暑い日にそうめんを食べたい方へ!さっぱりした味わいのレシピとは?

みなさんは、夏バテ予防として何か行っていることはありますか。
暑い日が続き食欲がなくなりがちですが、夏バテ予防にはバランスの良い食事をとるのが効果的です。
そこで今回は、暑い日におすすめのさっぱり系そうめんレシピをご紹介します。

□夏バテが起こる原因や夏バテにおすすめの料理について

夏バテが起こる原因は、主に以下の4つがあります。
・暑さによって脱水症状になる
・食欲がなくなり栄養不足になる
・冷たいものを食べるため消化力が低下する
・室内外の温度差で自律神経が乱れる

これらの原因を解消するためには、水分補給を積極的に行うことが重要です。
喉が渇いたと感じる前に水分を補給することを心がけましょう。
また、人間は食べ物からも水分補給を行っていることはご存じでしょうか。
そのため食欲がなくなり食べる量が減ると、水分量も減ってしまいます。

夏バテを予防するために、栄養豊富な具材を入れたそうめんを食べることをおすすめします。
そうめんは夏を代表する食材で、食欲がなくても喉を通りやすいため、栄養を摂取しやすいですね。

積極的に摂取すべき疲労回復に役立つ栄養素は、糖質とビタミンB1があります。
そうめんは、夏でも喉を通りやすく、糖質やたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンC、その他の栄養素摂取できるため、夏バテ防止にぴったりでしょう。

糖質は、そうめん自体に含まれています。
ビタミンB1は、エネルギー源である糖質をエネルギーに変える役割を持つため、糖質と一緒に摂取しましょう。
具体的には、豚肉や大豆製品、小エビなどに多く含まれています。

これらの具材を入れることで、不足しがちな栄養を補給できますよ。

□おすすめのそうめんレシピについて

ここからは、食欲がなくても食べられる、栄養豊富なあっさりそうめんレシピを2つご紹介します。

*豆腐と納豆の冷汁そうめんのレシピ

2人分の材料は以下の通りです。
・そうめん300グラム
・味噌大さじ3
・ひきわり納豆2パック
・オクラ4枚
・しそ4枚
・だし汁3カップ
・木綿豆腐2分の1丁
・きゅうり2本
・みょうが1本
・生姜1片

下準備として、だし汁で味噌をといて冷蔵庫で冷やしておいてください。
また、豆腐は水を切って手でつぶしておきます。
きゅうりは薄切りにして塩をふり、オクラは板ずりにし小口に切ります。
さらに、みょうがとしそを千切りにして、生姜はすりおろしてください。

続いて、冷やしておいただし汁に納豆、きゅうり、豆腐、オクラを入れ、茹でて氷水につけたそうめんにかけます。
最後にみょうが、しそ、生姜を散らして完成です。

納豆や豆腐は、タンパク質を摂取でき、さらにビタミンB1、B2、カルシウムが含まれているため、夏バテに最適な食材ですよ。
その他、味噌は腸内環境を整え、しそ、みょうが、生姜などは食欲増進効果があります。

*かつおの漬けのせそうめんのレシピ

2人分の材料は以下の通りです。
・そうめん4束
・そうめんのつゆ適量
・かつおのたたき100グラム
・玉ねぎ8分の1
・しそ2枚
・砂糖大さじ1(A)
・酒大さじ2(A)
・しょうゆ大さじ3(A)
・ごま油大さじ1と2分の1(A)
・生姜少々(A)

はじめに、かつおのたたきを(A)につけます。
玉ねぎはスライスして、しそを細かく刻んでください。
そうめんを茹でて冷水でしめたら、皿にそうめんを盛り付け、つゆをかけます。
最後に玉ねぎ、かつお、しそをのせて完成です。

□まとめ

おすすめの「夏にさっぱり系そうめんレシピ」をご紹介しました。
暑い夏を乗り切るために、栄養満点のそうめんレシピを参考にしてみてください。
お米のくりやでは、小豆島素麺全体の生産量の2割ほどしかない、黒帯「島の光」を販売しております。

ぜひ一度お米のくりや通販サイトにお立ち寄りください。

 

 

そうめんの賞味期限と保存の仕方合わせて解説!

簡単に作れておいしいそうめんは、夏に欠かせない食材ですよね。
その手軽さゆえにたくさんストックして、食べきれずに余ってしまっていませんか。
そうめんをおいしく食べるには、正しい保存方法を知っておく必要があります。
そこで今回は、そうめんの保存方法や賞味期限についてご紹介します。

□そうめんの賞味期限について

「そうめんは古いものが高くておいしい」と耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

実際にそうめんは一定時間経過すると、食感が硬く歯切れの良い麺へと変化します。
そうめんの世界では、この現象を「厄現象(やくげんしょう)」と呼びます。
そうめんはある程度時間をおいた方が適度な歯応えに変化します。

しかし、時間が経てば経つほど小麦粉の風味や旨味は失われるため、コシがなくなってしまうでしょう。
よりおいしい状態で食べるには、適切な保存方法が重要です。

ここからは、種類別の賞味期限についてご紹介します。
賞味期限とは、「最良の保存状態のもとで、保存した場合においしく食べられる期間」を指します。
ある程度時間を置いてから食べたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

*乾麺タイプの賞味期限とは

日本三大そうめんの1つである、小豆島手延素麺「島の光」黒帯の賞味期限は約1年としています。上記のように本来そうめんにはコレと言った期限はありませんが、日本には四季があり気温や湿度の変化が激しく保存が難しいため、約1年としています。

*半生タイプや生タイプの賞味期限とは

未開封の場合、半生タイプの賞味期限は2~3ヶ月、生タイプの賞味期限は1ヶ月ほどです。
半生や生は作り立てに近い状態で販売しているため、乾麺タイプと比べるととても短い賞味期限になってしまいます。

□そうめんの保存方法を解説します

賞味期限内でも保管方法によって味の違いや酸化のリスクも大きく変わります。
そうめんの保存方法に関する注意点を3つ紹介しましょう。

まず1つ目は、直射日光があたらない通気性のよい場所で保管することです。
気温が高く湿気がこもりやすい場所で保管すると、そうめんにカビや虫が発生しやすくなります。
そのため室温の高い床下収納や押し入れでの保管は避けましょう。

おすすめの保管場所は、冷蔵庫です。
出し入れの際は、結露によるカビの発生に注意してください。
そうめんは常温保管しても問題ありませんが、冷蔵庫で保管するとほぼ100パーセントの確率でカビや虫の発生が防げます。

2つ目は、開封後にプラスチック容器などに移すことです。
袋を開封した後も、購入時の袋や木箱のままそうめんを保管していませんか。
開封前であれば、その状態のまま暗く通気性の良い場所で安心して保管できます。

しかし開封後はカビや虫が発生しやすいため、プラスチック容器やチャック付きの袋といった密閉できるものに移し替えた方が良いでしょう。

3つ目は、香りの強いものを一緒に置かないことです。
乾麺タイプのそうめんは他の香りを吸収しやすいという特徴があります。
そのため、洗剤や石けんといった香りの強いものと一緒に保存しないようにしましょう。

その他にも、天気の良い日にそうめんに風に通したり、枕木の上にそうめんを置いたりといった工夫があります。
ぜひ参考にしてみてください。

□そうめんを長期間保存すると

そうめんを長期間保存のリスクとしてダニがわく可能性があります。
小麦類はダニにとって大好物で、保存状態が悪いとダニがわきやすいです。
特に、気温が高く湿気が多い日本の夏はダニにとって最高の環境になってしまうでしょう。
長期間保存する場合は、時々そうめんの状態を確認すると良いですね。

□まとめ

今回は、そうめんの理想的な保存方法や種類別の賞味期限についてご紹介しました。
暑い日が続いていますので、おいしいそうめんを食べて乗り切りませんか。

お米のくりやでは、日本三大そうめんの1つである小豆島そうめん「島の光」を販売しております。
ぜひ最高級のそうめんをお楽しみください。

 

 

そうめんの保存方法・保存期間はどれくらい?

「そうめんを食べようと思って茹でたが、食べきれずに余ってしまった。」
このように茹でたそうめんが余ってしまって、対処にお困りの方はいらっしゃいませんか。

そこで今回は、茹でた後のそうめんの保存期間や保存方法についてご紹介します。
そうめんをおいしく召し上がっていただくための参考にしていただけたら幸いです。

□乾麺のそうめんの賞味期限とは?

未開封の場合、乾麺タイプのそうめんの賞味期限は、3年前後です。
一般的に販売されているそうめんは、乾麺がほとんどです。
そのため、適切な保存方法を行えばかなり長持ちするでしょう。

乾麺タイプのそうめんは、風通しの良い場所で保存します。
湿気が多く室温が高い場所で保存すると、カビや虫が付く原因になるため注意してください。
また、そうめんは他のにおいが移りやすいため、灯油や石けん、化粧品などにおいがつよいものを一緒におかないでください。

このように、そうめんは繊細な食材です。
ぜひこれらの保存方法を実践してみてください。

□茹でた後のそうめんの保存期間について

茹でた後のそうめんは、風味や食感にこだわらなければ二日程度日持ちします。
先ほどご紹介した乾麺と比べると、一気に賞味期限が短くなります。

そうめんは一度茹でると麺が伸びてしまうため、本来は茹でたそうめんは食べ切ってしまう方が一番良いです。
そのため、茹でた後の素麺はできるだけ早めに召し上がってください。

□茹でた後のそうめんの保存方法を解説

一度茹でたそうめんは、時間が経つと伸びてモサモサな感じになるため、保存には向いていません。
しかし、茹ですぎた場合や食べきれなかった場合など、どうしても保存する必要があることも起きますよね。

そこで茹でた後のそうめんの保存方法を解説します。
冷蔵庫で保存する方法と冷凍庫で保存する方法の、大きく2つに分けて見ていきましょう。

*冷凍保存する方法について

冷凍保存は、3週間ほど日持ちするため長期保存をしたい方にはおすすめの方法です。

冷凍保存する方法は以下の通りです。

はじめに、ざるでそうめんの水気をしっかり切ります。
次に、ジップ付きの袋に平らになるように入れてください。
この際、空気は抜かないように注意してください。
ある程度凍ったら冷凍庫から出し、空気を完全に抜いてからもう一度冷凍庫へ入れます。

解凍する際は、食べる分だけ冷凍庫から出してお湯を通すと良いでしょう。

ここで、なぜ一度冷凍庫から出すのかという疑問が浮かんだ方はいらっしゃいませんか。
これはそうめんがべちゃべちゃになるのを防ぐためです。
初めから完全に空気を抜いて冷凍すると、解凍したときにそうめんがべたつくため注意しましょう。

このように、ちょっとした手間を加えることで、冷凍後もおいしくそうめんが食べられます。
また、一度冷凍した素麺は歯応えがなくなるため、チャンプルーやにゅうめんといった加熱料理にするのがおすすめです。

*冷蔵保存する方法について

すぐに食べる予定がある場合は、冷蔵保存も可能です。
冷蔵での保存期間は、2〜3日ですので早めに召し上がってください。

冷蔵保存する方法についてですが、まずは、ざるでそうめんの水気をしっかり切ってからラップに包みます。
その後、水分が漏れても良いようにそうめんをラップに包んで、タッパーなどの容器に入れて冷蔵庫にしまってください。

また、冷蔵保存をすると、そうめんが麺同士くっついてしまうことがあります。
これは、そうめんに含まれるデンプンが表面に現れることで起こります。
そんな時は、流水で軽くほぐすと良いでしょう。

□まとめ

茹でた後のそうめんの保存期間や長期間保存する方法についてご紹介しました。
お米のくりやでは、高級そうめん「小豆島の手延素麺」の販売を行っております。
おいしいそうめんをお探しの方は、ぜひ一度お米のくりや通販サイトにお立ち寄りください。

 

 

白米に虫がわく?発生する原因と対策を解説します!

