「美味しいお米を食べたい!」
「でも、どの銘柄が良いのかわからない」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
確かに、お米の銘柄はたくさんあるので、どれにするのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回は関東のお米の銘柄についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。
□茨城と栃木のお米とは
まず、初めにご紹介するのが「ふくまる」です。
ふくまるは、茨城県産のお米で、粒の大きさがかなり大きいです。
その大きさは、他県のブランド米と比較しても、全国トップクラスだと言われています。
そのため、お米の大粒の食感を味わいたい方におすすめと言えるでしょう。
さらに、産地ではお米の大粒の食感をさらによく味わっていただくために、家庭用基準を作って、その基準を満たしたものだけを出荷しているそうです。
また、ふくまるは時間が経過してもあまり硬くならない傾向があり、冷めても美味しいお米と言われています。
そのため、お弁当やおにぎりにも最適と言えるでしょう。
次にご紹介するのが、「なすひかり」です。
なすひかりは栃木県産のお米で、水源が豊富な地域で作られています。
なすひかりはコシヒカリを由来としており、粒が大きくて粘り気があることが特徴として挙げられます。
噛めば噛むほどお米本来の味を感じられるため、最初に食べる時はよく噛んで味わってみるのがおすすめと言えるでしょう。
また、お米の評価としても、食味ランキングでコシヒカリと同様に特A評価を獲得しています。
さらに、日本国内だけではなく、海外にも展開しており、海外の食卓にもなすひかりが並んでいます。
□群馬と埼玉のお米とは
ここでは群馬県と埼玉県のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが「コシヒカリ」です。
コシヒカリは誰もから愛されているお米の代表として有名でしょう。
コシヒカリはもちもちとした食感や粘り気、そして強い旨味が特徴です。
そのため、和食だけではなく洋食にもとても合うお米で、冷めても美味しく食べられます。
たくさんの人から愛されている理由がわかりますね。
次にご紹介するのが、埼玉県産の「彩のきずな」です。
彩のきずなは先ほどご紹介したコシヒカリと同等以上の食味だと言われています。
そして、もちもちとした食感や、少し高めのタンパク質、甘みと旨味のバランスの良さが特徴として挙げられ、様々な料理との相性が良いです。
料理との相性が良いお米は嬉しいですよね。
□千葉・東京・神奈川のお米とは
ここでは千葉・東京・神奈川のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが千葉県産の「ふさおとめ」です。
ふさおとめという品種を聞いたことがある方は少ないかもしれません。
ふさおとめは冷害に対して強く、普通のお米よりも一ヶ月ほど早く収穫できるという特徴があります。
また、ふさおとめは普通のお米と比べると大粒で、炊き上がりのツヤも素晴らしいので、見栄えが良いです。
そして、粘り気が少なく、あっさりとした味をしており、さらに冷めてからも美味しく食べられます。
そのため、粘り気が強いお米が苦手な方やおにぎりやお弁当をよく作る方におすすめと言えるでしょう。
次にご紹介するのが東京都産の「キヌヒカリ」です。
東京都はあまりお米のイメージがよくないかもしれません。
しかし、キヌヒカリは化学肥料ではなく有機肥料を使用して栽培しており、食味の向上に力を入れています。
キヌヒカリは粘り気や硬さが奥歯で感じ取れるほどしっかりしており、旨味も同様に感じ取れます。
東京都のお米を買ったことがない方は一度試してみてはいかがでしょうか。
最後にご紹介するのが、神奈川県産の「はるみ」です。
はるみは普通のお米と比較すると背丈が低めで、倒れにくいお米です。
そのため、稲穂が重み倒れて、水を吸ってしまいお米が台無しになってしまうということはありません。
はるみの味は食味ランキングでも最高評価である特A評価を獲得しており、食味にも優れていると言えるでしょう。
具体的に紹介すると、コシヒカリと同等の甘みを持っており、少し柔らかいお米ではありますが、粘り気が少なく、もちもちとして食感を楽しめるお米です。
また、冷めても美味しく食べられるので、おにぎりやお弁当にしても良いでしょう。
□まとめ
今回は関東のお米についてご紹介しました。
関東のお米にはあまり馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、たくさん良いお米があります。
まだ、関東のお米を試してみたことがないという方は、是非一度試してみてください。