お米の購入を検討している方はいらっしゃいませんか。
しかし、お米を購入するとなると、どのお米にするか迷うことがありますよね。
中部地方のお米について知っている方は少ないかもしれませんが、たくさん良いお米が眠っています。
そこで、今回は中部地方のお米についてご紹介します。
□山梨・長野のお米とは
ここでは山梨県・長野県のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが山梨県産の「武川48」です。
正式名称を農林48号と言いますが、聴き慣れない方がほとんどでしょう。
武川48は「幻の米」と呼ばれており、冷害やイモチ病に弱いことから評判が落ち、その姿を長い間消していました。
しかし、数年前から高級寿司店がその食味の良さと香ばしさに注目し、テレビにも取り上げられるようになり、徐々に姿を現すようになってきました。
武川48はコシヒカリにも負けないお米で、梅雨が過ぎ去ってもその食味をほとんど落としません。
そのため、おにぎりにするととても美味しく食べられるでしょう。
次にご紹介するのが、「風さやか」です。
全国トップクラスの米作りの土地の長野県で栽培された風さやかはコシヒカリとは異なった食味の良さが評判になり、市場の評価も高くなってきています。
風さやかは、しっかりとした旨味と甘味が特徴で、冷めても美味しく食べられ、お米として一流品のレベルにあると専門家や知識人の方が言うほど素晴らしいお米です。
さらに、データとして冷めても美味しく食べられるという結果が出ているので、おにぎりやお弁当をよく作る方は一度試してみてください。
現在は県内での消費の増加を目標としているようですが、県外での流通も視野に入れているそうです。
□岐阜・静岡のお米とは
ここでは岐阜県・静岡県のお米についてご紹介します。
まずご紹介するのが岐阜県産の「ハツシモ」です。
ハツシモは岐阜県内の作付面積の30パーセント以上を占めるお米と言われており、さらに岐阜県以外の土地ではほとんど栽培されていません。
また、販路もほとんど県内向けなので、「幻のお米」と呼ばれることもあるそうです。
ハツシモは一年を通して風味が一定で、梅雨が過ぎ去ったとしてもその食味を損なうことがありません。
そのため、冷めても美味しく食べられ、ハツシモファンの間では「冷めても美味しい」は合言葉のようなものになっているそうです。
ハツシモは見た目としては、大粒でツヤがあり、味としては少し硬く、弾力性があり、程よい甘味と程よい粘りが特徴して挙げられます。
そのため、カレーやチャーハン、寿司などとの相性が良いと言われています。
カレーやチャーハンをよく作る方は一度試してみてはいかがでしょうか。
次にご紹介するのが、静岡県産の「なつしずか」です。
なつしずかはまだまだ生産量が少なく、限られた時期にしか食べることができない、とても貴重なお米です。
そして、食味はあっさりとしており、今の暑い時期にも美味しく食べられるお米と言えるでしょう。
なつしずかは今の時期しか食べられないので、是非今のうちに試してください。
□愛知・三重のお米とは
ここでは愛知県・三重県のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが愛知県産の「あいちのかおり」です。
あいちのかおりは愛知県で最も作付されているお米で、愛知県内ではあのコシヒカリよりも有名なお米です。
全国的にはあまり知られていませんが、コシヒカリよりも少し粒が大きいので、しっかりとした食べ応えを感じられるでしょう。
さらに、粘り気も甘味も程よくあり、あっさりとしているため、大人にも子供にも人気のお米です。
また、冷めても硬くならず、美味しく食べられます。
この知る人ぞ知る人気のお米を一度食べてみてはいかがでしょうか。
次にご紹介するのが、三重県産の「伊賀米」です。
松尾芭蕉の誕生の地としても有名な伊賀で作られているお米です。
伊賀は水量が豊富で、盆地であるため、朝晩の冷え込みによって、お米をより甘くしてくれます。
そのため、伊賀米もそれの影響を受けて甘くなっており、例えるなら甘いコシヒカリといったところでしょう。
また、粘り気と甘味が強いこと、香りが良いことが特徴として挙げられ、噛めば噛むほど甘味が出てきます。
さらに伊賀米は食味ランキングで特A評価を獲得するほど評価されています。
□まとめ
今回は中部地方のお米についてご紹介しました。
今回の記事で中部地方のお米についてわかっていただけたと思います。
是非一度、中部地方の美味しいお米を試してみてください。