隠れた米どころ!近畿ブランドのお米をご紹介!

皆さんは近畿地方のお米についてご存知でしょうか。
近畿地方にはたくさん美味しいお米が存在しますが、その存在を知っている人は限られているでしょう。
そこで、今回は隠れた米どころ近畿地方のお米についてごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。

□滋賀・京都のお米とは

ここでは滋賀・京都のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが滋賀県産の「みずかがみ」です。
みずかがみは平成25年に滋賀県が開発した新しいお米で、調査結果によるとコシヒカリと同等以上の味を持っていると言われており、かなりお米として期待できそうですね。
みずかがみは他のお米と比較すると炊き上がりが白く、光沢があります。
また、ちょうど良い粘り気や、噛むとまろやかな甘味が口に広がる特徴があります。
さらに、冷めても美味しく食べられるので、お弁当やおにぎりに最適でしょう。
お子さんがいる方は一度試してみてください。
育ち盛りのお子さんも満足でき、たくさん食べてもらえるでしょう。

次にご紹介するのが、京都丹後与謝野町産の「丹後コシヒカリ」です。
丹後コシヒカリは豊かな自然と、肥えた土地、山から生まれる冷たく綺麗な水がある京都丹後の地で栽培されたお米です。
そのような土地で栽培された丹後コシヒカリはとても美味しそうですよね。
京都丹後与謝野町は隠れた米どころとして知られており、そのほとんどが近畿地方で消費されているそうです。

丹後コシヒカリはツヤ、粘り気、甘味、が強いことが特徴として挙げられます。
さらに、食味ランキングでは最高評価である特A評価を獲得しているほど、お米として評価されています。
美味しいお米を探している方は一度、試してみてはいかがでしょうか。

□大阪・兵庫のお米とは

ここでは大阪・兵庫のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが大阪府能勢産の「キヌヒカリ」です。
キヌヒカリは関西では広く作付されているお米で、特徴としては炊き上がりの光沢の素晴らしさや、食味の良さが挙げられるでしょう。

また、コシヒカリと比較するとそれほど粘り気はなく、さっぱりとした口当たりです。そのため、粘り気が強いお米が苦手だという方にはおすすめです。

キヌヒカリの食べ方としては銀シャリや白飯と相性がよく、お寿司やさんや高級料亭でも進んで利用されているほどです。
興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。

次にご紹介するのが、兵庫県産の「かぐや姫」です。
かぐや姫は、冷害の年であった平成5年に、宮城県で発見されたお米で、ササニシキを栽培していた田んぼで、収穫時期にもかかわらず、生育が悪い状況の中で、例年と変わらない草丈を持っており、不稔粒がほとんどない穂三本を大事に育てたものです。

かぐや姫はこのようにササニシキが突然変異して誕生し、1999年に登録されているタンパク質が低く、食味が良いお米です。
劇的な誕生でとても魅力的なお米ですよね。
食味はササニシキの特徴を受け継いでおり、ほど良い粘り気とあっさりとした口あたりが特徴です。

□奈良・和歌山のお米とは

ここでは奈良・和歌山のお米についてご紹介します。
まず、ご紹介するのが「ヒノヒカリ」です。
ヒノヒカリは、コシヒカリやひとめぼれについで、日本を代表するお米と言われています。

ヒノヒカリはソースやケチャップなどが付着してもべっちょりとした食感になることはありません。
また、ヒノヒカリはお米自体の味がそこまで濃くないので、味が濃いおかずとの相性も良いでしょう。

次にご紹介するのが、「きぬむすめ」です。
きむむすめは品質や収量性などのバランスがよく、一定なので作付けが拡大されているお米です。
きぬむすめの特徴としては、炊き上がりの白さやツヤ、そして粘り気の強さや柔らかい食感が挙げられます。
そのため、何もかけずともそのまま食べられるでしょう。
そのまま食べることで、きぬむすめ本来の味を楽しめます。

□まとめ

今回は近畿地方のお米についてご紹介しました。
コシヒカリなどの有名なお米を買う方が多いかもしれませんが、近畿地方にも美味しいお米がたくさんありますね。
お米の購入を検討している方は是非、近畿地方のお米を試してみてください。