知って得する!古米の利用方法を紹介|お米のくりや

「一年以上経っているお米があるんだけど、良い活用方法が思い浮かばない」「古米をそのまま捨ててしまうのは気が引けるのでどうにか有効活用したい」家に古米があるという方の中には、上記のようにその活用方法でお困りの方も多いのではないでしょうか?

新米とは違い、食感やにおいが気になる古米。
古米をそのままご飯として全て消費するというのも難しいですし、捨てるのも気が引けてしまいますよね。
そこで今回はごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、そんな古米を有効活用するための方法を5つご紹介します。

□古米の利用方法|5つのポイント

古米の利用方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
利用方法の5つのポイントをご紹介します。

*せんべいやお餅の材料にする

まず1つ目のポイントとして、せんべいやお餅の材料として使用する方法があります。
せんべいやお餅にして濃いめの味付けをすることで、古米独特のにおいが気にならなくなるほか、古米の「含まれている水分量が、新米よりも少ない」という特徴を生かすことで、食感の良いせんべいやお餅を作れます。

*たけのこを茹でる際に使用する

実は古米は、たけのこを茹でる際の一工夫として利用できるということをご存知でしょうか?
たけのこを茹でる際に古米を入れることで、たけのこからエグミを取り除くことができ、旨味を引き出すことができるのです。

*フードバンクに寄付する

まだ比較的状態のいい古米が大量にあり、消費しきれないという場合は、古米をフードバンクに寄付するということも1つの方法です。
フードバンクに寄付することで、食糧難の方の助けになることができ、大量にある古米を処分することもできます。

*有機肥料にする

古米を田畑にまくことで、天然の有機肥料にすることができます。
古米にはデンプン以外にもタンパク質やミネラルが豊富に含まれており、優れた肥料として活用できます。
古米を肥料として利用することで、古米を処分することもできますし、美味しい食材につながるので一石二鳥ですね。

*古米が好まれる料理

実は古米だからこそ好まれて使用されている料理があるのをご存知でしょうか?
それは、お寿司です。お寿司ではお米の水分量が少ない方が寿司酢がよく浸透するため、古米が好んで使用されています。

□古米を有効活用しよう

今回は、そんな古米を有効活用するための利用方法を5つご紹介しました。
古米には食べる以外にも様々な利用方法があります。
家に残ってしまっている古米があれば積極的に無駄なく有効活用してみてはいかがでしょうか。

 

知っておきたい!古米独特のにおいを消す方法

「少し古くなったお米があるんだけど、においが気になる」「古米のにおいが気にならなくなる方法が知りたい」古米が家にあるという方の中には、古米のにおいに関してこのようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?

お米は少し古くなってしまうと独特のにおいも発します。
そこで今回はごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、なぜ古米から独特のにおいが出てしまうのか、そしてそのにおいへの対処法についてご紹介します。

□古米がにおう原因は?

古米はどうして、独特のにおいを発してしまうのでしょうか?
古米とは一般的に、収穫されて一年以上経過したものを指します。
古米が臭う最大の原因は、古米に含まれる脂肪の酸化が進むことです。
お米の脂肪は主に糠(ぬか)の部分に多く含まれているほか、お米の表面に近い部分にも脂肪が多く含まれています。
これらの部分に含まれる脂肪分が劣化することで独特のにおいに繋がります。

□古米独特のにおいを消す方法|おすすめの方法3選

古米独特のにおいを解消し、美味しく食べるためには、どのような方法があるのでしょうか?
おすすめの方法を3つご紹介します。

*日本酒やオリーブオイルを入れて炊く

古米を美味しく食べる方法として、一般的にはご飯を炊く際に日本酒やオリーブオイルを入れるという方法があります。
日本酒の場合は、お米3合に対して、大さじ一杯ほど、オリーブの際もお米3合に対して大さじ一杯ほどが適量です。
日本酒の場合は、アルコールが多少残る形になるので、お酒が苦手という方は注意が必要です。
またオリーブオイルの場合も多少ご飯にオリーブオイルの色が移ったり、焦げ目がつくという可能性もあります。
この2つ以外にもみりんや蜂蜜、竹炭や木炭など、古米独特のにおいを消すためには多くの方法があります。

*もう一度、精米する

古米独特のにおいを消すもう1つの方法として、「もう一度、精米をする」という方法も効果的です。
先ほど、糠やお米の表面にある脂肪分の酸化が進むことで独特のにおいが発生するとご説明しました。
つまり、精米を再度行うことで表面の脂肪が酸化した部分を落とすことができます。
こうして、独特のにおいを軽減することができるという仕組みです。
しかし、精米を複数回行って表面の脂肪分を落とすということは、お米に含まれる栄養を失ってしまうということにも繋がります。

□最後に

今回は、なぜ古米から独特のにおいが出てしまうのか、そしてそのにおいが気にならなくするためにはどのようにすればいいのかをご紹介しました。

もしも、古米のにおいでお困りの場合は、今回の記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

 

お米をもっと美味しく!ひとめぼれの気になる特徴とは?

