程度なのでしょうか?
ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)がお教えします!

■一人一人に適した摂取量がある

ウェブサイトを閲覧していると、度々「人間が1日に摂取するのに適した量はご飯何杯分です」や、「何グラムです」というのを見かけます。

しかし、一人一人年齢や体質が違えば、運動量も異なります。ですので、自分に適したご飯の摂取量を知ることが大切です。

一般成人男性の1日の理想的な摂取カロリーは約2500kcalとされており、女性は約2000kcal程度とされています。

更に細かく述べると、男性で50歳未満であれば3000kcalまで、女性であれば2300kcalまでが目安です。

ご飯一杯は中盛り(一般家庭で用意される茶碗一杯分)150gで約250kcalに相当し、一食1杯で1日に3回食事をされると、ご飯だけで750kcal摂取していることになります。

バランスのとれた食事には、ご飯以外にも食べる必要があるので、考えて摂取されると良いでしょう。

また、一食に換算すると目安量は男性が約800kcalで、女性の場合が約650kcalです。

ご飯とおかずの理想的なバランスは1:1と聞いたことが一度はあるかと思います。平均的な成人男性の場合はご飯1.5杯分程度、女性の場合は1杯分です。

ただし、オリンピックのメダリストである北島康介選手や内村航平選手は体を酷使する仕事をするので、1日に5000kcal以上摂取される場合もあるそうです。

もし、スポーツで過度な運動をよくされる場合は、多めにお米を食べた方が良いでしょう。

■必要栄養素という観点で考える

続いては、人間が1日生活するのに必要な栄養素というポイントから、1日のご飯の摂取量目安を考えていきましょう。

ご飯の主成分は炭水化物です。一般的には、1日に炭水化物は最低100gから150g摂取する必要があるとされています。

ご飯一杯に含まれる炭水化物の量は約60gなので、最低でも2杯は食べる必要があるということになります。

逆に言えば、それ以上摂取してもあまり意味がなく、人間の体に吸収されずに脂肪となってしまうということです。5杯、6杯と食べ過ぎないように注意しましょう。

■あなたの健康のために

ご紹介したように1日の摂取目安量は人によって異なるので、ご飯にどれくらいのカロリーや成分が含まれるのかを知ることが大切になります。

お米のくりやホームページでご紹介しているように、人間のエネルギーとなる大切な食材です。

しかし、食べ過ぎるとエネルギーに変換しきれなくなるので注意が必要です。

食べ過ぎを気にされる方には少量ずつを真空パックで小分けにしたオコメールのセットをおすすめしています。

2合ずつに分けているので、「1日1袋」など決めていただくと食べ過ぎにはならないです。

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食べ過ぎず、且つ美味しいお米を楽しんでみてください。

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