もち米と白米を混ぜるだけ!もちもちのご飯を炊く方法

「もち米と白米を混ぜて炊くと美味しい」
このような話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お餅や赤飯などのイメージが強いもち米ですが、実は白米と混ぜることでいつものご飯がつやのあるもちもちご飯に変化します。
そこで今回は、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、白米ともち米を混ぜて炊く方法についてご紹介します。

□もち米を混ぜるとどうなるの?

白米にもち米を混ぜて炊くことで、ツヤのあるもちもちとしたご飯になります。
もち米の水分が白米に移るためです。

□こんな方におすすめ

*ご飯がパサパサして悩んでいる
古米などはお米に含まれる水分が少なくパサパサしてしまうのですが、もち米を入れるだけでパサパサしたご飯が新米のようなもちもちとしたご飯に変わります。

*美味しい炊き込みご飯を作りたい
おこわのようなもっちりとした食感の炊き込みご飯が作れます。

*時間がたっても美味しいもちもちのご飯を食べたい
冷めてもパサつきにくいため、お弁当に入れても美味しく食べられます。
また、冷凍保存して温めなおしても、もちもち感が持続します。

□どのくらいの比率がいいのか

それでは一体もち米と白米の比率はどのくらいにすればよいのでしょうか。
もち米を多く混ぜれば混ぜるほど、もち米に近いもちもちとしたご飯になります。
ほんの少しもち米を混ぜるだけでも、もちもちとしたご飯を炊き上げることができます。
初めての方は白米:もち米=9:1から始めてみるのが良いでしょう。
いつものご飯がもっちりとつややかに変身します。

□注意したほうがいいこと

白米にもち米を混ぜて炊くときの注意点は、「水加減」です。
いつもと同じ分量の水を入れて炊いてしまうと、もちもちというよりはべたべたのご飯になってしまうため注意が必要です。
もち米を炊くときに必要な水の量は白米を炊くときに比べて少ないです。
白米を炊くとき、一合あたりに必要な水の量はおよそ200ccですが、もち米を炊くときは一合あたりおよそ150ccの水が必要です。
このため、もち米を入れた分だけ炊くときに入れる水の量を減らします。
何度か試してみて一番良い水加減を見つけてみるのが良いでしょう。

□さいごに

今回は白米ともち米を混ぜて炊く方法についてご紹介しました。
もち米のもちもちとした食感がいつものご飯をより一層美味しくしてくれます。
実は、もち米の次に一番もちもちしているお米は「ミルキークイーン」です。このミルキークイーンとパサついたお米を混ぜる方法もよくあります。

くりやではもちもちしっかり食感が特徴の「5種食べ比べセット」があり、その中の「ミルキークイーン」はコシヒカリを超える美味しさです。

甘くてモッチリとした食感がお好みの方はぜひ「モチモチしっかり食感の4種食べ比べセット」をご賞味ください。

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