「白米を炊こうと思ったら、米びつに虫がいてショックだった。」
このように、白米の害虫被害をご経験の方はいらっしゃいませんか。
日本人の主食であるお米は、できるだけおいしく安全に食べたいですよね。
そこで今回は、白米に虫がわく原因や対策についてご紹介します。

□白米にわく虫の正体とは?

白米にわく虫の正体は、穀象虫(こくぞうむし)です。
穀象虫は、象のような鼻を持ち、米を食い荒らすことから「米食い虫」とも呼ばれる害虫です。

その象のような鼻は、実は穀象虫の口であり、穀象虫のメスはこの口を使って白米に穴をあけ、卵を産みつけます。
気付いたときには大量に発生していることもあるため、1匹でも見つけたらすぐに退治してください。

また、虫が繁殖しやすい環境について解説します。

穀象虫は、15度程度で孵化し始めます。
さらに、生活に最適な温度は28度ほどと言われており、湿度が高い環境を好むところが特徴です。
そのため、暑くて湿度の高い日本の夏は快適な環境と言えるでしょう。

□穀象虫がわく原因とは?

何が原因で穀象虫が発生するのでしょうか。
その主な原因を2つ紹介します。

*元々白米についていた

適切な状態で白米を保管していたのに、虫がわいてしまった方はいらっしゃいますか。
このような場合は、元々白米に虫がついていた可能性があります。

米農家は、良質な米をたくさん出荷したいとの考えから、害虫対策として農薬を使用することが多いです。
一般的に流通している白米に関しては農薬を使用しているため、穀象虫の心配はありません。

しかし、無農薬で栽培された白米の場合は、稲の段階で卵を産み付けている可能性があります。
無農薬や減農薬(特別栽培)の米は人間の体に良いですが、虫のわくリスクもあります。

*白米の保存状態が悪い

白米の保存容器の掃除は定期的に行っていますか?
掃除が行き届いていないと、米ぬかの粉がたまったり砕けた白米が散らかったりしたままの状態になります。

このような汚れた状態で放置すると、白米のにおいを嗅ぎつけた穀象虫がエサ場や繁殖場を求めて侵入してしまうのです。
穀象虫は体が小さいため、ちょっとしたすきまからでも侵入できます。

□穀象虫がわくのを防ぐ方法とは?

穀象虫の発生を簡単に予防する方法を2つご紹介します。

*米びつに唐辛子を入れる

代表的な予防方法として知られているのは、米びつに唐辛子を入れるというものです。
唐辛子の成分であるカプサイシンを嫌うため、穀象虫がわくのを防げます。

唐辛子の量は、米10キロあたり5〜6本を目安にしてください。
中に混ぜ込まなくても、白米の上に置いたり米びつのふたの内側に貼ったりするだけで効果があります。
唐辛子の身が破れると種子が出てきてしまうため、ガーゼなどで包むのをおすすめします。

*冷蔵庫で保管する

「米びつに唐辛子を入れたけど効果がなかった」という方におすすめなのが、白米を冷蔵庫で保管する方法です。
先ほどもご紹介したように、穀象虫は温度が低いと発育できません。
高温と湿気が大好物です。
そのため、冷蔵庫で保管すれば穀象虫がわくことはありません。

しかし、スペースが限られた冷蔵庫に大きい米びつを保管するのは難しいですよね。
そんな方におすすめしたい工夫を2つご紹介します。

1つ目は、2リットルのペットボトルに白米を移す方法です。
ペットボトルに白米を移せば、冷蔵庫で保管しやすくなりますよ。

2つ目は、ビニール袋に小分けして保管する方法です。
1食分ずつに分けてビニール袋で保管すれば、場所を取らずに保管できるだけでなく、毎回米を計る必要がないため便利ですよね。
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□まとめ

白米にわくコクゾウムシとその対処法についてご理解していただけたと思います。
大量に発生してしまう前に、しっかり害虫予防をしておきましょう。
創業明治15年のお米のくりやは、通販でブランド米を販売しております。
お米の購入をお考えの方は、ぜひお米のくりや通販サイトにお立ち寄りください。

 

 

そうめんの普通の食べ方に飽きた方へ! 和風アレンジレシピを紹介します!

暑い季節に食べたくなる料理と聞いて、そうめんを思い浮かべる方は多いと思います。
そこで当記事では、そうめんを用いたレシピのアレンジを解説します。

□そうめんを食べる時に多いお悩みとは

暑い夏に備えて、なるべく涼しげでサッパリとした食事をとりたい。
そういった場合に食卓で見かける機会が多いのは、やはりそうめんでしょう。
手軽に作れて食べやすい、老若男女問わず人気のメニューですよね。
しかし、そうめんを食べる頻度が増えることでお悩みの方も、実は多いです。

夏の食卓事情に関するお悩みで多いのは「そうめんがあまりにも続いてしまって飽きてきた」というものです。
同じメニューが何度も続いてしまうとマンネリ化するのは、献立を考える上で大きな課題点ですよね。
また、同じ食事内容だとどうしても栄養バランスが偏りがちです。
家庭で子供たちの健康にもかかわる重要な食事で、栄養価は無視できないポイントです。

そうめんの原料は主に小麦粉からつくられる麺であり、炭水化物を多く含んでいます。
そうめんの食べる頻度が増えることで、炭水化物の摂取量が増えますが、その他の栄養素であるビタミンやミネラル、タンパク質は不足しがちになります。
夏バテ予防のためにも、栄養素は過不足なく摂取したいところですが、なかなか食事のレパートリーが増えないことにお悩みの方は多いのではないでしょうか。

□そうめんのおいしい洋風アレンジレシピを紹介します!

夏の暑い時期にサッパリそうめんを食べたくなる一方、食事の栄養バランスも考える必要があるのは大きな課題ですよね。
では、その2つの課題をまとめて解決するためにはどうすればよいのでしょうか?
最も簡単な答えは、「そうめんで料理のレパートリーを増やす」ことです。
ここではそうめんのアレンジレシピの中で、洋風に工夫したものをいくつか紹介していきます。

洋風アレンジレシピそうめん」の1つ目に紹介するのは、フレッシュかつサッパリとした「サラダそうめん」です。
わかめとサラダ菜をお皿に敷いて、その上に冷やしたそうめんを乗せましょう。
そのそうめんにカットしたトマトと水菜を乗せ、お好みでドレッシングをかければ完成です。
不足しがちな野菜も取れ、ヘルシーな仕上がりは夏にぴったりですよね。

2つ目に紹介するアレンジそうめんは、洋風の醍醐味ともいえる「カルボナーラそうめん」です。
棒状にカットしたベーコンを炒め、その中に生クリームを入れて煮あがったらゆでたアスパラとピザ用のとろけるチーズを加えます。
そこに茹でたそうめんと追加の生クリームを加え、ソースのチーズが完全に溶けた段階で火を止めましょう。
そこに溶き卵とストレートのめんつゆを大さじ3杯投入して混ぜ合わせ、器に盛りつければ完成です。
厚切りベーコンのボリューム感とアスパラの彩り、隠し味のめんつゆが合わさって、洋風のカルボナーラと和のそうめんが一体となった味を楽しめます。

3つ目に紹介するのは、魚介のうまみを存分に活かした「イタリアン風そうめん」です。
みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで中火で炒め、香りが出てきたら砂だししたアサリを殻ごとその中に入れて蒸し焼きにしましょう。
アサリの口が開いたら、その中に茹でた明太子と焼きたらこを入れ、ゆで汁がしっとりした段階でお皿に盛りつけ、粉チーズを振りかければ完成です。
オリーブオイルとニンニクの風味がイタリアンを演出する、さっぱりとしたアレンジそうめんです。

□まとめ

今回は夏の食事のレパートリーを増やすため、そうめんのアレンジレシピを洋風にそって解説しました。
今回の記事が、夏の料理のバリエーションでお悩みの方の参考になれば幸いです。

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そうめんは何と食べる? 具材を地域ごとにご紹介します!

そうめんは味が淡泊なので、様々な具材との相性が良く、思い付きで合わせてみたらとても美味しかったという経験があるのではないでしょうか?
地域によっては、意外なものとの組み合わせが郷土料理になっているものもあります。
今回は、そうめんは何と食べるのか、具材を地域ごとにご紹介します。

□そうめんと相性が良い具材について

そうめんにネギ、ミョウガ、おろし生姜、すりゴマ、ごまだれ、きざみ海苔、柚子胡椒、ラー油を薬味として入れる方は多いのではないでしょうか。
そうめん自体の味は薄めですから、そうめんと麺つゆだけで食べ進めていたら飽きてしまいますよね。
味に飽きてしまった時に、薬味と一緒にそうめんを食べると飽きることなく食べられます。
夏バテ気味の方もそうめんなら食べやすく、薬味で食欲が増進されるでしょう。

ここでは、薬味以外にそうめんをより豪華で美味しく食べるのにピッタリな具材を紹介します。

*魚介系でそうめんに合う具材とは

シーチキンやカツオのオイル漬けは、めんつゆとの相性がとても良く、キュウリを添えて食べる方が多いです。
また、サバの味噌煮の甘辛いタレがそうめんと合うと感じる方が多いです。
ほかにも、サバの水煮やサンマの醤油煮を入れる方もいました。
そうめんと細さが似ていてよく絡むため、ほぐしたカニカマを入れるのもおすすめです。

*野菜系でそうめんに合う具材

トマト、きゅうり、オクラはそうめんと一緒に食べると美味しいです。
サイコロ状に刻んだトマトはめんつゆと相性が良く、食欲がない時でも食べやすいでしょう。最近では麺つゆでトマト味もでていますね。
細く刻んだキュウリはパリパリとした触感が気持ちよく、他の具材と合わせやすいです。
キュウリをピリ辛に味付けして、冷麺のように食べるのもおすすめです。
また、オクラを入れると、麺つゆに軽くとろみが付き食べやすくなります。

*卵や肉系でそうめんに合う具材

炒り卵、錦糸卵といった調理した卵を入れると、めんつゆを吸って味がまとまります。
一方で、うずら卵などの生卵を入れると、卵がそうめんに絡まりまろやかな味わいになるでしょう。
コンビーフやハムを入れるのも味変におすすめです。
塩味が効いているため、特にお子様は喜んで食べるでしょう。