現在、コシヒカリに次ぐ第2位の作付け面積を誇るひとめぼれ。
あまりお米に詳しくないという方でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
「聞いたことはあるけど、具体的にどういった品種なのかはわからない」という方も多いかもしれませんね。
そこで今回は、ひとめぼれとはの特徴についてお伝えします。

□ひとめぼれの特徴|4つのポイント

ひとめぼれにはどのような特徴があるのでしょうか?
4つのポイントをご紹介していきます。

*冷害や寒さへの耐性が高い

ひとめぼれが登場する以前、ササニシキという品種がコシヒカリに次ぐ第2位の作付け面積と誇っていたのですが、平成に入って間も無くに起こった冷害で甚大な被害を受け、冷害に対する耐性の弱さが問題となりました。
そこで、ササニシキに代わる品種として栽培され始めたのがひとめぼれです。
こうした背景から、冷害や寒さへの耐性が高くて風にも倒れにくいという特徴を持っています。

*和食との相性がいい

ひとめぼれは、コシヒカリから生まれた品種ですが、コシヒカリよりもっちり感は少なく、淡白な味わいです。
また、程よい粘り気があるため炊き上がりは柔らかいです。
そのため、和食との相性が良く、素材の味を感じやすい品種です。

*汁気の多いものと合わせると

ひとめぼれには、前述のように和食と相性が良いという特徴がありますが、もともと含まれている水分量が比較的少ないため、やや水分を吸収しやすいという特徴があります。
そのため、汁気の多いものと合わせると、食感が損なわれるという特徴を持ちます。
具体的には、カレーやハヤシライスといった料理には向かないでしょう。

*東北地方産がおすすめ

ひとめぼれは、日本各地で幅広く生産されている品種です。
しかし、開発されたのが宮城県で、東北地方の気候や風土と合っているということから、東北地方産のものが人気です。
また東北地方の地域によっても特色があり、岩手産、宮城産、山形産、福島産といった細かな表記がされていたり、中には県単位よりも小さな区分で産地が表示されているものもあります。
ぜひ様々な産地のひとめぼれを試してみてくださいね。

□ひとめぼれでご飯をもっと美味しく

今回は、ひとめぼれとはどういった品種なのか、その特徴をお伝えしました。
現在の作付け面積で、第2位を誇るひとめぼれ。
まだ、食べたことがないという方や、意識して食べていなかった方は、ぜひ和食と合わせてお試ししてはいかがでしょうか?

 

ここにこだわる!古米と新米の栄養の違いとは?

「新米と古米で栄養の違いってあるのだろうか」「一年以上前のお米があるけど、美味しく食べられるか不安」家に古米があるという方の中には、新米と古米の栄養の違いに関して、このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
古米と新米の間にもしも栄養の差があれば、健康のためにもぜひ知っておきたいですよね。
今回は、新米と古米の栄養の違いについてご紹介していきます。

□古米と新米の栄養の違い|3つのポイント

古米と新米の栄養の違いに関して、押さえておきた3つのポイントをご説明します。

*「新米の方が栄養価が高い」とは限らない

「新米の方が新しいから、古米より栄養がある」「古米の方がなんとなく栄養が劣っていそう」新米と古米の違いに関して上記のようにお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、実は「新米の方が栄養価が高い」とは限らないのです。

事実、新米の方が栽培してからの時間が間もないため、水分量が多く柔らかさや粘りの強さがあります。
しかし、栄養面に関しては古米と大きな違いがありません。
また古米は、水分量が少ないため、食感がかたくてもっちり感が少なく、真っ白なご飯に炊き上がるということが少なくなりますが、栄養面では全く問題ありません。
ただ、表面の色が気になり、再度精米にかけたり、洗いすぎたりした場合には栄養が損なわれる可能性があるので、注意が必要です。

*古米にも新米にも違う美味しさがある

実は古米の方が寿司飯に合うということをご存知でしょうか?
これは、古米に含まれる水分量が少ないことから寿司酢が浸透しやすく、味がつきやすくるからです。
こういった特徴から寿司飯には古米の方が好まれて使用されることが多くなっています。

*保存方法によっては古米の方が美味しい

また、保存方法を工夫することで、古米の方が美味しくなるということをご存知でしょうか?
古くからお米を美味しく食べる方法の1つとして、寒冷な地域では新米を1年間、0度ほどの環境で寝かせておくという方法があります。
これは、動植物が0度では凍らないという性質を生かした低温保存法です。
こうすることでお米の旨味が強まると言われています。

□最後に

古米と新米では大きな栄養価の違いはなく、保存方法や調理方法を工夫することで、古米を新米と同じくらい、場合によっては新米よりも美味しく楽しめます。
ぜひ工夫を施して古米を楽しんでみてくださいね。
その際にはこちらの記事の内容を参考にしていただけると幸いです。

 

こうして生まれた!コシヒカリの歴史を解説|お米のくりや

「コシヒカリってよく聞くけど、どんな品種なのかよく知らない」「どのようにしてコシヒカリが生まれたのか、その歴史を知りたい」日本のお米の代表品種であるコシヒカリ。
お米にあまり詳しくないという方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今回は、そんなコシヒカリがどのようにして生まれ、どのようにして日本のお米を代表するような品種になったのか、その歴史をご紹介します。

