愛知産のお米「あいちのかおり」について紹介します!

愛知県産のお米「あいちのかおり」について知りたい方はいらっしゃると思います。
どのような特徴のお米なのか?本記事では、あいちのかおりの特徴や歴史についてごはんソムリエ徳永真悟が解説していきます。

□愛知県産あいちのかおりについてご紹介!

みなさんは愛知県産の美味しいお米である、あいちのかおりという品種をご存知でしょうか。
実は愛知県においては、あいちのかおりはコシヒカリよりも作付面積が多く、最も生産されているお米です。
全国的に有名というわけではありませんが、地元の方々に愛されていて知る人ぞ知る人気のお米なのです。
そんな「あいちのかおり」の特徴について詳しく見ていきましょう。

*あいちのかおりの特徴は?

あいちのかおりはコシヒカリよりも一回り粒が大きく、見た目の存在感も味の存在感も他より抜きん出ているお米です。
全国で生産されている他の品種よりトップクラスに粒が大きく、普段食べているお米が小さく見えてしまうくらいです。

そんなあいちのかおりの味の特徴は、あっさりとした口当たりです。
粘り気や甘みのバランスがとてもよく、冷めても硬くなりにくいので、お弁当やおにぎりとしてもおすすめです。

□あいちのかおりの歴史や現状についてご紹介します

あいちのかおりの歴史は長く、1977年に愛知県の農業総合試験場で誕生しました。
希少なお米であるハツシモという品種とコシヒカリの系統であるミネノアサヒという品種を交配させて作られました。
愛知県の作付け面積の約40パーセントを占めるほどの人気を誇っており、愛知県においては全国的に有名なコシヒカリをかなり上回っています。
学校の給食でもあいちのかおりがよく使われており、愛知県では知名度がとても高いです。

あいちのかおりは愛知県を中心として栽培されています。
愛知県は木曽川などの豊かな川が流れており、下流域には肥沃な土砂が堆積してできた平野があるので、農業にとても向いている土地だと言えるでしょう。
気候や降水量も安定しているので、その点からもお米づくりに適していると言えます。

かつては洪水などの水害が多い地域だったのですが、先人達が治水に力を入れてきた結果、あいちのかおりの一大産地となることができました。
そんな肥沃な土地で栽培されたあいちのかおりを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

愛知県産のお米あいちのかおりについて知っていただけましたでしょうか。
これらを参考に、ぜひあいちのかおりを注文してみてくださいね。