みなさんがすでに試したことのある具材、ない具材の両方があったのではないでしょうか。
興味のある組み合わせを次回そうめんを食べる際に、ぜひ試してみてください。

□全国の変わったそうめんの食べ方

1つ目は、滋賀県長浜市のさばそうめんです。
先ほどさばの味噌煮をそうめんの具材として紹介しましたが、実際に郷土料理として存在します。
さばそうめんは、サバの切り身を甘辛い出汁で煮て、茹でたそうめんの上に盛り付けた料理です。
長浜市には行列のできる人気店も存在するため、その美味しさは確かでしょう。

2つ目は、沖縄県の郷土料理であるソーメンチャンプルです。
この料理名は有名ですから、一度は聞いたことがあるかもしれません。
ソーメンチャンプルは、そうめんをツナや野菜と一緒に油でいためて作られます。
中華麺ではなく、そうめんを使用するため、塩そばのそうめんバージョンを思い浮かべていただくと良いでしょう。

3つ目は、茄子そうめんです。
揚げたり、煮たりした茄子をそうめんに添えて食べます。
茄子の調理方法は様々ですが、多くの地域で茄子を具材として採用しています。
茄子そうめんは一度試してみる価値があるでしょう。

□まとめ

今回は、そうめんは何と食べるのが良いか、具材を地域ごとにご紹介しました。
そうめんは野菜、魚介類、肉類と様々な具材と相性が良いことがお分かりいただけたと思います。
気になる組み合わせはありましたか。
この記事を参考にして、次回そうめんを食べる際に色々な具材を試してみてください。

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そうめんの保存方法! 保存期間と方法を紹介します

そうめんの賞味期限がどれくらいかご存知でしょうか?
実は乾麺タイプのそうめんの賞味期限は長く、かなり長い間美味しく食べられます。
また、そうめんを一度に消費しきれず、余ってしまったご家庭での保存方法?
今回は、そうめんの保存期間と方法を紹介します。

□そうめんの賞味期限について

そうめんは賞味期限が長いイメージをお持ちの方がいらっしゃると思います。
そうめんはタイプ別に保存期間が変わるので注意しましょう。
ここではタイプ別の保存期間の違いを紹介します。

*乾麺タイプの賞味期限

そうめんといえば、多くは乾麺タイプですよね。
みなさんも袋や木箱に入ったこのタイプのそうめんを目にすることが多いのではないでしょうか。
例えば、お中元や贈り物でこのタイプのそうめんを頂いたことがあると思います。
乾麺タイプのそうめんは未開封であれば2年から3年保存できます。
開封済みであれば、湿度の影響でもう少し保つ期間が短くなるでしょう。

*半生や生タイプの賞味期限

半生タイプのそうめんは未開封で、約2か月から3か月の間保存できます。
生タイプのそうめんは未開封で、約1ヶ月が賞味期限です。
これらのそうめんはできたてに近い状態で販売されているため、なるべく早く食べる方が本来の味わいを楽しめるでしょう。

□おすすめの保存方法とは

乾麺タイプのそうめんは、直射日光が当たらない、風通しの良い乾燥した場所や冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
このタイプのそうめんは、職人さんの手によって細く引き伸ばした後、乾燥させて作られます。
水分量が少ないほど、食べ物は日持ちします。
つまり、そうめんの水分量が少ないために長期間保存しておけることがお分かりいただけるでしょう。

乾麺タイプのそうめんを床下収納やシンク下にしまっておく方が多いですが、避けた方が良いでしょう。
それらの場所には湿気が溜まりやすく、そうめんの水分量が増加してしまいます。
乾麺タイプの賞味期限は長いですが、水分量が増加するとカビが生えたり、虫が湧いたりすることもあるため、湿気には注意しましょう。

また、乾麺タイプのそうめんはまわりの臭いを吸収しやすいという特徴があります。
冷蔵庫に保管する際は、ジップロックのような密閉袋や保存容器に乾燥材とそうめんを入れて野菜室にしまっておくと良いでしょう。
長期間保存した後のそうめんは色が変色していないか、香りが変わっていないかを確認してから食べましょう。

茹でたそうめんが余った場合は、基本的に当日に食べきることを心掛けましょう。
必ず常温ではなく、冷蔵庫で水気を切って保存容器にいれて保存してください。
食べる際には軽く水でほぐすと、麺がくっついているのが外れ食べやすくなります。
冷凍保存すると約3週間持ちますが、せっかくのそうめんの風味が無くなってしまうため、早めに食べきる方が良いです。

半生や生タイプのそうめんはパッケージに書いてある賞味期限を守ってください。
また、必ず常温ではなく冷蔵保存する必要があります。
乾麺タイプでは水分量が増加することは厳禁でしたが、半生や生タイプでは水分量がなくなるとぱさぱさした食感になってしまいます。
そのため、乾燥を防ぐ工夫をして冷蔵庫で保存する必要があることを押さえておきましょう。

□まとめ

今回は、そうめんを保存したい方に保存期間と方法を紹介しました。
そうめんはタイプごとに賞味期限や保存方法が異なることがお分かりいただけたと思います。
特に直射日光と湿気には注意しましょう。

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日本三大素麺のひとつである「小豆島手延素麺」とは?

日本三大素麺の一つである、小豆島手延素麺をご存知ですか?
うどん県でもある香川県の小豆島で伝統的に作られてきたこの素麺は、まさに逸品と言える代表的な素麺です。
近頃は次第に気温が上昇し夏が近づいてきて、はやめに素麺が食べたくなってくる時期だと思います。
「夏と言えば素麺」というようにお考えの方も多いでしょう。
そこで今回は、小豆島手延素麺を紹介します。

□小豆島手延素麺とは

*歴史を紹介!

素麺自体の始まりの歴史は奈良時代にさかのぼります。
「索餅(さくべい)」と呼ばれる素麺の元祖が誕生し、鎌倉時代には素麺作りが本格的に始動していきました。
それまでは関西圏のものだったのですが、江戸時代に素麺は全国的な広がりを見せます。
奈良時代から脈々と受け継がれてきた素麺を今でも食べていると考えると感慨深いですよね。

小豆島では、約400年前に素麺の製作技術が伝えられました。
小豆島池田村の島民が現在の奈良県である大和の三輪を訪れた際に覚えた製作技術を持ち帰ったのが始まりとされています。
寒くて農作業が行えない時期に少人数で生産できることから、素麺の製造技術は瞬く間に小豆島全体に広まっていきました。
小豆島の手延素麺はそれ以来、伝統の製法を頑なに守り続けています。

*なぜ小豆島なのか

みなさんも小豆島という名前はご存知だと思います。
小豆島は瀬戸内海に浮かぶ人口3万人弱の香川県に属する小さな島です。
素麺の他には、醤油や佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んです。

なぜ小豆島で素麺作りが盛んなのか疑問に思いませんでしたか。
小豆島は雨が少なく温室な気候であり、また、瀬戸内海から取れる潤沢な塩、良質な小麦、決め手となる胡麻、といった素麺の原材料が豊富であり、素麺作りに適した環境が揃っています。
素晴らしい環境で生み出される素麺であるからこそ、奈良県の「三輪そうめん」、兵庫県の「播州そうめん」に並ぶ日本三大素麺の一つとなり得たのです。

なんといってもその特徴は、国内で唯一使用している「かどや製油」のゴマ油でしょう。
こちらは素麺専用に加工されており、他の産地で使用している油に比べてかなり麺が酸化しにくく素麺の劣化を防ぐという特徴があります。
他の産地では室内干しが主流になってきていますが、空気の澄んだ冬に寒空の中、天日干しすることで、酸化を抑えて味と品質を保っています。

*製造工程を説明します!

特徴的な工程で製造される小豆島の素麺づくりの特徴は?
小豆島での手延素麺作りは、夜明け前に小麦粉をこねる作業から始まります。
この小麦粉には粘りの出にくいものが使用されているため何回も熟成を重ねることでのど越しの良い素麺が作成されます。
そして、こねあがったものを板状にし、何重にも重ね合わせて綿のコシを出していき、筒状にして細め、延ばしていく作業を繰り返し行います。
2メートル近くまで延ばせたら、日光を存分に浴びせて乾燥させ、断裁してようやく素麺になります。

想像していたよりも手間がかけられていると感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
小豆島では、この手間ひまかけた伝統的な製法が長年守られ続けています。
その製造のなかで、ゴマ油を使用することで麺の酸化を防ぎ、色と香ばしい風味が落ちないようにしているのです。

□黒帯の麺とは

小豆島手延素麺には代表的な「島の光」と呼ばれる特級品の麺があります。
そのなかでも黒帯に認定される素麺には、特別な条件があります。

*黒帯の特徴とは

「島の光」は「極寒仕込み」といって12月と1月に製造された質の高い素麺であり、これらは何世代も続く熟練の生産者の手によって限定生産されています。
素麺作りに適した2月の極寒に冬の風が吹くなか天日干しされ、2日間というじっくりとした工程を経て生産される「島の光」は完成度の高い高級品です。
さらに認定士による厳しい審査を乗り越えた素麺にだけに「黒帯」が与えられ、小豆島全体の生産量のたった2割弱ほどしか認められていません。
その人気のため契約分がなくなると、その年は完売になってしまうので大変貴重な素麺なのです。

*「島の光」はギフトにも最適です

冠婚葬祭や内祝など贈答品に何をあげようか困った経験はありませんか?
実は素麺はギフトにも適している優れものです。

理由としては、日持ちのする食べ物なので相手にとって、もてあます可能性がないという点です。
ギフトによっては使い道がなくて、置き場所や保存に困ってしまう場合もあるかもしれません。
しかし、素麺であれば保管場所を選ばず食べてしまえば終わりなので安心して贈れます。

次に、素麺は乾物であるので長期保存が効くということが挙げられます。
素麺は丁寧に保存すれば2年から3年ほど保つことをご存知でしたか。
すぐに消費する必要がある生ものと違って翌年まで楽しむことも可能です。

また、素麺の定番の食べ方は麺つゆにつけて食べる方法ですが、にゅうめんにしたり、パスタの麺にしたりと様々な楽しみ方ができます。
そのため、料理好きな方から、簡単な料理で済ませたい方にまで好まれます。
また、「島の光 限定品黒帯」はお手頃価格の割に高級な素麺ですので上司への贈り物にも良いでしょう。

*美味しく食べるための豆知識を紹介!