□コシヒカリの歴史

コシヒカリは昭和19年に福井県の農業試験場において農林1号という品種を父として、農林22号という品種を母として掛け合わされ生まれました。
当時、国をあげてお米の品種改良が行われており、病気に強く、多少の風にも影響を受けないような品種を求めて、数多くの試験場で様々な試行錯誤が行われていました。
そんな中、福井県の試験場で、病気にも弱く風にも倒れやすい品種が生まれました。
しかし、その味については非常に優れていたため、より条件の良い新潟に持ち込まれて栽培を開始されたのがコシヒカリです。

コシヒカリという名前は、「越の国で光り輝くお米に」という願いが込められ「越(コシ)光(ヒカリ)」と命名されたのが由来です。
コシヒカリの近い品種としては、西日本で名高い品種であった「アサヒ(旭)」と、東日本で名高い品種であった「亀の尾」という品種が挙げられます。

コシヒカリは日本の広い地域に適応し、全国各地で栽培されるようになりました。
新潟県はコシヒカリの誕生以前は、米どころとして無名でしたが、コシヒカリの登場によって一躍米どころとしての地位を築きました。

□コシヒカリの特徴

コシヒカリの最大の特徴は、その炊き上がりの美しさにあります。
そのもっちりとした強い粘りもさることながら、炊き上がりには純白でツヤツヤと光沢を放ちます。
コシヒカリは現在では、北海道、青森、沖縄を除く全国各地で栽培されており、コメの作付け面積では全体の3分の1以上の面積を誇っています。
コシヒカリの美味しさを生かした新しい品種も続々と誕生しており、「あきたこまち」や「ひとめぼれ」といった人気の品種がコシヒカリから誕生しています。

□コシヒカリの歴史を知ってもっと美味しく

今回は、コシヒカリがどのようにして生まれ、どのようにして日本のお米を代表するような品種になったのか、コシヒカリの歴史をご紹介しました。
お米の歴史を知り、普段のお米を楽しく美味しくいただきましょう。

 

コシヒカリの産地による違いとは?|お米のくりや

コシヒカリという品種は、全国各地で栽培されています。
「コシヒカリにも新潟産のものや、秋田産のものがあるけど、どういった違いがあるのかわからない」「コシヒカリの産地による違いを知っておきたい」店舗でお米を購入する際に、同じ品種でも産地が明記されているものを見かけたことがある方も多いんではないでしょうか?
コシヒカリに関してもそれは例外ではありません。

新潟産コシヒカリや秋田産コシヒカリ。
新潟の中でも魚沼産と明記されているものは価格も上がるなど、詳しい産地の表記がされているものが多くあります。
今回は、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)が、コシヒカリの産地によってどのような違いがあるのかをわかりやすくご紹介していきます。

□コシヒカリの産地による違い

コシヒカリの産地による違いにはどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、その違いについてご説明します。

*東日本と西日本の違い

コシヒカリは北海道や沖縄といった地域を除いて、日本全国で栽培されています。
まずは大きな区分として東日本、西日本で栽培されているコシヒカリの違いについてご説明します。

一般的に言われている違いは、「東日本で栽培されているコシヒカリは、柔らかあくもっちりとした粘りがある」「西日本で栽培されているコシヒカリは、水分量が少なめて歯ごたえがあり粘りが弱め」というものです。
このように産地によって土壌の性質や稲作に利用されている水の性質が異なるため、こういった違いが生じます。

*新潟の三大生産地

こういった地域地域の性質の違いから、コシヒカリの名産地である新潟においても「魚沼産」「佐渡産」「岩舟産」といったそれぞれの産地によって異なる特徴を持ちます。
ここでは、この三大生産地における違いを紹介していきます。

・魚沼産

魚沼産は全国でも1位、2位を争うお米の名産地として知られており、香り・味・粘りどの要素においても、最高品質の評価を得ています。
これは昼と夜の寒暖差やミネラルを多く含んだ土壌を水という自然豊かな環境によるものです。

・佐渡産

新潟県の日本海側に位置する佐渡島もお米の産地として有名です。
佐渡内陸部特有の厳しい冷え込みがお米に良い影響を与えています。

・岩舟産

新潟と山形の県境に位置する、新潟最北端の岩船地区でも綺麗な水と肥沃な土地を生かした米作りが盛んで、コシヒカリにおいても、少し固めの食感や歯ごたえが高い評価を得ています。

□産地の食べ比べも楽しみの1つ

今回は、コシヒカリには産地によってどのような違いがあるのかをわかりやすくご紹介しました。

同じコシヒカリでも、産地によって味の特徴が異なります。
もし興味があれば、産地別のコシヒカリを、食べ比べてみてはいかがでしょうか。

 

