「おすすめのお米を知りたい」
「ミルキークイーンの特徴や歴史を知りたい」と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、おいしいお米「ミルキークイーン」の特徴について、ごはんソムリエ徳永真悟がご紹介します。
□ミルキークイーンの誕生
ミルキークイーンは、平成元年から6年にかけて行われた農水省の「スーパーライス計画」という新種開発の一環で誕生したお米です。
この計画には、大学・民間企業・公立の研究所などが協力しました。
生まれは、茨城県のつくば農業研究センターです。
暖かい環境でも育成可能なため、南東北地方以南で幅広く栽培されています。
□ミルキークイーンの産地
ミルキークイーンは主に南東北より南で栽培されています。
具体的には、関東や九州で幅広く栽培されています。
□ミルキークイーンの美味しい炊き方
ミルキークイーンは水分を多く含んでいます。
特徴である食感を引き出すには、炊飯時の水の量がカギです。
水を加えて、夏場は30分、冬場は2時間ほどそのまま浸しておきましょう。
□ミルキークイーンの美味しい食べ方
ミルキークイーンは、もち米の次にもちもちしていますので、冷めても硬くなりにくいため、お弁当やおにぎりに適しています。
炊飯を一度にまとめて行い、小分けにして冷凍保存することをおすすめします。
湯気ごとしっかりラップで包んで冷凍すれば、解凍後も変わらぬ美味しさを楽しめます。
□ミルキークイーンの特徴
*もち米として使用できるほどの粘り強さNo1
ミルキークイーンは、アミロース含有量が低いです。
そのため、粘りが強く、柔らかい弾力のお米になっています。
理由は2種類のでんぷんに関係しています。
でんぷんには、アミロースとアミロペクチンの2種類があります。
アミロースの割合によって粘り気が変わります。
アミロースの割合が低い低アミロース米は粘りの強いお米です。
*冷めても美味しく味わえるのはなぜ?
アミロース含有量が低いほど柔らかくなり、冷めても硬くなりにくいお米です。
ミルキークイーンのアミロース含有量はコシヒカリの半分以下と言われており、もち米の次にもちもちしているという特徴を持つ銘柄のため、冷めても硬くなりにくく美味しいお米と言えます。
実際、冷めても美味しく食べられるお米として右に出るものがないくらいほど知名度が高いです。
□まとめ
今回は、おいしいお米「ミルキークイーン」の特徴について、ご紹介しました。
当社は、仕入れる前に産地を訪問し、お米づくりの考え方、その環境をお伺いしています。
そして、お互い共感できた生産者と取引をしており、当社のこだわりは出荷時の安定した品質です。
そのため、厳しい入荷基準と最高の出荷基準を設けています。
お米のくりやで販売している石川能登産のミルキークイーンは完全生産者指定米です。安心してご賞味下さい。