せっかく高級な素麺を食べるのだから、できるだけ美味しく食べたいですよね。
素麺を美味しくいただくためのポイントを紹介していきます。

素麺には、適した茹で方があります。
まずはよくわいたお湯に素麺をほぐしながら落とし入れましょう。
ここで注意しておくべきことは、小さな鍋で茹でないことです。
小さな鍋で茹でてしまうと、麺同士がくっついてしまい仕上がりが残念なものになってしまいます。
多少面倒に感じても大きめの鍋を用意するようにしましょう。
しばらくすると素麺が半透明になって浮いてくるのでここで茹で加減を確かめてください。
この時には、沸騰しすぎてお湯が吹きこぼれてしまわないように注意してください。
茹ですぎないようにすることでコシがしっかりとした素麺を食べられます。
そして麺が茹で上がったらすぐに冷水で揉みほぐして下さい。
うま味が増します。

また、保存方法にも注意しましょう。
確かに素麺はどこでも保存可能な食品ですが、乾物の自然食品であるためすぐに他のものの臭いが移ってしまったり、湿気てカビが生えたりします。
保存の際は、直射日光を避け風通しの良い場所や湿度の低い乾燥した場所に保管するようにしましょう。
台所の流しの下だけでなく、物置や屋根裏などすぐに湿気が発生するような場所は良くないでしょう
きちんと密閉できるような容器に収納し冷蔵庫の中に保存しておくのも効果的ですが、出し入れする場合は結露に注意しましょう。

また、素麺は他の香りを吸収しやすいので石鹸や化粧品など臭いのきついものの近くにはおいておかないようにしましょう。
いざ食べる時に、石鹸の香りがするようだと素麺は台無しになってしまいます。
保管場所や保管方法によって、賞味期限だけでなく味やコシ、香りも大きく異なってしまいます。
上記のようなポイントに注意して保存してください。

□まとめ

小豆島手延素麺について、またブランド素麺「島の光」について紹介しました。
もうすぐ夏が始まり、素麺の季節ですね。
そこで、この記事で少しでも小豆島の素麺を食べてみたいと感じた方はぜひ、お米のくりやで「島の光」限定品黒帯を購入してみてください。

 

特A評価のお米ってどんなお米なの?

皆さんは、普段どのようなお米を食べていますか?
お米が美味しいと、おかずや汁物といった食卓全体が美味しくなりますよね。
今回は、「特A評価」と呼ばれるお米を紹介します。

□特A評価とは何?

皆さんは、食べ物を買う際に、ランクや受賞歴を気にされたことはありますか?
実はお米にも、いくつかの評価基準があります。

特A評価とは、「米の食味ランキング」において、最もランクが高かったお米です。
これは、一般社団法人日本穀物検定協会が行なっているもので、全国各地の代表的なお米が、食味の試験を受けてランク付けされます。

まず、基準米と比較して特に良好なものを「特A」と呼びます。
今年は、全154銘柄の内55銘柄が特Aに認定されました。
中には、何年も連続で特A評価をキープし続けているものもあります。
このような銘柄のものは、プロから見ても美味しいお米と言えるでしょう。

次に、「A」があります。
これは、標準米と比較して良好だと判断された銘柄に与えられるランクです。
今年は、67銘柄がこちらのランクに認定されました。

次のランクは「A’」です。
これは、標準米と比較して同等という意味で、今年は32銘柄がA’と評価されました。

「B」は標準米と比較してやや劣るものに与えられるランク付けです。
それ以上に劣るとされる銘柄には「B’」とされます。
ちなみに、今年はこのランクに評価された銘柄はありませんでした。

今年は、銘柄のおよそ3分の1が、特A評価に認定されました。
このことから、日本の米作りはクオリティが高く、安定した品質の銘柄が多くあると言えるでしょう。

*日本の食味ランキングとは?

特A評価とは「米の食味ランキング」にてランク付けされるとご紹介しました。
この評価基準には、どのような方法が使われているのでしょうか。
実はこのランキングには、厳しい参加条件と基準があります。

まず、評価の対象に規定があります。
それには、都道府県の奨励品種であることと、作付面積が一定以上であることが条件として挙げられます。
つまり、新しく開発されたばかりの品種や少量生産の品種の場合参加できません。
実は少量生産の品種の中にもおいしいお米は沢山あります。

次に、参加条件をクリアした米は指定の炊飯器で炊かれます。
そして、炊き上がったお米は20名の専門家によって評価されます。
この20名は、食味評価エキスパートパネルと呼ばれており、味や香りを的確に評価できるお米のプロ中のプロだと言えるでしょう。

彼らは、お米を次の観点から評価します。

・外観
・香り
・硬さ
・味
・粘り
・総合評価

これらをコシヒカリのブレンド米(標準米)と比較することで点数を出します。
この点数の数値によってランクが決まります。

*ランキングは絶対信頼できる?

先ほど紹介した通り、食味ランキングには厳しいルールが設けられています。
そのため、お米選びの際に参考にされる方が多いのではないでしょうか。
結論を言いますとその年のその品種の評価に対して、お墨付きが出たという安心感がありますが、あまりランキングだけにこだわりすぎず、色々なお米を味わってみるのが良いでしょう。
それは人により、おいしいお米でも「食感の好み」が違うからです。

評価はあくまで試験に使用されたお米の評価です。
そのため、現在、販売されている同じ品種の米に同じ評価がされるとは限らないです。
例えば同じ品種でも、産地が違ったり農家が変わったり、炊き立てより冷めても美味しいことが魅力だったりする品種があります。
さらに食味ランキングに参加していない銘柄の方が美味しいと感じる場合もあるでしょう。

また、日本では日々新しいお米の品種が開発されています。
ランキングにこだわりすぎると、せっかくの出会いを逃してしまう可能性があるでしょう。
あくまでランク評価は判断基準のひとつとして参考にするのが良いでしょう。

□特A評価のお米にはどういったものがある?

日々のちょっとした贅沢や、大切な人への贈り物には、美味しいお米を選びたいですよね。
現在、日本には主食用のお米が300種類ほどあるため、選ぶのは大変でしょう。
次に、特A評価の銘柄を紹介します。

*魚沼産コシヒカリ

コシヒカリは、日本を代表する美味しいお米です。
スーパーやお店で見かけることが多い品種だと思います。
コシヒカリの中でも、魚沼産のものは美味しいと評判の名産地です。
実は、特A評価を通算28回も受賞しています。

この銘柄の特徴は、温度が下がって、冷やご飯になっても美味しさがキープできる点でしょう。
お弁当やおにぎりにしても美味しく食べられますよ。
もちろん、炊き上がった際はふっくらとしていて、北のコシヒカリ特有の柔らかさ粘りも甘味も十分です。

魚沼地域の、夏に昼夜の寒暖差が激しい気候がこの美味しさを生み出す秘訣だと言われています。
これがコシヒカリの粘りやもちもちとした食感を作っているのでしょう。
日本人が好む美味しい白米を食べたい方や、ブランド米を初めて購入する方におすすめだと言えるでしょう。

*山形県産つや姫

皆さんは「つや姫」をご存知でしょうか。
こちらのお米は山形県で生まれた品種で、山形県の奨励品種です。
10年もの時間をかけて開発が行われた品種で、現在は、山形県以外の場所でも栽培が行われています。
しかし、今も山形県のつや姫が、1番美味しいと評判です。
せっかくなら、1番評判が良い産地のものを試したいですよね。

つや姫の、味や食感について気になりますよね。
名前の通り、艶があって粒が揃っている見た目をしています。
味は、甘味と旨味がとても強く、しっかりと弾力を感じられるため、あっさりしていると評価を受けています。

また、旨みの秘密だとされているグルタミン酸やアスパラギン酸が多く含まれているという特徴もあります。
これは、コシヒカリよりも多いと言われており、強い旨みがある銘柄だと言えるでしょう。
一方で、炊き方を変えれば、もっちりとした食感を楽しめるため、様々な楽しみ方ができる銘柄だと言えるでしょう。

*北海道産ななつぼし

ななつぼしという名前を聞いたことがある方は多いでしょう。
これは、北海道で認知度の高い銘柄です。
程良い粘りと艶が特徴で、あっさりしたおかずの味を引き立ててくれる、ひかえめな甘さが特徴です。

あっさりとした味わいであるため、特に和食との相性が良いという特徴があり、つい食がすすんでしまいます。
また、チャーハンやカレーといったお米に味をつける料理との相性も抜群です。
お米だけで食べるのも良いですが、おかずとの相性が良いと、ご飯が進みますよね。

また、評価の割にお買い得な銘柄であるため、普段使いに美味しいお米を探している方におすすめだと言えるでしょう。
毎日のお米が変わると、家での食事が楽しみになりますよ。
自分のお気に入りの米を探してみてはいかがですか。

*宮城県産ひとめぼれ

ひとめぼれは、比較的知名度のある品種です。
スーパーやコンビニで見かけたことがある方が多いでしょう。
ひとめぼれは宮城県で生まれた品種で、コシヒカリと初星を掛け合わせた品種です。

味や粘りのバランスが良いため、オールマイティに使える特徴があります。
特に、粘り気があって柔らかい炊き上がりですので、魚料理や和食にもよく合うと言われています。
おかずに合ったお米を楽しみたいと考える方におすすめでしょう。

□まとめ

今回は、特Aと、特A評価を得たおすすめのお米について紹介しました。
食味ランキングの基準や、評価ランクについてご理解いただけたでしょうか。
本記事を参考にして、ぜひ美味しいお米を探してみてください。

 

「高品質のお米」ってどういう意味?

お米のくりやは常に安定した高い品質のお米を確実にお届けできるような体制を整えています。
現在、お米のくりやは1日に約15トン、年間で約5000トン以上のお米を扱っており、国内や海外にお届けしています。
一体なにが「高品質のお米」を実現させているのかと疑問に思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、お米のくりやのお米が高品質である理由について紹介します。

□お米のくりやのお米が高い品質を実現している秘密とは

お米のくりやのお米が高品質である理由の1つは工場での徹底した品質管理にあります。
お米のくりやの工場は2014年の秋に最新の機器の導入とあわせて、現在の場所に大型工場へとリニューアルされました。
工場内の工程でどのようにお米が取り扱われているかを知ることで、どのように品質管理が徹底されているのかをおわかりいただけるでしょう。
そのため、以下ではお米のくりやの工場からお米が配送されるまでの工程について紹介します。

*日本全国からお米が届く

「ごはんソムリエの徳永真悟」が日本全国47都道府県から選んだお米がこの工場に玄米の状態で集まってきます。
なぜ玄米の状態で送られるのかと疑問に思うかもしれません。
それはおいしさを長く維持するためです。
工場に届いた玄米は常温倉庫または低温倉庫で保管されます。

*保管されたお米を工場内に移動

精米加工を行うためには、倉庫で保管していたお米を工場内に移動させなければなりません。
そこで使用するのが荷受けホッパーです。
荷受けホッパーはお米を専用のエレベーターやパイプに通して、工場の中へと移動させる役割があります。

*お米に混じっている不純物を取り除き、玄米タンクに保管

採れたてのお米には土と一緒に色んなゴミや石や不純物が混じっています。
また大量のお米からゴミを取り除くことは人間では不可能でしょう。
そこで粗線機と石抜機という2つの設備を使用します。

粗線機にはお米の中に混じっているゴミを取り除く役割があります。
粗線機の中にはピアノ線のようなものが貼られており、お米よりも大きなゴミが引っかかるという仕組みです。
粗線機にお米を通してもお米よりも小さな石などは取り除くことは難しいでしょう。
そのため、お米を粗線機に通した後に石抜機を利用してお米に混ざっている小さな石を取り除きます。