ササニシキの特徴とは?|お米を美味しく食べるなら

「ササニシキという品種はよく聞くけど、どういったお米なのかわからない」「ササニシキの特徴を知りたい」みなさんの中に、このように感じられている方はいらっしゃいませんか?
たくさんあるお米の品種ですが、それぞれの特徴について知識があると、選ぶ時の基準になったり、食べる時の楽しみになったりするかもしれません。
そこで今回は、ササニシキの特徴を5つのポイントに分けてご紹介します。

□ササニシキの特徴|5つのポイント

ササニシキにはどのような特徴があるのでしょうか?
5つのポイントをご紹介します。

*コシヒカリに近い品種

ササニシキは、1963年に宮城県で開発されたお米で、遺伝上ではコシヒカリと親戚関係の品種です。
コシヒカリよりもあっさりとしており、寿司によく合うため、寿司屋さんなどの飲食店での消費量が多くなっています。
ササニシキは、かつてコシヒカリに次ぐ作付け面積を誇っており、コメの横綱とも称されるほど人気の高いお米でした。

*病気への耐性が強い

病気に強く収穫量の多い品種を目指して、ササニシキは開発されました。
比較的寒い地域でも病気に強く育つことから急激に生産量を増やし、東北地方を中心に大きな広がりを見せました。

*冷害に弱く、作付け面積が減少

東北地域で大きな広がりを見せたササニシキでしたが、平成5年に発生した大規模な冷害により、大きな被害を受け、それ以降、冷害に対する抵抗力が低いとして作付け面積を減少させていきました。

*日本食料理にあう素朴な味

上記のような特徴を持つササニシキ。
さっぱりしていて飽きることのない、素材そのものを味を楽しめることから、和食に用いられることが多いです。
コシヒカリような弾力のあるもっちり感はなく、噛めば噛むほど味が滲み出てくるといった特徴があります。

*条件によっては格別の味に

ササニシキは気候や土壌や天候などの影響を受けやすいのが特徴ですが、条件が整った土地では「最高の品種」と呼ばれるほど美味しくなる品種です。
しかし現在では、冷害や病気への耐性の低さから生産量が減少し、幻のお米となりつつあります。

□お寿司によくあうササニシキを美味しく

今回はササニシキの特徴を、5つのポイントに分けてご紹介しました。
一大生産地であった宮城県でも、その座を「ひとめぼれ」に奪われてしまい、ササニシキの生産量は以前とは比べ物にならないほど減少しています。
和食に非常に合う素朴で上品な味を一度試してみてはいかがでしょうか。

 

お米の歴史「ササニシキ」はこうして生まれた|お米のくりや

お米にあまり詳しくないという方でも、ササニシキという言葉を一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
ササニシキはかつて、コシヒカリに次ぐ作付け面積を誇り、日本で二番目に多く栽培されていた品種です。

しかし、最近ではあまり聞かれることが少なくなってしまいました。
そこで今回は、そのササニシキがどのようにして生まれたのか、そしてどのように作付け面積2位にまでになったのか、その歴史をわかりやすくご紹介します。

□ササニシキの歴史

ササニシキは、昭和38年に「ササシグレ」を父親、「ハツニシキ」を母親として、宮崎県の農業試験場で開発されました。
ササシグレは、それまでにはなかったほどに、たくさん米ができる品種だったため、戦後の食料供給をさせる主役として東北地方のお米の生産量の増加に貢献しました。
ササシグレとハツニシキの交配は、食料増産の時代に麦と米の水田二毛作を推進するために行われ、取れ高が多くて病気に強い品種として優れた交配になりました。

「ササニシキ」という名前は、ササシグレの「ササ」とハツニシキの「ニシキ」に由来しています。
開発された宮城県をはじめ、福島県、山形県、岩手県などの東北地方に広がり、その後、全国に広がっていきました。
ササニシキは平成2年まで、コシヒカリに次ぐ全国第2位の作付け面積を誇っていました。
その後、東北地方の冷害に対する耐性が低さが問題となり、少しずつその作付け面積を減らしていきました。

□ササニシキの現在

現在では、コシヒカリやコシヒカリから生まれた「あきたこまち」「ひとめぼれ 」といった品種に遅れをとっている状況で、「ササニシキ」の名前を聞く機会は減ってきています。
そんな中でも、ササニシキ特有の主張の強すぎない味や食感が和食に合うため、和食料理やお寿司屋さんで多くの需要を持っています。
コシヒカリほどの弾力やもっちりとした感触、味の強さはありませんが、ササニシキには素材の味を生かすことができるという特徴があります。

□素材の味を引き立てるササニシキ

今回は、ササニシキの歴史をわかりやすくご紹介しました。
かつてはコシヒカリに次いで人気を誇っていたササニシキですが、土地の風土や環境に左右されやすい繊細さが難点でもありました。

しかし、環境が合えば最高の品種とも評される品種です。
今後、食べられる機会が減っていく品種ですので、今回の記事を読んで興味を持たれた方はぜひ今のうちに食べてみてくださいね。

 

固めのお米の品種の中でもおすすめのものをご紹介します!

