富山で採れるお米「てんたかく」について紹介します!

美味しいお米を買いたい方で、富山県産のてんたかくについて気になっている方はいませんか。
富山県産のてんたかくはどのようなお米なのでしょうか。
今回は、具体的に富山県産のてんたかくの特徴をごはんソムリエ徳永真悟が解説します。

□富山県産のてんたかくの特徴をご紹介!

「てんたかく」はコシヒカリの系統のお米なので、ほどよい粘りや甘みがあります。
粒には弾力がありますが、粘りが強いわけではなく、さっぱりとした味わいが特徴です。

コシヒカリと比べて、てんたかくは米粒が大きく光沢があるため見た目が美しく、ほどよい粘りと甘みがありつつもさっぱりとした味わいが特徴のお米です。
冷めても美味しいので、おにぎりやお弁当にもおすすめですよ。

コシヒカリは、もちもちとした食感を味わいたい方におすすめですが、てんたかくは美味しくさっぱりとした味を求めている方におすすめです。

□富山県産のてんたかくの名前の由来や歴史について解説!

良いところがとても多いてんたかくですが、どのように作られたのでしょうか。
てんたかくの歴史や名前の由来についてご紹介します。

*てんたかくの歴史についてご紹介します

てんたかくはコシヒカリの系列であるハナエチゼンとひとめぼれを交配させて誕生しました。
気候変動に強い品種を作ることを目標として、富山県がオリジナルで開発した品種です。
そして、猛暑が続く夏にもしっかりと品質を保ったまま栽培できるように改良されました。

ハナエチゼンは高温に強く、ひとめぼれは寒さに強いという特徴を持っているので、どのような気候にも強いと言えるでしょう。
そのため、安定して栽培ができるのですね。
また、早生なので、コシヒカリよりも約2週間早く収穫できます。

*てんたかくの名前の由来について解説

全国的に見るとあまり知名度はありませんが、てんたかくは地元の人にとても人気で、知る人ぞ知る質の高さを誇っています。
そんなてんたかくは、富山県にある天高くそびえる立山連峰のように、全国に飛躍してほしいという思いを込めて命名されました。
この機会に、ぜひ一度てんたかくを試してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

本記事で紹介したように、てんたかくはとても評判の良い美味しいお米です。
他にも、さまざまな種類のお米を取り扱っておりますので、気になるお米を一度調べてみることをおすすめします。