粗線機と石抜機を利用して、ゴミや小さな石を取り除いた後は玄米タンクに保管します。
玄米タンクは2トンタンクが12個、1トンタンクが16個あります。

なぜ大量の米が入るタンクがこんなにあるのでしょうか。
それはお米のくりやが扱っているお米の種類が多いためです。

お米のくりやでは日本全国47都道府県から集まる、約400種類ほどのお米を扱っています。
ごはんソムリエ徳永真悟が全国の産地へ出向き品質だけでなく、生産者のこだわりを聞き、厳選されたお米を仕入れてきます。
一般のスーパーで扱うお米の種類でもせいぜい10種類ほどなので、「お米のくりや」がとても多くの種類を扱っていることが分かりますよね。

多くの種類を扱っている理由は、ごはんソムリエ徳永真悟はお客様に「自分好みのお米を見つけて欲しい」とそのために、いろんなお米を味わってほしいという思いがあるからです。
このように、たくさんの種類を扱っており、注文に対応するためにはより多くのタンクが必要となります。

*精米加工とお米の品質検査

玄米タンクに保管しておいたお米を精米機の中に入れます。
精米機を使用することで、茶色い玄米から白いお米になります。
しかし、ここで完成ではありません。

精米後はロータリーシフターの中に入れます。
ロータリーシフターは、細かく砕けたお米を取り除く役割があります。
割れていないお米と割れているお米の比重の違いを利用してお米を選別しています。
ロータリーシフターに入れた後でも、お米の色が整っているわけではありません。
そこで光学式選別機を使用します。
黒い点があるお米よりも白くきれいな形をしているお米の方が当然食べたくなりますよね。

光学式選別機では白すぎる、黒い点があるなどの変色したお米を取り除きます。
また、虫に食われているお米や未熟なお米も取り除かれます。
目に見えないほどの速さでお米が流れていて、それを機械の中にあるカメラが選別します。
違うメーカーの光学式選別機を使って2回チェックすることで、さらに品質の精度を高める工夫がされています。

*無洗米加工と集中制御室

精米を無洗米にする場合は、無洗米加工を行います。
機械の中でお米を洗い、一瞬で乾燥させることで、お米を研がずにそのまま炊いて食べられるようになります。

出荷できるお米にするまでには、荷受けホッパー・粗線機・石抜機・玄米タンク・精米機・ロータリーシフター・光学式選別機・無洗米加工というように様々な設備を利用した工場のラインが必要です。
多くの工程がある中で、たくさん種類があるお米をどうやって管理しているのかと疑問に思うかもしれません。
ここまでの工程の流れはすべて「集中制御室」で管理されています。
集中制御室ではどんな銘柄のお米が、どのように流れてどれだけあるのかを把握できるようになっています。

*お米を出荷する準備を行う

いよいよお米を出荷する準備に入ります。
お米を袋に入れる包装工程では、自動包装機を使用します。
真空包装商品の場合は、サイコロのような四角いパッケージや小袋にお米を入れて真空パックにします。
真空パックは内部に空気がほぼ無いので、お米が酸化して大きく品質が下がる心配がありません。
※お米は農産物のため空気を含んでいますので、缶詰のように100%真空にはなりません。

包装したお米は金属等が混じってないか検査を行います。
検査は目に見えないくらいの小さな鉄にも反応する金属検出機を通して行います。
最後に、小さい商品は手作業で箱詰めされ、大きな商品はパレットの上にきれいに積まれ、フォークリフトでトラックまで運ばれます。

□お米のくりやで精米加工されたお米はどこに出荷しているのか

工場で精米加工されたお米は、四国内のスーパー、飲食店、学校給食、病院給食、企業給食などへはくりやのトラックでお届けしています。
日本全国の一般家庭をはじめ、海外や大手外食チェーン、量販店へは大手配送業者へ委託しています。
年間の取り扱い量はおよそ約5000トン以上の精米で、お米のくりやは四国でナンバーワンの取り扱い量を誇ります。

お米のくりや工場紹介

□米袋の新しい形であるオコメールとは

オコメールとは少量2合のお米が真空パックになっており、郵便でも送れるお米のパック商品です。
オコメールは、お米のくりやの登録商標です。

ここではオコメールの主な特徴を4つ紹介します。

1つ目は、少量2合ずつの真空包装パッケージで、美味しい状態で長持ちし食べたい分だけ炊飯できることです。
世帯人数にもよりますが、ご家庭でお米を食べる時は、1回に炊く量は2合の場合が多いでしょう。

通常10キログラムの米袋は、約66合ものお米が入っています。
お米を毎日食べない、または少人数である、という方は米袋の購入に少し躊躇してしまうかもしれません。
そこでオコメールは精米仕立てのお米を2合ずつパッケージにしました。
オコメールは食べたい時に食べたい分だけ炊飯できます。

2つ目は真空パック処理なので、新鮮なまま長期保存ができることです。
スーパーなどで積み重ねる事に配慮した空気穴の空いた通常の米袋とは違い、精米してすぐに真空包装にしますので、酸化することなく鮮度を保ったまま長期保存ができます。
1人暮らしや自炊回数の少ない方にぴったりでしょう。

3つ目の特徴は1袋が軽いので、持ち運びがらくで保管場所を選ばないことです。
オコメールの厚みは2センチと薄いので保管場所を選びません。暑い季節の冷蔵庫での保存でも薄いので場所を選びません。
持ち運びが行いやすいのでアウトドアにも向いているでしょう。

また、オコメールにメッセージなどを記載し、封筒に入れ切手を貼れば、そのまま郵送できるので、大切な方に贈ると喜ばれるかもしれません。

4つ目の特徴はお米の計量なしで炊飯の手間が省けることです。
1袋2合(300g)のパッケージなので、お米をカップで計量する必要がありません。そのまま開封して洗うだけで炊飯できます。

□まとめ

今回はお米のくりやのお米が高品質である理由について紹介しました。
工場で徹底した品質管理を行っているため、高品質なお米を実現しています。
また、お米のくりやではオコメールという包装を工夫したユニークな商品も作っています。
オコメールはお米のくりやのホームページで購入できるので、興味のある方はご覧になってください。

 

知らなきゃ損なお米の品種とは? ごはんソムリエが食べ比べ解説!

お米の中でも、知らないと損な品種を食べ比べしてみたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一概に、お米といっても、数百種類の品種があり、それぞれ特徴が違いますよね。
そこで今回は、5つのお米をピックアップして「お米の品種の特徴」と「食べ比べをするメリット」について解説します。

□知らなきゃ損なお米の品種とは?

皆さんには、「全ての品種のお米を食べ比べてしてほしい!」と言いたいところですが、お米の種類は、とてもとても種類が多いので現実的ではないです。
そのため今回は「ごはんソムリエ」がおすすめする5つのお米の特徴をご紹介します。

*ゆめぴりか

「ゆめぴりか」は北海道を代表する品種で、粘り気が多く柔らかいことから、モチモチとした食感が特徴のお米です。
ゆめぴりかの大きな特徴である強い粘り気は、お米の粘り気を左右する重要な要素となる「アミロース」の含有量が少ないことによって生まれています。
強い粘り気を持つゆめぴりかは、冷めてもおいしくお米を食べられることが魅力でしょう。
また、たんぱく質の含有量も他のお米と比べて少ない特徴もあります。
ツヤがあり柔らくておいしいお米といえます。

さらに、甘みが強い特徴も持っていることから、おかずがいらないお米としても人気があります。
ゆめぴりかを購入する際には、米袋に「ゆめぴりか協議会認定マーク」が付いていることを確認してみてください。
このマークは、ゆめぴりかのおいしさを守って育てているか?を確認するこだわりの証です。
品質基準をクリアしたお米にのみにこのマークが表示されています。
北海道のお米で初めて、「特A評価」という高評価を受けたお米です。
ゆめぴりかを手に取る機会がありましたら、是非食べてみてはいかがでしょうか。

*新之助

「新之助」は、お米の原産地として有名な新潟県で、コシヒカリの遺伝子を受け継ぎながら生まれたお米です。
しかし、コシヒカリとは違う美味しさを持つということで話題になりました。
その違いは、大きな粒のお米であり、しっかりとした硬め食感と粘り気も強いことから、ふっくらツヤツヤに炊き上がることが特徴と言えるでしょう。

また、新之助は、お米のおいしさを決めると言われる「コク」や「旨味」などの6要素において、他のお米の平均値よりも高くなっています。
その中でも「甘み」「コク」「味の厚み」が魅力的です。
初めて新之助を食べるという方は、噛めば噛むほど感じる甘みとコク、そして味の厚みに注目してみてくださいね。

ゆめぴりかと同様に、ごはんが冷めてもおいしいことも魅力の1つになります。
どうしても、冷めてしまうと粒が硬くなってしまいますが、新之助は品質が劣化しにくい特徴があり、心配ありません。
そのため、お昼のお弁当として食べたり、電子レンジで温め直すことで炊き立てご飯のように食べたりできるでしょう。

*イセヒカリ

イセヒカリの特徴を簡単に表すと「シャッキリしていてあっさり」になります。
生産地は、粘土質で地力が強いことから、おいしいお米の採れる地域として地元で有名な場所です。
また、農薬の使用を抑えた安心安全なお米を作るために、環境にもこだわりがあります。
味が良いことで人気があるササニシキやコシヒカリの大きな欠点となる耐久性を克服し、1穂あたりの収穫量が多いことも特徴として挙げられるでしょう。

もちろん、耐久性や収穫量だけでなく、味にも自信があります。
コシヒカリと食べ比べをしてみると、粘りが強いコシヒカリに対して、粘り気はそれほど強くはありません。
逆にシャッキリとした食感とさっぱりとした後味に新鮮さを感じられます。
毎日食べることが多いお米ですが、飽きのこない品種の1つでしょう。

*銀河のしずく

「銀河のしずく」は、粒が大きくて粘り気が程良く、軽やかな食感が特徴のお米です。
そのため、何度食べても飽きを感じさせることありません。
食味もバランスが取れており、炊き上がりの透明感のある白さは、とても美しいものです。
炊き立てと冷めた後の味の変化を感じさせないので、おにぎりにも適したお米といえるでしょう。そのため多数のおにぎりに関するお米の賞を受賞しています。
日経トレンディが主催する「米のヒット甲子園2016」では、大賞を受賞し、今一番食べてほしいお米として注目されました。
審査員の評価には、「余韻が長いおいしさ」や「口に入って、ほろりと消える」というような感想があり、高い評価を受けました。

また、銀河のしずくには、米袋のデザインにおいしさを生み出す「太陽」「銀河」「空」「土」「人の愛情」「台地」「水」「豊かな稔り」「肥料」の10ポイントが表現されています。
名前にもある銀河という言葉には、キラキラと光る星空からお米1粒1粒の輝きをイメージさせるという意味があるそうですよ。

*蛇紋岩米(じゃもんがんまい)

兵庫県北部は、毎年特A評価を与えられるお米の名産地です。
蛇紋岩米とは、お米の名前として聞きなれない「蛇紋岩米」の名前の由来には、お米が作られる水に秘密があります。
兵庫県養父郡にある蛇紋岩という断層地域にあるミネラル豊富な水で作られており、この水がおいしさのカギとなっているでしょう。
お米の粒の立ち具合や食感、甘みや粘り気、どれをとっても満点の評価を与えられるお米でしょう。

この蛇紋岩米は、「幻のお米」と呼ばれるほど貴重なお米です。
なぜなら、お米の生産地として評価の高い特A地区に指定された兵庫県北部地区の一部だけで育てられるお米だからです。
お米ソムリエが食べてみても、びっくりするほどの1級品の味でした。
蛇紋岩米のような特別感のあるお米を、1度は食べてみたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

□お米を食べ比べするメリットとは?