「柔らかいお米よりも固めのお米が好き!」「お米には歯ごたえがなきゃ嫌だ!」
という方はいらっしゃいませんか?
特に若い年代層の方に、粒立ちを感じるお米の人気は高いです!
そこで今回は固めのお米が好きな方のために、固めのお米の品種をご紹介します。

水加減でお米を固く調整することも可能ですが、本当に固いお米が好みということであれば、品種から好きなものに替えてみてはいかがでしょうか。
お米のくりやでは色々な品種を取り扱っていますので、その中でもオススメの品種を、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)がご紹介します。

□おいでまい

こちらのお米の特徴はなんといっても1粒1粒に丸みがあって粒揃いに優れている点にあります。
また味にも癖がなくて、粘り気に優れている点もその特徴として挙げられます。
米粒の綺麗な丸みと歯ごたえのほしい方は、是非おいでまいに挑戦してみてはいかがでしょうか。

□銀河のしずく

固いお米が好きだという方は、「歯ごたえの良さを」求めているのではないでしょうか。
お米の1粒1粒がしっかりと食感として感じられるお米としては「銀河のしずく」がオススメです。

こちらは岩手県で開発された品種であり、食味ランキングでは最高評価の「特A」を得た優れた品種です。
「お米1粒1粒をかみしめながら味わいたい!」「しっかりとお米の存在感を感じながら噛みたい!」という方には是非オススメしたい一品になります。
是非お試ししてみてはいかがでしょうか。

□新之助

こちらはお米の生産地として有名な新潟県で約7年もの開発期間を経て生まれた品種になります。
コシヒカリの跡継ぎとして期待されている品種にもなりますので、お味には絶対的な自信があると言っても過言ではありません。

具体的には、先ほどからご紹介している品種と同様にお米の1粒1粒の大きさが大きくて、しっかりとした存在感を感じることができるという特徴があります。
「しっとりとしたお米であるよりも弾力感の感じられる方が好きだ」という方は是非こちらの品種のお米に挑戦してみてはいかがでしょうか。

新之助は炊き上がった際の、お米の表面も綺麗な艶がでることが人気がありますので、お味だけではなく、お米の見た目も重視したいという方に是非オススメさせていただきたい一品です。
お口に入った時のお味としましては、口当たりがまろやかである点がその特徴として挙げられます。

固めで粘り気のあるお米である一方で、まろやかな口当たりがあるお米に興味のある方は是非ご注文なさってみてはいかがでしょうか。
味の厚みもありますので、毎日の食卓でお召し上がりになっても飽きの来ない一品になることでしょう。

今回は固めのお米の中でもオススメの品種をご紹介しました。
お米のくりやでは様々な品種のお米を取り扱っていますので是非ご覧くださいませ。

 

カレーに合うお米の品種はどれ?カレー好きは必見です!

カレーといえば絶対セットで食べるのが、ルーとごはんですよね。
皆さんはカレーを作る際にどんなお米を用意していますか?
普段と同じ白米を合わせて食べていますか?
実は、カレーに合うお米というのが存在するのです。

「カレーが大好き!」という方は是非お米にもこだわりをみせてみませんか?
また
「カレーをよく作り置きするんだけれども、味に飽きがきてしまう・・・」
というお悩みの方もいらっしゃることでしょう。

そんな場合には是非お米でアレンジを加えてみてください。
そこで今回は、カレーに合うお米の品種を、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)がご紹介します。

□そもそもカレーに合うお米の条件とは?

カレーを口にする時を想像してみてください。
そもそもカレーのルーが汁気のあるものなのに、お米自体が水分をよく含んでいるベチャッとしたものだとがっかりしませんか?

例えば、カレーで有名なインドやタイを想像してみてください。
それらの国のお米って、パサパサと乾燥していたり、柔らかいというよりは固いイメージがありませんか?
実は、これがカレーに合うお米の条件なのです。

誰しもベチャッとして水分含有率の高いお米よりも、お米自体に水分はあまり含まれておらず、ルーを主役として美味しくいただけるようなお米をセットで食べたいのではないでしょうか。

そのような方に是非オススメしたい品種が2つあります。
以下ではその品種を2つご紹介します。

□あきたこまち

こちらの特徴はなんといっても、お味が「さっぱり」としている点にあります。
カレーに合わせる際は、あくまでお米はルーのわき役になってしまいます。
そのため味の自己主張の少ないお米を選ぶのが必要条件ということができるのではないでしょうか。

そこでオススメなのが「あきたこまち」です。
このお米は、1粒1粒の水分含有率が低く、さっぱりとした味わいであるという特徴を持っています

また、お米の大きさが大きくなく、小さいという点もまた特徴になります。
ルーとお米を絡めた際に、一緒に食べやすいのはやはり小さな粒のお米ではないでしょうか。

ちなみにインドやタイのお米は粒の大きさが日本のものに比べて小さなことでもよく知られています。
是非カレーを食べる際にはあきたこまちを合わせてみてくださいね。

□つや姫

こちらのお米は、旨味成分をよく含んでいることで人気があります。
そのためお米自体に「コク」があります。

先ほどお米はルーのわき役になってしまうので、お米自体の存在感はない方が良いとお伝えしました。
しかしつや姫の旨味成分が引き出すコクはルーと相性が抜群であることで人気があります。

