山形県産のお米「雪若丸」と「つや姫」と「ササニシキ」の違いについて解説

山形県産のお米が気になっている方はいらっしゃいませんか。
「たくさんの種類があるから、どれを選べばいいかわからないな。」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、山形県産のお米である雪若丸、つや姫、ササニシキについて「ごはんソムリエ徳永真悟」が解説します。

□雪若丸とはどのようなお米なの?

雪若丸は山形県期待の新品種で、開発するのに10年かかったという新星です。
後ほど解説するつや姫の弟分として雪若丸という名前が付けられました。
稲はとても耐久力があるので、栽培しやすく、作付面積もどんどん増えています。
では、具体的にどのような味の特徴があるのでしょうか。

雪若丸は一粒一粒がしっかりしていて、光沢があります。
粘りのバランスも良く、とても美味しいと評判です。
また、大粒で粒感があるので、食べ応えがあるという点からも評価が高いのでしょう。
満足感がありながらもさっぱりと召し上がれるというのが特徴だと言えるでしょう。

何よりもの特徴は、普通に食べても美味しいのですが、特に汁物。どんぶり(丼)に良く合うと言われています。是非食べてみて下さい。

□つや姫の特徴について解説!

つや姫は、2010年に登場した山形県のブランド米です。
また、つや姫は県の戦略的品種に指定されているため、県が認定した農家しか栽培できません。
そのため、つや姫は品質管理がきちんとされており、一定の美味しいお米を常に食べられるのが特徴です。

また、10年連続で特A評価を獲得しているため、お米の品評会の審査員からも美味しいというお墨付きが得られています。

つや姫は旨みや甘みが強い上に、さっぱりしていて口当たりの軽さや粘り気などのバランスが良い品種です。
旨み成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸の含有量はコシヒカリよりも多いとされています。
また、味が良いだけでなく、ツヤも素晴らしいので、見た目からも美味しそうに感じられますよ。

□ササニシキは美味しいの?

ササニシキは日本に昔からある品種で、あっさりとした上品な味わいが魅力のお米です。
ただ、稲の病気などに弱く生産する農家さんが減り、今では貴重なお米となっています。
その味はクセが少なく、様々な料理に合うような特徴を持っているので、和食への相性が良いです。
粘り気が少ない品種なので、寿司用のお米としても人気で、お寿司屋さんではササニシキを使用しているお店も多いです。

和食に向いているので、あっさりと食べたい方や粘り気が少ないお米を食べてみたい方におすすめだと言えるでしょう。

□まとめ

雪若丸、つや姫、ササニシキの特徴について知っていただけたと思います。
それぞれ人気があり、バラエティに富んでいます。
まずは一度試してみてくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽にお米のくりやにご連絡ください。