ごはんソムリエがおすすめする5つのお米は、いかかがだったでしょうか?
お米は、食べれば食べるほど、奥が深いと感じてしまうものです。
また、上記の「知らなきゃ損なお米の品種」の中で、食べてみたいと思うお米はありましたか?
もしくは、もっと色んなお米を食べ比べしてみたいと思われた方もいらっしゃると思います。

日本には、お米の品種が300種類以上もあり、そのほとんどを食べたことがあるという方は、ほぼいないでしょう。
しかし、たくさんの品種があるお米の中から、おすすめのお米をいくつか選んで食べ比べできます。
お米の食べ比べをすることによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

大きなメリットとしては、「毎日の主食がおいしくなる」ことが挙げられます。
お米は、1日3食の中で、1回は主食として食卓に出てくる家庭が多いでしょう。
普段何気なく食べているお米も、一度お米を食べ比べてみると、品種の違いによって味や粘り気、甘さが全然違うということが分かります。

特に、食卓に出てくる機会が多いお米を食べ比べてみると、食事の楽しみも増えます。
また、食べ比べすることによって、「低コストでいろんな味を楽しめる」というメリットもあるでしょう。

高級なお米の品種では、5キロで5千円以上すると言うお米も多いです。
そのような高級なお米を、即決で大量に買ってしまうと、後から後悔してしまうこともあります。
そのため、少ない量を比較的低コストで食べ比べしてみて、お気に入りのお米を探してみる方が賢明といえるではないでしょうか。

□まとめ

日本の誇りともいえる「お米」は、日本中にたくさんの品種があります。
お米は、食べ比べることによって、お米の違いを感じ、深みを感じられるでしょう。
毎日、同じ品種のお米だけを食べるのは、少し勿体ないような気がします。
まずは、少量の食べ比べセットから、自分のお気に入りのお米を見つけてみてくださいね。

 

料理ごとに合うお米は違う?

「お米の品種ごとに合う料理が違うって本当?」
このような思いをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その答えは? 本当です!
お米といっても、様々な品種のものがあり、味の特徴はそれぞれ異なりますよね。
そこで今回は、「お米に合わせた料理」と「おすすめのご飯の炊き方」をご紹介します。

□お米に合わせた料理とは?

お米は、品種が違えば、粒の大きさや粘り気、甘みや柔らかさは異なるでしょう。
これらの要素は、料理との相性に大きく関わってきますよね。
そのため、おにぎりやチャーハンなどのようにお米を使った料理は、使用する品種によって、さらにおいしくなるものがあります。
逆にお米の良さが引き立てられない組み合わせもあるでしょう。

以下では「ゆめぴりか」「銀河のしずく」「新之助」「イセヒカリ」「蛇紋岩米(じゃもんがんまい)」を例に挙げて、お米に合う料理を説明します。

*ゆめぴりか

ゆめぴりかは、北海道で初めて特A評価を獲得し、高級料亭やファーストクラスの機内食にも採用されているお米です。
ゆめぴりかの最大の特徴には、「強い粘り気」が挙げられるでしょう。
そのため「腹持ち」がよく、少量でも満腹感が得られます。
そして、粘り気が強いだけでなく柔らかい特徴もあるため、冷めてもおいしいという魅力もあります。
ゆめぴりかは、お弁当やおにぎりと相性が良いです。

また、癖のないお米なので、和食や洋食関係なく幅広い料理によく合います。
特に、肉料理や煮物のように味付けが濃い料理に合うお米で、ゆめぴりかは、おかずに負けない存在感があるでしょう。
一方で、粘り気が強いことから、パラパラとしたお米と相性が良いチャーハンやパエリアにはおすすめできません。

*銀河のしずく

銀河のしずくは、岩手県の新品種ブランド米で特A評価も獲得。
「今一番食べてほしいお米」としても話題になりました。
粒感を楽しめる大きな粒に、粘り気や柔らかさなど全ての要素において、評価されるオールラウンダーといえるお米です。
ゆめぴりかと同様に、炊き立てと冷めた後の味の変化が少ないことから、おにぎりに非常に合うお米です。
その食感の評価は本物で、「おにぎりに合うお米コンテスト」でも受賞経験があります。

*新之助

新之助は、日本一の米どころと言われる新潟県でコシヒカリを超えるお米として開発された新品種で、しっかりとした大粒に歯ごたえのある食感のお米です。
令和元年産の新之助は数百種類の品種の中で、良作の証である「一等米比率日本一」を獲得しました。

その味は、ふっくりとしたツヤツヤの炊きあがりに、噛めば噛むほどまろやかな甘みとコクが感じられるでしょう。
そのまま食べても十分おいしい新之助ですが、カレーやチャーハン、おにぎりなど幅広い料理に合います。

カレーやハヤシライスのようにお米にかける料理は、どうしても水分が多くつぶれてしまったり、お米の味が薄く感じられたりするかもしれません。
しかし、大粒でしっかりとした粘り気と弾力を持っていることから、つぶれることなく食感を楽しめるでしょう。

*イセヒカリ

イセヒカリは、もっちりとした柔らかさや粘り気は目立たないお米ですが、シャッキリとした歯ごたえを感じられるお米です。
色んな品種の中でも、シャッキリ度ナンバー1のお米がイセヒカリです。
噛めば噛むほど旨味を感じられますが、後味はさっぱりとした味わいが一番の特徴です。
そのため、味付けが主役となるお米を使った料理におすすめといえるでしょう。
特に、しっかりとした硬めのお米ということで、カレーやチャーハン、パエリアなどのように食感を楽しみたい料理に合います。

*蛇紋岩米(じゃもんがんまい)

兵庫県北部はお米の隠れた名産地。
蛇紋岩米は、兵庫県にある蛇紋岩という地質の場所でしか育てられないコシヒカリで、幻のお米とも言われています。
このお米の名前の由来ともなっている蛇紋岩は、ミネラルが豊富に含まれた土壌です。
そこからにじみ出たミネラル豊富な水で育ったお米は、甘みが強い食味になります。

そのため、食べてみての第一印象はとにかく甘いお米と思うかもしれません。
おかずがいらないほど、口の中に余韻が残るでしょう。
これらのことから、蛇紋岩米は、炊き上がりをそのまま食べてみることをおすすめします。

□おすすめのご飯の炊き方とは?

お米に合わせた料理を知っていただけたところで、おいしくご飯を炊く方法も知りたいですよね。
そのお米の実力を発揮するには、炊き方が非常に重要になります。
おいしくご飯を炊くには、どのようポイントに注意すればよいのでしょうか?

おいしくご飯を炊くには、「計量」「洗米」「浸漬時間」「シャリ切り」において重要なポイントがあります。

まず、お米を炊く時には、「計量」から始まりますよね。
実は、この段階で炊きあがりのお米のおいしさが決まっているのです。
この計量を雑に行ってしまうと、微妙に誤差が生じてしまい、水加減が意味のないものになってしまいます。
そのため、計量をする時は、毎回炊く量に誤差が出ないように気を付けて行うことをおすすめします。
基本は、いつも同じ計量カップですりきり1杯で、同じ量にしてください。

炊く量が決まったら、「洗米」を行うでしょう。
洗米をする時には、洗いすぎに注意する必要があります。
どうしても、何度洗っても白く濁ってしまうことから、力ずくでゴシゴシと洗ってしまいがちです。
しかし、今は、精米技術が向上し、ぬかの付着が少なくなっているので優しく洗うようにしましょう。

また、お米は水に触れた瞬間から、水を吸収し始めます。
そのため、一度目のすすぎは、ぬかやゴミなどを含んだ水を給水させないように、水を手早く捨ててください。
水とボールの両方を使うと手際よく簡単に洗米ができるのでおすすめです。
洗米では、優しく洗うように注意しながら、とにかく手早く洗米を終らすことがコツとなります。

洗米が終わったら、すぐに炊飯ボタンを押している方も多いのではないでしょうか。

炊飯する前には、「浸漬時間」をたっぷりと取ることがおいしいご飯を炊くためのカギとなります。
お米は、中心部までしっかりと給水させることで、炊きあがった時に、芯まで熱が通りふっくらと仕上がります。
浸水時間は、最低でも30分は取るようにしてくださいね。
また、浸漬後に、多少の濁りがみられることがあると思いますが、それは米の表面のでんぷん質が溶け出したものなので水を変える必要はありません。

炊飯が終わり炊きあがった時は、適切に「シャリ切り」を行わなければなりません。
炊飯器が炊きあがりを知らせてくれると思うので、すぐにふたを開けご飯をほぐしましょう。
ご飯をほぐすことで、余分な蒸気吹き飛ばし空気を含ませると、食感がとても良くなるのです。
このシャリ切りは、おいしいご飯にするために、とても重要な工程になるので、忘れないようにしてくださいね。

以上がおいしくご飯を炊くおすすめの方法です。
普段何気なくお米を炊いている方も多くいらっしゃると思いますが、炊き方をこだわるだけでお米の味はびっくりするほど変わるでしょう。
せっかくおいしいお米を購入しても、炊き方に問題があれば、おいしさは半減してしまいます。
毎回ご飯を炊く方法に少しでも違いがあれば、お米の食べ比べをしてみても判断基準が曖昧になってしまいます。

特に、ご飯は、食卓に主食として出てくる回数が多いと思うので、少しのこだわりで食事をより質の高いものにしてみてはいかがでしょうか。

□まとめ

皆さんにも、お米の奥深さが伝わったのではないでしょうか。
お米は、品種ごとに味が違えば、合う料理も違います。
それは、お米の食べ比べをしてみると、よくわかるでしょう。

また、炊き方によっても、おいしさは大きく異なります。
今回の記事を参考に、自分のお気に入りのお米を見つけてみてくださいね。

 

もっちりシッカリ米食べ比べVS青天霹靂5種セット

各地域の美味しいお米を食卓で比較したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
「お米のくりや」では、「もっちりシッカリ米食べ比べVS青天霹靂5種セット」を販売しております。
5品種をそれぞれ2kg袋で販売しているので、十分食べ比べられるでしょう。
そこで今回は、この5品種をどのように食べるのがおすすめかご紹介します。

□「もっちりシッカリ米食べ比べVS青天霹靂5種セット」を美味しく食べよう!