「カレーが大好きなので、ごはんにもこだわってみたい!」
という方は、是非このつや姫に挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回はカレーに合わせるべきお米をご紹介しました。
次にカレーをおつくりになる際には是非参考にしてみてくださいね。

□雪若丸

米どころ山形県が開発した新しいブランド米!
雪若丸は、その山形県が誇るブランド米「つや姫」の弟分として誕生。
実は、この雪若丸とつや姫は、兄弟そろって、お米としての高い質を評価される「特A評価」を受賞しているのです。
また、兄弟とは言え、対極の食感が味わえるので、「雪若丸」と「つや姫」を食べ比べしてみても面白いと思います。

味の特徴としては、大きくしっかりとした粒感を感じられることや、粘り気と味のバランスに優れていることが挙げられるでしょう。
最近の新品種は、もっちり感に優れたものが多い中、雪若丸を食べてみると、新食感のように思えるかもしれません。
カレーや丼モノのように水分が多い料理でも、大粒でしっかりとしたお米の存在感があるのが、雪若丸の魅力と言えるでしょう。

雪若丸は、カレーに合うように開発された新品種です!

 

チャーハンに合うお米の炊き方とは?|チャーハンをもっと美味しく!

チャーハンが大好きという方はいらっしゃいませんか?
中華料理屋さんに行ったら絶対に注文する方もいれば、残り物で何かごはんを作るという場合には必ずチャーハンを作る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、チャーハンが好きという方に向けて、美味しいチャーハンのお米の炊き方をご紹介します。

「外食で食べるような、あの美味しいチャーハンはどうすればおうちでもつくることができるの?」とお思いになっていた方は必見です。
その方法は、お米の炊き方にあるのです。

以下ではその方法について詳しくご紹介致します。

□水分量に注意しましょう

チャーハンを作る際に意識していただきたいことは、「お米を炊く際に使用する水分の量」です。
チャーハンが水でべっとりしていては嫌ですよね。
そのためチャーハンを炊く際には、お米とお水の割合がとても重要です。

ではどのくらいの割合にするのが理想なのでしょうか。
これは、お米とお水の割合が1対0.7くらいが理想です。
お米が炊き上がった時に、「少しお米がパサパサしているかな?」と思うくらいの水分量がベストです。

□お米を浸水しすぎないように注意しましょう

お米をお水に浸す時間を長くしすぎるとお米が内部に水分を吸収してしまいます。
そうなってしまうとチャーハンに不向きなお米が完成してしまいますので、チャーハンをつくるためにお米を炊くのであれば、この浸水時間は普段よりも短くなるように工夫する必要があります。

具体的なところでいうと、30分がベストです。
それよりも長く浸水時間を設けてしまうと、パサパサとした仕上がりになりませんので注意が必要です。

□お米の蒸らし時間を長くしないように注意しましょう。

先ほどと同じことになるのですが、お米の蒸らし時間を長くとってしまうと、お米の内部に水分量がたくさん入ってきてしまいます。
そうなってしまっては、こちらの場合も同様にチャーハンには不向きのお米になってしまいますので注意が必要です。

チャーハンはやっぱりパリッとしたあの感じが良いですよね。
そのためベチャッした食感にならないよう、十分注意しましょう。

以上の点に注意していただければ、きっとおいしいチャーハンが完成するはずです。
「これからおうちでも外食のような、美味しいチャーハンがつくれるようになりたい!」という方は、是非この点を意識して美味しいチャーハンをつくってみてくださいね。

 

炊き立てのご飯の臭いが気になる!原因と対策をご紹介します!

「炊き立てのご飯から良い香りがしない!どうして?」
このようなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか?
せっかく香りが良いと言われているような品種のお米を購入しても、ご飯の香りが良くないとがっかりですよね。

では、どうしてご飯の臭いが気になってしまうのでしょうか。
実はこれには原因があり、対策方法も存在しているのです。
この記事では、炊き立てのご飯が臭ってしまうその原因と対策方法についてもご紹介します。

□原因と対策1:炊飯器が汚れている

炊飯ジャーを洗わない人はいないと思いますが、炊飯器本体を洗う人は実は少ないのではないでしょうか。
炊飯器は毎日使うものなので、ついつい手入れをするのを忘れてしまいがちな電化製品です。
しかし、実はこの炊飯器の内側には汚れがたくさんついてしまっていることが多々あります。

具体的には、炊飯器の内側についているパッキンの隙間に汚れが詰まってしまっていることがあります。
このように、お米を炊く炊飯器本体に汚れがついており、お米を美味しく炊くことができないケースもあるのです。

このケースに当てはまった場合は、炊飯器の内蓋や蒸気口の手入れを行うようにしましょう。
炊飯器の取り扱い説明書を持っている場合には、その中に各メーカーの手入れ方法が詳しく記載されているので、そちらに一度目を通してみてはいかがでしょうか。

□原因と対策2:お米の保温時間が長すぎる

あなたはお米をたいていどのくらいの時間保温機能を使って放置していますか?
「保温機能を使えば朝炊いたお米を夜に食べても大丈夫でしょ」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、実はそれがお米の臭いの原因になり得るのです。

