「朝炊いたご飯が、夕方家に帰ると腐ってしまっていた…」、「お弁当のご飯が腐ってしまって食べられなかった」
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
暑い夏場はどうしてもご飯が傷んでしまいがちですよね。
今回はそんな方におすすめのご飯を傷みにくくする方法をご紹介します。
炊飯器の中のご飯にも、お弁当用のご飯にも当てはまる簡単な方法なのでぜひお試しください。
□なぜご飯は傷んでしまうの?
常温のご飯が傷んでしまうのは、細菌が原因です。
夏場の暑い時期、冷蔵庫に入れずに置きっぱなしにしてあるご飯は大体20度~30度くらいの温度になります。
この温度だと、細菌がどんどん繁殖してしまうため、ご飯が傷んでしまうのです。
細菌を繁殖させないような対策をとることが大切です。
*お酢や梅干を入れる
お米を炊くときに、お酢や梅干を入れると、ご飯を傷みにくくする効果があります。
これはお酢や梅干に含まれる成分が、細菌の繁殖を防いでくれるからです。
お酢であればお米三合に対し小さじ1杯程度、梅干であれば1個程度を、炊飯する前にお米と一緒に入れておけば十分です。
お酢の香りが気になるという方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と気になりません。
また、梅干は日の丸弁当のように炊き上がったご飯にのせることでも効果があります。
この場合、一か所だけに置くと効果が偏ってしまうため、細かくすりつぶして混ぜ込んだり、いくつかまんべんなく置いたりするのが良いでしょう。
*きちんと冷ます
これは特にお弁当用のご飯についてですが、お弁当に温かいものを詰めて、お昼に見てみると冷えて水滴がたくさんできていることがありますよね。
この水分は、細菌が繁殖しやすくなるので、ご飯が傷んでしまう原因になります。
きちんと冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。
すぐに冷ましたいときは、ご飯をお皿やバットに薄く広げ、扇風機やうちわで風を当てるのがオススメです。
また、お弁当箱にはじめから水滴がついてしまっている場合も同様にご飯が傷みやすいので、きちんと水分をふき取ってから使うのがいいでしょう。
□さいごに
今回は夏場でもご飯が傷まないようにする方法についてご紹介しました。
そんなに難しいことをしなくても、簡単なひと手間をかけるだけで、ご飯を傷みにくくできます。
これからの暑い夏、一度試してみてはいかがでしょうか。
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ぜひ一度お試しくださいませ。