「もっちりシッカリ米食べ比べVS青天霹靂5種セット」には青天の霹靂、いちほまれ、コシヒカリ、雪若丸、金色の風の5品種が含まれています。
それぞれ地域を代表するお米ですので、旨みや甘みが詰まっております。
一度食べ比べてみて、お好みの品種を探してみてはいかがでしょうか。
次に、開発された背景と特徴を踏まえて、美味しい食べ方をご紹介します。

*青森産の青天の霹靂

「青天の霹靂」の粒は、比較的細長く大きめでしっかりとしています。
上品なツヤと柔らかさがあり、炊きたては白くふっくらしているのが特徴です。
炊き上がり後、しばらく時間を置いても、お米の粒がつぶれないくらいの弾力があるでしょう。
青天の霹靂は、主張の強いお米ではありませんが、十分美味しいご馳走になるでしょう。

青天の霹靂は、青森の「青」と遥かなる「北の空」、「稲妻」から由来しています。
青森での品種開発は、北国特有の低温が課題でした。
青天の霹靂はその課題を克服し、ふっくらとした適度な粘り気と光沢のある新品種です。
ブランド米「青天の霹靂」は、青森の稲作関係者の念願とも言えるでしょう。

特に、どんな食材やおかずにもぴったり合うため、料理を楽しめます。
例えば、おかずとして鮭やサンマと合わせるのもおすすめです。
海の幸や旬の食材と一緒に並べれば、毎日の食事が楽しみになるでしょう。
青天の霹靂は食卓にとって頼もしいお米ですね。

*福井産のいちほまれ

ここからは比較的「粘りのあるお米」たちの紹介になります!
いちほまれは、どのような料理にでも合うお米です。
和食や洋食、中華などそれぞれ料理の特徴をいちほまれが最大限引き出すでしょう。

例えば、朝ごはんに納豆とお味噌汁と一緒に食べてもおいしいですよ。
朝に時間がない時に素早く作れる料理ですが、お米本来の旨みを堪能できます。
特に、いちほまれは、冷めた状態でも食感や粘りが残っており、噛む毎に甘みを感じられるでしょう。

コシヒカリ誕生の地、福井県の農業試験場では「コシヒカリ」だけでなく「ハナエチゼン」、「イクヒカリ」「あきさかり」など、様々な品種の開発に成功しています。
特に、いちほまれは、約6年間研究して開発された福井を代表する品種です。

いちほまれの名前には「日本一美味しい誉れ高きお米」という思いが込められています。
平成29年産米の食味ランキングでは、最高評価「特A評価」を取得しました。
絹のような白さと口に入れた時に感じる優しい甘さが、人気の理由です。

食べ方としては、おにぎりやお弁当に入れるご飯として大活躍するでしょう。
塩おにぎりの場合、塩がお米の甘みを引き立てるため、美味しさの相乗効果が期待できます。
また、いちほまれはおかずの塩気に負けない深みが特徴です。
お弁当でもその特徴が生かされ、レンジでチンしなくても旨みが詰まったお米を食べられるでしょう。

*豊岡産のコシヒカリ

兵庫県北部のコシヒカリはいつも特A評価を獲得する「お米の名産地」です。
兵庫県の豊岡地区はコウノトリの野生化のため農薬・化学肥料を最小限にお米が育てられています。
農薬が少ない特別栽培なので、豊岡産のコシヒカリは安心・安全で美味しいのが魅力的です。

また、風味に関しては、お米でトップクラスの存在感があります。
深いコクがあるため、少し濃い味の素材や調味料と組み合わせるのもおすすめです。
コシヒカリと素材それぞれが引き立て合い、食事全体の満足感を高められるでしょう。

コシヒカリの粘り気は、冷めても固くならずにお料理の旨みを引き出します。
おにぎりやお弁当など、時間が経過しても美味しく食べたい場合におすすめです。
コシヒカリは少し柔らかめに炊くと、コクと粘り気の特徴が顕著になりやすいかもしれません。

*山形産の雪若丸

雪国の山形県は、豊かな自然と水源があり、おいしいお米を作る環境として最適な地域です。
最上川が育んだ肥沃な土壌と昼夜の寒暖差が大きい気候のおかげで、栄養豊富なお米を栽培できます。
雪若丸はつや姫に続くブランド米として、山形県で誕生しました。
雪若丸の名前は、つや姫の「弟」という意味と山形の男性的な名称が由来です。
また、米の食味ランキングにて最高位の「特A評価」を受賞しています。

最近の新品種は、もちもち感に優れた品種が多い傾向にあります。
一方で山形産の雪若丸の場合、しっかりとした粒感が評価されており、粘りと味全体のバランが良いでしょう。
山形県内産品種と比べると、粘りと硬さのバランスに関してはこれまでにない新食感と言えます。
とりわけ雪若丸は、口の中で1粒1粒が主張した弾力が評価されています。

雪若丸の味は、非常にさっぱりしており、爽やかです。
大粒で弾力がしっかりとしているので、丼やカレー、汁物に合わせる料理が特におすすめです。
丼など汁物に合わせた時に、お米が負けていないのが雪若丸の大きな特徴です。

*岩手産の金色の風

金色の風は、コシヒカリを超えるために開発された岩手県産オリジナルの最高級品種です。
女優ののんさんが出演しているテレビCMも話題になりました。
金色の風は、岩手の黄金文化や稲穂を連想させる「金色」と、日本の食卓に新たな「風」を吹き込むという思いが込められています。
粒レベルで特徴を分析・開発が進められて、2017年にデビューしました。

金色の風は、コシヒカリとひとめぼれの良い部分を十分に受け継いでいます。
アミロース含有量は新潟コシヒカリと同等レベルであり、最高品種にふさわしい味わいです。
特に、金色の風は、白米表層の糖度がコシヒカリの1.5倍以上と言われ、口全体にほのかな甘みが広がるでしょう。
金色の風も同様に、冷めても美味しいですので、おにぎりとして食べる方が多くいらっしゃいます。
また、肉料理や魚料理など、料理の幅が広いため、様々な食べ方を楽しめます。
食卓ではおかずを引き立てながら米の甘さを感じられるでしょう。
金色の風を食べたことがない方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は「もっちりシッカリ米食べ比べVS青天の霹靂5種セット」を解説しました。
青天の霹靂を基準とした、もっちり粘りのあるお米達との食べ比べセットです。
紹介した5品種のお米は、美味しさと生産者の想いが詰まっています。
興味がある方は、食べ比べセットを検討してみてはいかがでしょうか。
味の違いや自分の好みを発見できるかもしれません。

 

お米がギフトに最適な理由とは?美味しい炊き方と共にご紹介します!

ギフト選びで迷っている方はいらっしゃいますか。
ギフトには様々な種類がありますよね。
そのため、相手の好みに合わせてギフトを選ぶことは大変です。
そこでおすすめなのが、お米の食べ比べセットです。
今回はギフトに最適なお米の食べ比べセットと美味しい炊き方をご紹介します。

□お米食べ比べセットがギフトとして人気な理由とは?

お米はギフトとしてご挨拶やお祝い等、様々なシーンで選ばれています。
また、お菓子やお酒もギフトとして贈られていますが、人によって好みは様々です。
お菓子(甘いもの)やお酒は苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、お米は子供からお年寄りまで老若男女問わず、喜ばれる品物です。
お米の場合は日常生活で主食として口にしているため、贈っても邪魔にならない最適なギフト言えるでしょう。
特に、お米の食べ比べセットは、お米ギフトが小分けで入っています。
家族の人数を気にする必要がないため、お届けしやすいですよね。
御中元や御歳暮のギフトとしてお米セットを検討してみてはいかがでしょうか。

*お米がギフトとして選ばれる理由

お米がギフトとして選ばれるのは、「縁起がいい食品」や「ブランド米を堪能できる」という特徴があるからでしょう。

日本では昔からお米を縁起物として、多くの儀式や祭事で用いてきました。
「米作りの88の工程では88の神が宿る」という説もあります。
88という縁起の良い数字からわかる通り、お米は縁起物として広く親しまれています。
とりわけ、お米は生鮮食品と比べると、保存しやすいですよね。
年の瀬の贈り物では、無事に次の年が越せるように、なるべく日持ちする品を選んだ方がいいでしょう。

また、お米の食べ比べセットは各地域のブランド米ですので、様々な料理に対応しています。
ブランド米の特徴により食材との相性も色々で、料理バリエーションも豊かになるでしょう。
例えば、冷めても味の変化が少ない品種もあるため、お弁当やおにぎり等冷めた時の美味しさが実感できます。

さらに、お祝い事ではちらし寿司、体調不良の時はお粥のように、シーンに合わせて料理を作れるでしょう。
料理が苦手な方でも、手軽な調理で美味しく食べられるのは嬉しいですよね。
普段のお米とは違うブランド米だからこそ、ギフトとしての特別感があります。

□食べ比べセットで人気の商品をご紹介!

*ゆめぴりか

ゆめぴりかはコシヒカリに負けない粘りと食味があります。
一番の特徴は、なんといっても食べ応えのある腹持ちの良い粘りと言えるでしょう。
粘り気を左右するアミロースの含有量が少ないため、しっとり感を残しつつ、口に程よい粘りを感じられます。
また、たんぱく質量も少ないので炊き上がりはふっくらできあがりますよ。
口に入れたときには香りや甘みは少ないですが、噛みしめる毎にじわじわと口全体に甘みが広がります。

*青天の霹靂

青天の霹靂は、粒がやや大きく適度な硬さが、特徴です。
ツヤと柔らかな白さは、多くの方から評価されているポイントです。
食感は上品で重すぎず、適度の甘みを感じられるでしょう。
旬の魚介類や肉、野菜と組み合わせ可能ですので、料理も楽しめますよ。

*銀河のしずく

銀河のしずくは2016年に岩手の顔としてデビューしました。
岩手のオリジナル品種として期待されており、大きい粒と白い透明感が特徴のお米です。
また、噛んだ瞬間粒感をシッカリ感じながらも中身はふっくら、程よい粘りと軽い食感が多くの方から高い評価を受けています。
炊きたて後に冷めても美味しいので、おにぎりや弁当にも適していますよ。
おにぎりに合うお米賞など多数受賞の米です。

*雪若丸

最近は米粒の大きい新品種が多くありますが、その中でも雪若丸は大粒でしゃっきり感が1番の特徴です。
丼モノやカレーなどの料理でも存在感を感じられるので最適な品種です。
同じ山形県産のつや姫とは対極にある食感ですが、違った美味しさをお楽しみください。

□よりおいしく食べ比べするために炊き方にもこだわろう!