炊飯器の保温機能を使ってお米を保温することのできる時間は、おおよそ「半日」と決められているのです。
つまり、それよりも長い時間保管しておくとなると、経過するにつれてお米の状態が悪くなっていきます。

その一例として、お米に臭いがついてしまうのです。
そのほかにも、お米の色が黄色に変化してしまったり、食感がパサパサしてしまったりと良いことはありません。
そのためお米を長時間保温機能を使って炊飯器の中に放置しないようにしましょう。

今回は、お米が臭ってしまうその原因と対策方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
今まで炊き立てのお米から臭いがしてお悩みだった方は、是非参考にしてみてくださいね。

 

無洗米に虫が湧くのはどうすれば対策できる?対策方法をご紹介します!

「無洗米はしっかりと精米がなされた状態のお米だから虫は湧かないでだろう」
と思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、実際には無洗米であってもお米に虫が湧いてしまうケースはあります。

では、お米に虫が湧かないためにはどうすれば良いのでしょうか。
今回は虫が湧かないための対策方法をご紹介します。

□まずは知っておきたい!お米に虫が湧いてしまう時の条件とは?

まずはお米に虫が湧いてしまう場合の条件を知らなければ対策もできませんよね。
ではどんな条件がそろった時に虫が湧いてしまうのでしょうか。

具体的には

・気温が高いこと
・湿度が高いこと

以上の2つが条件として挙げられます。

そのためお米に虫が湧かないようにするためには、最低限の条件として

・気温の高くない場所に保管をすること
・できるだけ湿度の低い場所でお米を管理すること

以上の対策が必要になります。

□おうちの中での保管場所はどこが良いのか?

では、おうちの中においてこのような条件が揃っている場所はどこになるのでしょうか
一番オススメなのは冷蔵庫に保管することです。

その際には、お米をプラスチックもしくは便詰めをするなどして密封するようにします。
そして冷蔵庫の中でも冷気が直接当たらない場所を選ぶようにしましょう。
また、「完全に密封すること」も重要なポイントなので気を付けてくださいね。

□一度に大量に買い込まないことも大事

お米に虫が湧いてしまわないかどうか心配という方や、保管場所である冷蔵庫にそんなにスペースを割くことができないという方は、一度にお米を大量に購入しないように注意してみてはいかがでしょうか。

大量購入するとなると、やはり虫が湧いてしまう可能性も高くなってしまいます。
そうなってしまわないように、1週間で食べきれるだけの量しか購入しないなどとご自身で決めておくことをオススメします。

□お米のくりやでは1食分のお米から購入することが可能です

お米に虫が湧かない方法があります。
それは、一食分ずつ購入することのできる小分けパックになっているお米を購入するという方法です。
この方法では、お米のくりやで購入することのできる小分けパックがオススメです。

また、小分けパックを買うことにはもう1つのメリットがあります。
それは、いろんな味を楽しむことができるという点です。

大きな袋で1つだと、その月にコシヒカリしか食べることができないかもしれませんが、小分けのパックであれば毎日違う品種のお米を楽しむことが可能になります。
是非色んな品種のお米を楽しんでみませんか?

今回はお米に虫が湧かないための対処方法をご紹介しました。
是非参考にしてこの方法を取り入れてみてくださいね。

 

茶碗一杯の白米のカロリーと栄養はどのくらい?解説します

皆さんは白米が茶碗一杯分になるとどれほどのカロリーがあるのか考えたことがありますか?

もしかすると、ダイエット経験のある方であればこのようなカロリー計算をしたことがあるかもしれません。
特にお米は炭水化物と言われていますから、ダイエットの敵ともよく聞くのではないでしょうか。

そこで今回は、白米がお茶碗一杯分になるとどれくらいのカロリーになるのかという点と、その中に含まれている栄養分についてご紹介したいと思います。

ダイエットの敵と認識されがちな白米ですが、実は健康のために必要な栄養分を豊富に含んでいます。
その面についてこの記事をご紹介できればと思います。

□白米茶碗一杯分のカロリーはどのくらい?

茶碗一杯分のカロリーは、235キロカロリーだと言われています。
ちなみにこれは茶碗一杯分の重さが140gだった場合の計算になります。

お子様用の小さな茶碗を使用している方もいらっしゃるかもしれませんので、その場合についてお答させていただくと、この場合は1杯分あたりのカロリーが168キロカロリーになります。
お茶碗一杯分を食べるだけでかなりのカロリーを摂取してしまうというのが現実です。

「でも白米がないとおかずが進まない!」
というようなお米が大好きな方はどうすれば良いのでしょうか。

この場合に有効な方法としては、お茶碗を小さくしていつもと同じ量のお米を山盛りに盛るとう方法が挙げられます。
こうすることで視覚的に満腹感を得ることができますので、実際にはいつもより食べる量が少なくなってしまったとしても満足感を得ることができるのです。

「いつも白米をお腹いっぱいになるまでおかわりしてしまう」
という方は、是非この方法に挑戦してみてはいかがでしょうか。

□茶碗一杯分の白米に含まれている栄養分には何がある?

