秋田県産のお米あきたこまちについてご紹介します

「あきたこまちはとてもおすすめだとよく聞くけど、どのような特徴があるのだろう。」
このように、あきたこまちの詳細について知りたい方は多いと思います。
自分に合っている品種なのかがわからないと買うのをためらってしまいますよね。
そこで今回は「あきたこまちの特徴」についてご紹介します。

□どのような特徴があるの?

あきたこまちは、そもそもどのようにして作られた品種なのでしょうか。
実はこのお米は、有名なコシヒカリと奥羽292号という品種を掛け合わせて誕生した品種です。

あきたこまちの歴史は、秋田県が独自の素晴らしい品種を開発しようと目指して努力を続けた結果、1984年に奨励品種として採用されたところから始まります。
秋田県や岩手県を中心に作付け面積もとても広く、毎年全国の全ての品種の中からトップ5になるくらい広く作付けされています。

秋田県では、あきたこまちの作付け面積が80パーセントのシェアを持っているので、特に秋田での生産がとても盛んであることがわかりますね。
そのあきたこまちにはどのような味の特徴があるのでしょうか。

コシヒカリから作られた品種なので、似たような旨みや甘みがあります。
また、水分量が多く、より甘みが強いと言われているので、甘みを重視する方にはとてもおすすめですよ。
バランスも良く、ほどよい味の濃さなので、様々なおかずの味を引き立ててくれるお米だと言えるでしょう。

煮物や汁物、焼き物との相性も抜群なので、和食にとても合いますよ。
とても食べやすくて人気のお米なので、名前の響きと共に女性にとても喜ばれるでしょう。
ツヤがありふっくらとした仕上がりで、見た目もとても美味しそうです。
おまけにリーズナブルな価格でもあるので、とてもおすすめの逸品ですよ。

□特A評価を持っているって本当?

みなさんは、お米の食味ランキングをご存知でしょうか。
一般財団法人日本穀物検定協会が主催の米の食味ランキングというものが毎年開催されており、そこでの評価が最も高いのが特A評価です。
あきたこまちはその特A評価を平成24年から連続して獲得しているため、良食味だということが保証されていると言っても過言ではありません。
日本穀物検定協会に所属している専門評価員が評価しているので、お米のプロが選ぶ美味しいお米だと考えても良いでしょう。
そのため、味の良いお米を買いたい方は、特A評価を獲得したことがあるお米を選ぶことも一つの選択肢です。

□まとめ

今回は「あきたこまちの特徴」についてご紹介しました。
どのようなお米を選んだらいいのかわからない方は多いと思いますが、一度このあきたこまちを試してみてはいかがでしょうか。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽にお米のくりやにご連絡くださいね。

 

 

中国地方のお米って美味しいの?ブランド米について解説します!

皆さんはどこのお米を買っていますか。
やはり、コシヒカリのようなお米が有名で人気がありますよね。
しかし、他にもたくさん美味しいお米があります。
そこで、今回は中国地方のお米についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。

□鳥取・島根のお米とは

ここでは鳥取・島根のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが鳥取県産の「ひとめぼれ」です。

ひとめぼれの名前の由来は、出会った途端に恋に落ちてしまうような美味しさと美しさというところからその名前がつけられたと言われています。
とても魅力的で素敵な名前ですよね。
また、ひとめぼれは「コシヒカリ」と「初星」から誕生したお米です。

さらに、ひとめぼれは耐寒性と美味しさを持っている品種であり、他のお米と比べると栽培しやすい品種です。
コシヒカリを親として持っているお米なので、コシヒカリを受け継ぐ良食味米です。
ツヤとちょうど良い粘り気、口当たりの良さが特徴として挙げられます。
興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。

次にご紹介するのが、島根県産の「きぬむすめ」です。
きぬむすめは良食味品種である「キヌヒカリ」と「祭り晴」を交配して誕生したお米です。
きぬむすめはコシヒカリに匹敵するほど美味しく、玄米品質も安定しているので、コシヒカリに次ぐ島根県の主力の品種として愛されています。
コシヒカリと匹敵するほど美味しいのであれば、一度試してみたいですよね。

「きぬむすめ」水飯米はコシヒカリと比べると、食味値、味度値どちらも同等もしくはそれ以上に高い値を示しています。
さらに、米飯増加率、含水率どちらも良好な成績を収めています。

□岡山・広島・山口のお米とは

ここでは岡山・広島・山口のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが岡山県産の「朝日」です。
朝日は岡山県を代表するお米で、栽培が困難で、岡山県の一部でしか栽培されていない、幻のお米と言えるでしょう。

朝日は1類品種の高級なお米で、これはコシヒカリ以外では朝日唯一です。
昔から、東は「亀の尾」、西は「朝日」と言われるほど美味しいお米です。
そのため、日本のお米の文化を形作ってきたお米の一つと言えるでしょう。

また、朝日はちょうど良い粘り気とコシがしっかりしており、さらに、深い旨味と甘みを持っています。
朝日は炊き立てでも美味しいですが、冷めてもその味を落とすことはなく、全国の寿司職人が好んで使用するほどだったそうです。
興味のある方は一度試してください。

次にご紹介するのが広島県産の「恋の予感」です。
恋の予感は「きぬむすめ」と「中国178号」を親とするお米で、広島県のオリジナル品種です。

恋の予感は他のお米と比べと少し大粒で、もっちりとした食感をしており、お米本来の美味しさが味わえるお米と言えるでしょう。
さらに、旨味成分を多く含有しており、あっさりとした味は飽きることがありません。
また、冷たくなっても美味しく食べられる珍しいお米でもあります。

最後にご紹介するのが山口県産の「晴るる」です。
晴るるは山口県のオリジナルのブランドでコシヒカリを親に持つお米です。
山口県にオリジナルブランドがあるとは驚きですね。

晴るるの名前の由来は、花園院という天皇が残した歌の一部だと言われており、「夕立の雲飛びわくる白鷲のつばさにかけて晴るる日の影」から名付けられました。
味の特徴としては、コシヒカリから受け継いだ、もっちりとした粘り気を持っており、少し食感が硬めです。
さらに、甘味もあり、光沢も素晴らしいお米です。

□まとめ

今回は中部地方のお米についてご紹介しました。
中国地方にもたくさん美味しいお米があることをわかっていただけたと思います。
お米の購入を検討している方は、今まで食べてきたお米と違うものを購入することで、新たな出会いがあるかもしれません。
中国地方のお米を一度検討してみましょう。