より美味しく食べ比べするためには、炊き方にもこだわる必要があります。
ポイントをいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

始めに注意すべきポイントは、計量についてです。
ご家庭でご飯を炊く場合、毎回お米を計量できているでしょうか。
美味しいご飯を炊くためには、適切な量と水分量で炊く必要があります。
基本的にはすりきり1杯を心がけて、量も均等にしましょう。

人によっては少なめにお米を取る方や多めに取る方など、バラバラです。
しかし、水加減や計量がいい加減になると美味しいご飯は絶対に炊けません。
現在の炊飯器は精度が高いために、お米の量も水分量も正確に測る必要があります。
誤差を出さないように、正確に計量した上でお米を準備しましょう。

次に気を付けるべきことは、洗米についてです。
正確にお米が測れたら、洗米の作業に移ります。
ここで注意してほしいのが、「優しく洗う」ということです。
よくお米に傷を付けるために揉み洗いする。と言う人がいますが、
最近の精米技術は向上しているので、力をあまり込める必要はありません。

特に、便利なのがザルを併用した研ぎ方です。
ザルに移した米を1、2回素早く水にくぐらせましょう。
洗米は円を描くようにかき混ぜることがポイントです。

また、浸漬時間はしっかり取るようにしましょう。
お米をふっくら炊き上げるためには、中心部分まで給水させることが大切です。
ご飯を炊く際にどれくらいの時間浸漬しているでしょうか。
中心部分まで給水するためには、最低でも30分は浸漬する必要があります。
浸漬中に水が白く濁るように感じますが、米の表面のでんぷんが溶け出ただなので、水を入れ替える必要はありません。

ご飯を炊き終わったら、しゃもじは必ず垂直に入れてほぐしましょう。
美味しいご飯はシャリ切りが命ですので、しゃもじでご飯を十字にさっと切ってください。
次に、空気を入れるために、ご飯粒を潰さないようにほぐします。
とても大切な作業ですので慎重に行ってください。

最後に、円を描くようになぞり、ご飯をまわりの内釜から剥がして、ご飯全体を真ん中にできるだけ寄せます。

ご飯のよそい方は、しゃもじのヘラでフワッと中心が盛り上がるようにしましょう。
美味しくなる最後の手順なので、愛情を十分に注いで丁寧によそってください。
しゃもじを事前に水に浸しておくと、ご飯をよそいやすいですよ。

□伝統的な和食にはお米が欠かせない

日本の伝統的な「一汁三菜」には、お米の味わいが大切な軸になります。
お米の存在が食材の持ち味を最大限に引き出すでしょう。
定番の焼き魚や煮物、お味噌汁などを美味しく味わえるのは、お米のシンプルな味わいと甘みがあるからです。
お米は日本の食卓に欠かせません。
そのお米を贈答品や贈り物として選んでみてはいかがでしょうか。

□お米のくりやのお米が選ばれる理由

お米のくりやは、優れた生産者からお米をいただき、徹底した品質検査を実施しております。
現地訪問や現地試食も行なっており、農薬の量から頻度まで詳細を把握しております。
徹底した管理のもと、安心で安全なお米を食べて頂けるでしょう。

また、入荷前にはお米を品質検査し、基準に合格したお米のみを入荷しております。
お米のくりやのお米は整粒率が90パーセント以上であり、美味しい炊き上がりが魅力です。
ぜひ1度、お米食べ比べセットを試してみてはいかがでしょうか。
8kgセットや10kgセットなど、各地域の厳選されたお米たちを堪能できます。

□まとめ

今回はお米がギフトとして人気な理由と、美味しい炊き方についてご紹介しました。
お米は縁起物として、贈り物や贈答品としてぴったりの品です。
当社では、各地域を代表するお米の食べ比べセットを販売しているので、ぜひお試しください。
また、ご飯を炊く際には今回紹介した方法を実践してみてくださいね。

岩手のお米銀河のしずくが美味しいと言われる秘密とは?

銀河のしずくは、岩手県産の新しいブランド米の1つです。
栽培適地を限定しているので、生産量はあまり多くありません。
そのため、銀河のしずくについて詳しく知っている方は少ないかもしれません。
そこで今回は、生産者が誇る岩手オリジナルのお米、銀河のしずくについてその由来や特徴、美味しい食べ方をご紹介します。

□銀河のしずくの歴史と名前の由来をご紹介!

*名前の由来

銀河のしずくは、産地である岩手の風土を連想させるように名付けられました。
「銀河」は、きらきらと光る星空から1粒1粒のお米の輝きを、「しずく」はお米の特性である白さやつや、美しさを表現しています。

*品種開発の経緯

東北地方では、秋田県や宮城県といった日本有数の米どころがあるなかで、岩手県はお米の産地としてあまり頭角を現せていませんでした。
岩手県で生産した「あきたこまち」であっても、秋田県で生産されたものだと勘違いされることが多々ありました。
実際、岩手県で生産される米のうち、約8割を占めるのは他県が開発した米である「ひとめぼれ」や「あきたこまち」です。
こうした状態を打破しようと、岩手県では「あきたこまち」に代わる岩手オリジナルの米の開発に取り組んでいました。
そんな中で、研究・開発に約10年の歳月をかけられて誕生したのが「銀河のしずく」です。
銀河のしずくは、寒さや病気に強く多収品種である「奥羽400号」を母親に、コシヒカリと同等の食味を持った「北陸208号」を父親に作られており、研究・開発にかけた歳月の長さから岩手県が本気で育てあげたお米であることがわかります。

銀河のしずくはあきたこまちより耐冷性がアップし、倒伏しにくく、いもち病に強いメリットがあります。
また、銀河のしずくは岩手県が誇る「岩手オリジナル」のお米でありながら、「いわて純情米」の一種です。
CMでも一躍話題になっており、「米のヒット甲子園2016」で大賞をとったり、「おにぎり食味会」で第1回と第2回で入賞を果たしたり、ますます知名度があがっています。
岩手県中央部での生産に適した、美味しいお米の品種開発を目的に作られた品種ですが、今後は「あきたこまち」から「銀河のしずく」への転換を図るというねらいがあり、栽培適地の約半分の面積(約1ha)での銀河のしずくの作付けを予定しているそうです。

□銀河のしずくが美味しいわけとは?

銀河のしずくは、食味ランキングで最高位の特A評価を取得したお米です。
品種の特長が最大限に発揮できるよう「場所」「人」「栽培方法」「品質管理」を徹底したこだわりの生産で、お米が好きな消費者の期待に応えられる美味しいお米が提供されています。
銀河のしずくの紙袋には、美味しさを生む10のポイントがデザインされています。
稲の成長を促す輝く太陽、美味しいお米を育む銀河の夜空、澄んだ空気と爽やかに広がる青空、たい肥や稲わらによる土づくりの徹底、お米作りに関わる人々の愛情、元気な稲がすくすく育つ豊かな大地、清らかな水をたたえるたくさんの川、黄金色に輝く稲穂の波。
このように、美味しいお米を育てる肥料設計というように、10のデザインそれぞれに意味が込められています。
岩手県が本気で生んだ「銀河のしずく」には、たくさんの愛がつまっていることがパッケージから伝わります。

銀河のしずくの美味しさには、3つの秘密があります。
1つ目は、炊きあがりのお米の圧倒的な白さです。
銀河のしずくは、岩手県産のお米のなかでも際立って白いお米です。
白いながらも透明感があるのがさらに食欲を駆り立てます。
2つ目は、バランスのとれた食味です。
見た目、香り、味、粘り、硬さのバランスが非常によく、一般うけしやすいお米と言われています。
五ツ星お米マイスター(お米に関する幅広い知識を持ち、お米の特性を見極め、その良さを消費者に伝えることができる方)から高評価を得るほどのつわものです。
3つ目は、冷めても変わらない美味しさをも持つことです。
「冷めた方が甘みや粘り、もちもち感が増した」「冷めても味に変化がない」のような、高評価の声もあがっています。

□おすすめの食べ方をご紹介!

ここからは、銀河のしずくの美味しさをより味わえるおすすめの食べ方をご紹介します。
銀河のしずくはお米の粒が大きくまろやかで、適度な粘り気があるので、素材本来の味をそのまま味わえる「おにぎり」にして食べるのがおすすめです。
銀河のしずくは「おにぎり食味会」で2回入賞していることからも、おにぎりとの相性がとても良いことがわかります。
炊き立てはもちろん、冷めても美味しいおにぎりが味わえます。
また、明太子や昆布の佃煮、ちりめん山椒といったご飯のお供と炊き立ての銀河のしずくにのせて食べるのも絶品です。
銀河のしずくは、お米そのものの味わいが非常に良いので、お米の風味をより引き立てる和食の献立との相性が抜群です。
毎日食べても飽きのこないことが、銀河のしずくの強みだと言えます。

□銀河のしずくの美味しく炊こう!

美味しいご飯は、炊くお米の精度と炊き方で決まります。
美味しく「銀河のしずく」を味わうために、失敗しないご飯の炊き方の手順について解説します。

*丁寧にお米を量る

皆さんは普段からお米の計量をきっちりとできていますか?
お米の量り方が良い加減では、その後の水加減の調整も無意味になってしまいます。
カップ1杯に対して、基本はすりきり1杯で量るようにしましょう。
お米の計量をおろそかにすると、美味しいご飯を炊けないので、お米を量る段階から丁寧にやるように心がけましょう。

*お米の研ぎ方のコツ

お米を研ぐとき、お米の上から水をかけて水をはっていませんか?
米は水に触れた瞬間から水を吸収し始め、ぬかやごみを含んだ水を吸収してしまいます。
そうならないように、先にはった水を用意しましょう。
洗米を行う際は、ボウルとザルの両方を用意すると洗米がよりスムーズにできます。
洗米に関しては、最初にすすぎを1回だけ素早く行い、その後10回ほどかき混ぜて水を入れ替える作業を3〜4回行えば十分です。
洗米の作業は欠かせませんが、洗いすぎや力ずくで洗うのは控えましょう。

*浸漬時間を十分にとる

お米を炊くとき、お米の中心の部分にあるでんぷんにまで十分に水を浸透させることで、芯からふっくらしたご飯が炊きあがります。
この工程をすることによって、お米の中心部にまでしっかりと熱が伝わります。
お米は最初の30分で急速に水を吸収して、その後約2時間で飽和状態になります。
中心部までしっかりと吸水さけるために最低でも30分は浸漬するようにしましょう。

*シャリ切りを適切に行う

美味しいご飯は、シャリ切りが命だと言われています。
ご飯が炊きあがったらすぐに蓋を開け、ご飯をほぐしましょう。
※現在の炊飯器ではブザーが鳴った時点で、蒸らしは終わっています。
この作業をすることで、余分な蒸気を吹き飛ばし、お米の食感がより良くなります。
シャリ切りをするときは、まず垂直に十字でサッと切り、ご飯をつぶさないように釜底から空気を入れるようにほぐしましょう。
シャリ切りは非常に重要な工程なので、お米が炊きあがったらすぐに行いましょう。

□まとめ

今回は、岩手県産の銀河のしずくについて詳しくご紹介しました。
岩手が本気で生んだお米をぜひ一度味わい、その美味しさを実感してみませんか。
お米のくりやでは銀河のしずくの販売を取り扱っております。
贈答にも喜ばれる返礼品です。
興味を持たれた方は、ぜひお米のくりやのHPをご覧ください。
https://www.kuriya.jp/category/fukui-ichihomare