カロリーを知ってしまうと
「ダイエットをする観点では、白米を食べない方が良いのかな?」
とも思えてきますよね。

しかし、そんなことはありません。
実際に白米にはたくさんの栄養素が豊富に含まれています。
そのためダイエットをするからと言って、白米を抜いてしまうのは非常に勿体ないという事が言えるでしょう。

では、白米にはどのような栄養分が含まれているのでしょうか。
具体的には、

・ビタミン
・ナトリウム
・タンパク質
・カルシウム
・食物繊維

これ以外にもありますが、このような栄養分を一度に摂取することができるのです。
お米を茶碗一杯分摂取するだけで、食パンでいうと6枚切りの食パンの3分の1を食べた栄養分に相当すると言われていますし、ビタミンに関してはごまを小さじ8杯摂取するのと同じくらいの効果を得られると言われています。

このように栄養価の高いお米をいろいろな味を食べ比べて楽しんでいただくため、少量ずつを真空パックで小分けしたセットをご用意しています。

その中には食味ランキングで4年連続特Aランクを取得した青森県産「青天の霹靂」も含まれています。

ぜひ一度下記リンクよりご確認ください。

 

チャーハンに合うお米の品種とは?その特徴をご紹介します!

「チャーハンをつくる際のお米の炊き方には自信がある!」
「でも、そもそもどんなお米を合わせればもっと美味しくお米を炊くことができるの?」
とお悩みになっている方はいらっしゃいませんか?

お米には、歯ごたえなどによって様々な好みが分かれますし、それによって品種もさまざまありますが、そもそもどんなお米がチャーハンとの相性が良いのでしょうか。

そこで今回は、チャーハンを作る際に是非使っていただきたいお米の品種とその特徴を併せて、ごはんソムリエ 徳永 真悟(米飯パネリスト)がご紹介します。

□ひとめぼれ

こちらは「コシヒカリ」と「初星」が掛け合わされて誕生した品種になります。
そのためコシヒカリのさっぱりとしたお味を引き継いでおり、更には粘り気が強いためしっかりとした歯ごたえも感じられる一品に仕上がっています。

また贅沢なことに、炊き上がりの艶めきも綺麗だと評判になっていますので、どんな料理にも使用することが可能です。
是非チャーハンにしてみてはいかがでしょうか。

さっぱりとしたお味にチャーハンの具材の良さが絶妙にマッチすることでしょう。
またお米の噛み応えがあるというのも良い点ですね。

□ゆめぴりか

こちらもお米の1粒1粒が非常にしっかりとしているお米になります。
またお味に関しては、甘味を感じられる1品になっておりますのでチャーハンの具材との掛け合わせによってはお米の美味しさが引き立つ一品になるのではないでしょうか。

また、先ほどご紹介したひとめぼれと同じくお米の艶めきが綺麗な品種としても人気がありますので、チャーハンの見た目が良くなること間違いありません!

□森のくまさん

味・粘り・香りが高く評価されているお米の品種です。
美しい光沢がでることでもよく知られていますので、チャーハンの見た目がより一層美味しそうになること間違いありません。

また、粘り気にも優れているのですが、この森のくまさんの特徴はなんといっても1粒1粒の大きさが他の品種に比べて小さいということです。
チャーハンをがっつり食べたいという方には物足りないかもしれませんが、「具材とのハーモニーを楽しみたい」という方や女性には是非オススメしたい品種になります。

□ななつぼし

こちらはお味がさらっとしている点が人気のある理由になっています。
お米自体に存在感がないということはチャーハンにしやすいお米であることの証です。

お米自体に香りがあっても良いのですが、チャーハンにしてしまうとお米の香りはあまり目立たなくなってしまいますので、その点この品種はチャーハンにしてしまうのにピッタリだということが言えるでしょう。
お米自体の粘り気が強いことも特徴の1つです。

□雪若丸

米どころ山形県が開発した新しいブランド米!
雪若丸は、その山形県が誇るブランド米「つや姫」の弟分として誕生。
実は、この雪若丸とつや姫は、兄弟そろって、お米としての高い質を評価される「特A評価」を受賞しているのです。
また、兄弟とは言え、対極の食感が味わえるので、「雪若丸」と「つや姫」を食べ比べしてみても面白いと思います。

味の特徴としては、大きくしっかりとした粒感を感じられることや、粘り気と味のバランスに優れていることが挙げられるでしょう。
最近の新品種は、もっちり感に優れたものが多い中、雪若丸を食べてみると、新食感のように思えるかもしれません。
カレーや丼モノのように水分が多い料理でも、大粒でしっかりとしたお米の存在感があるのが、雪若丸の魅力と言えるでしょう。

実は雪若丸自体が、カレーやチャーハンなどに合う新品種として開発されたお米となります。

今回は、チャーハンに合うお米の品種を5つご紹介しました。

今回ご紹介した品種に関しては、すべてお米のくりやでのお取り扱いがございますので、
「このお米が気になる!」
というものがありましたら、お米のくりやでは販売を行っております。